エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.556

期待のMini-STXベアボーン第2弾、GIGABYTE「GA-H110MSTX-HD3-ZK」を試す

2017.04.03 更新

文:エルミタージュ秋葉原編集部 絵踏 一

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 絶妙なサイズ感と搭載能力、そして値ごろ感で小型PC好きの心を掴んだ「Mini-STX」。スモールフォームファクタの新星として後続製品のリリースが期待されていたところ、今年に入ってベアボーンの新モデル「GA-H110MSTX-HD3-ZK」GIGABYTE TECHNOLOGY(本社:台湾)から登場した。まだ選択肢の少ないMini-STXベアボーンの第2弾、その素性とポテンシャルを探ってみよう。
GIGABYTE「GA-H110MSTX-HD3-ZK」
実勢売価税込18,000円前後(2017年3月末現在)
製品情報(GIGABYTE TECHNOLOGY)

大人気Mini-STXベアボーンの第2弾モデル「GA-H110MSTX-HD3-ZK」

Mini-ITXより小さくNUCよりパフォーマンスに優れる新フォームファクタとして、昨年デビューを飾った「Mini-STX」。コンパクトな5インチ角のボード上にLGA1151ソケットを備え、デスクトップ向けCPUがそのまま運用できるというコンセプトは、小型PC好きのニーズにズバリ当たった。

中でも特に人気を集めているのは、ケースやマザーボードなどの環境一式がお手頃に揃うベアボーンキット。ラインナップが第1弾製品の「DeskMini 110」のみという選択肢の少なさがネックだったが、そこへ登場したのが待望の第2弾モデル「GA-H110MSTX-HD3-ZK」というワケだ。

マザーボードやケースなどの関連製品がリリースされる中で、なかなか新モデルが出てこなかったベアボーン。GIGABYTEから登場の第2弾モデルは、ユーザーがイチから組み上げる構成パーツの一式詰め合わせだ

もっとも「GA-H110MSTX-HD3-ZK」は“半完成品”であるベアボーンと言うには少々特殊で、マザーボードやケース、ACアダプタなどの構成パーツがバラバラに詰め合わせられている。ケースへの組み込みはユーザーが行う必要があるため、さながらMini-STXベースのスモール自作キットといったところだろうか。

マザーボードには、単体販売は行われていないIntel H110チップ搭載の「GA-H110MSTX-HD3」を採用。Kaby Lake対応BIOSへのアップデートを済ませて出荷されており、最新のデスクトップ向けCPUが難なく運用可能だ。ただし付属するACアダプタが90Wのため、組み込むCPUはTDP35Wまでのモデルが推奨されている。

主な内部構成は、メモリスロットがDDR4-SODIMM×2(2,133MHz/最大32GB)、ストレージはSATA3.0(6Gbps)×2と、M.2×(SATA3.0対応)など。M.2はWi-Fiモジュール用スロットも搭載している。インターフェイスは、フロントにUSB3.0×1、USB3.0 Type-C×1、音声入出力を装備。バックパネルは、USB3.0×2、USB2.0×2、ギガビットLAN×1、DisplayPort×1、HDMI×1、D-Sub×1といった構成だ。

ケースには、Akasaからリリースされた容量2リットルケース「A-STX04-M1B」を採用する

なお付属するケースは、容量2リットルのAkasa製「A-STX04-M1B」。ドライブベイは2.5インチ×2を備え、冷却にはIntel純正クーラー(もしくはそれに準拠するモデル)を使用する定番の仕様だ。

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