エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.567

多彩なライティング機能で上を行くRyzen対応マザーボード。MSI「X370 GAMING PRO CARBON」

2017.05.16 更新

文:エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹

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 3月3日の発売解禁以来、快進撃を続けるAMDの新型プロセッサRyzen。4月上旬にはミドルレンジのRyzen 5も投入され、この勢いはしばらく続きそうだ。これに合わせてメーカー各社からは、数多くのSocket AM4マザーボードが投入され、自作パーツ市場を賑わせている。今回はその中からMSI(本社:台湾)のメインストリーム向けゲーミングマザーボード「X370 GAMING PRO CARBON」を取り上げる。安定性・耐久性を重視した設計はそのままに最新機能を網羅した、その実力を早速チェックしていこう。
MSI「X370 GAMING PRO CARBON」
市場想定売価税抜23,980円前後(2017年3月発売)
製品情報(MSI

カーボン調デザイン採用のメインストリーム向けAM4マザーボード

今回の主役「X370 GAMING PRO CARBON」は、“GAME IN STYLE”(ゲームをスタイリッシュに)をコンセプトに掲げるMSI「PERFORMANCE GAMING」シリーズのSocket AM4対応ゲーミングマザーボード。その名の通り、シックな“カーボン調”デザインを採用しつつ、ヒートシンクやI/Oカバーには1,680万色のRGB LEDイルミネーション機能「Mystic Light」を搭載。市販のLEDストリップにも対応し、ユーザーは搭載コンポーネントやテーマに合わせたドレスアップを自由に楽しむことができる。

各種ヒートシンクやバックパネルカバーは“カーボン調”デザインを採用。基板は黒で統一され、ドレスアップPCのベースに好適だ

もちろんゲーマー向け機能も充実。オーディオ回路は高品質コンポーネントで構成された独立回路「Audio Boost 4」で、サウンド管理ユーティリティ「Nahimic 2」に対応。また専用ユーティリティ「GAMING LAN MANAGER」による帯域幅制御が可能な「Intel Gaming LAN」や、USB接続のVRヘッドセットの信号劣化を抑える「VR Boost」、1クリックでVRシステムに最適化する「One Click to VR」、応答性を高めたゲームデバイス専用ポート「Gaming Device Port」、マクロキーやプロファイル設定ができる「Gaming Hotkey」などを備える。

USB接続のVRヘッドセットに、安定した信号を供給する「VR Boost」チップ 「One Click to VR」を使えば、難しい設定を行うことなくVRシステムへの最適化が可能だ

拡張性に目を向けると、USB3.1 Gen.2ポートはPCI-Express3.0(x2)接続の「Lightning USB3.1 Gen.2」で、複数台のデバイスを接続した場合でも高速なデータ転送が可能。M.2スロットは、帯域幅32Gbps(Ryzen搭載時)の「Turbo M.2」と、帯域幅20GbpsのM.2の2スロットを搭載し、「Turbo M.2」にはM.2 SSD専用のオリジナルヒートシンク「M.2 Shield」を標準装備する。

グラフィックスカード用のPCI-Express(x16形状)スロットは「Steel Armor」。また「Turbo M.2」には専用ヒートシンク「M.2 Shield」を標準装備する

さらにMSI製ゲーミングマザーボード最大の特徴である信頼性を重視した設計は本モデルでも健在。軍事規格「ミリタリークラス4」に準拠した高品質コンポーネントや、拡張スロット・メモリスロットの耐久性を向上させた「Steel Armor」、落雷や静電気放電からLANポートを保護する「15KV anti-surge protection」により、長期間安定した運用が期待できる。

「ミリタリークラス4」コンポーネントを採用する堅牢な電源回路を搭載。定格運用だけでなくオーバークロック時でも安定動作が可能
スポーツカーをモチーフにしたパッケージ。裏面には独自機能についての解説が記載されている

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