エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.680

これで全てが分かる。Antec「P5」徹底解説

2018.08.25 更新

文:エルミタージュ秋葉原編集部 松枝 清顕

  • rss
  • Twitter
  • Facebook
  • google+
  • hatena
  • pocket
今回お届けするのは「COMPUTEX TAIPEI 2018」開催に合わせて披露された、"日本市場に向く静音志向のミニタワー”Antec「P5」だ。主力モデルが揃う「Performance」シリーズに属する新作は、Antecらしいデザインと、これまで培われた静音技術を盛り込んだMicroATX対応モデル。評価サンプルに触れ、徹底検証といこう。

Antec「Performance」シリーズに属するミニタワー「P5」の誕生

今年開催された「COMPUTEX TAIPEI 2018」開催に合わせ披露された、Antec「P5」。今回の主役は、多くの人気PCケースを輩出した「Performance」シリーズに属するMicroATX対応モデルだ。
 見た目はオーソドックスながらその完成されたスタイルは、まさにAntecの王道。内部が透けて見えたりLEDによるイルミネーションは一切ナシ(わずかにPowerスイッチ外周が通電時ホワイトに発光)。現在の自作PC市場を見回すと、まさに「原点回帰」とも言える”間違いの無い”デザインの小型筐体だ。

p5_03_1024x768
Antec「P5」 市場想定売価税抜6,926円(2018年8月31日発売)
製品情報(Antec)(株式会社リンクスインターナショナル

近頃の自作PC市場はAMD Ryzen登場以降、基幹パーツの選択肢が増え、話題も豊富で活気づいている。主役は依然”発光イルミネーション系”だが、ここまで溢れかえると、やや食傷気味の感は否めない。強化ガラス製サイドパネルを使わず、LED内蔵ファンに目もくれない「P5」は、現在の自作PC市場に一石を投じる役割と期待を担っているとも言える。

スペック表に見るAntec「P5」

実機に触れる前に、スペック表からAntec「P5」の概要をチェックしておこう。対応フォームファクタはMicroATXおよびMini-ITXで、ミニタワーPCケースにカテゴライズされる。

p5_02_1024x768
「COMPUTEX TAIPEI 2018」開催に合わせて披露された「P5」。担当者曰く「日本市場に向くのではないか」と話す自信作で、掲載記事のアクセスも好調。瞬く間に発売が待たれる1台になった

素材は主素材にスチール、副素材にプラスチックが使用され、フロント、トップ、両サイドいずれもフラットデザインを採用。前述通り流行の強化ガラス製サイドパネルはもとより、大型通気孔等も敢えて設けない、静音志向のPCケースに仕上げた。

外形寸法は幅195mmとミニタワーのそれで、奥行き475mm、高さ395mmの見た目に”奥に長い”外観が特徴だ。重量はクラス平均の6.5kgで、カラーはブラックの1色のみ。なおパッケージサイズは幅260mm、奥行き540mm、高さ440mmで、梱包材および付属品を含めた総重量は7.2kg。キャリーカート無しでも店頭持ち帰りができるサイズと重量に収められている。

p5_07_1024x768
p5_spec_600x281
totop