エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.513

Broadwell-Eの魅力すべてを引き出す中堅ゲーミングマザー MSI「X99A TOMAHAWK」

2016.09.14 更新

文:GDM編集部 池西 樹

  • rss
  • Twitter
  • Facebook
  • google+
  • hatena
  • pocket
 今年5月に解禁されたIntelの新ハイエンドBroadwell-E。プロセスの大幅な微細化や内部設計の最適化により、コンシューマ向けとしては異例ともいえる10コア / 20スレッドに対応するパワフルなCPUだ。ただしCPUはもちろん、対応マザーボードも高価格帯の製品が多く、なかなか導入に踏み切れないという人もいるだろう。
 そんな向きにオススメなのが、MSI(本社:台湾)の新作ゲーミングマザーボード「X99A TOMAHAWK」だ。Broadwell-Eへの完全対応を謳いつつ、価格を抑えたミドルレンジモデル。ハイエンドモデルとの比較でもなんら遜色ない、注目の1枚を検証する。
MSI「X99A TOMAHAWK」
市場想定売価税抜33,980円前後(発売中)
製品情報(MSI

Turbo U.2やUSB3.1 Type-Cなど最新機能を満載するミドルレンジMSI「X99A TOMAHAWK」

プラットフォームやチップセットに変更がなく、基本的にこれまでのLGA2011v3環境がそのまま流用できるBroadwell-E。しかし、先代Haswell-Eの登場から約2年が経過し、実装インターフェイスや機能面での古さが目立つようになってきた。そのため、Broadwell-E登場以降にリリースされたマザーボードでは、メーカーの独自カスタマイズにより、最新インターフェイスや最新機能を追加したものが数多くラインナップされている。

MSIのカジュアルゲーマー向け「Arsenal GAMING」シリーズに属する「X99A TOMAHAWK」。実装される機能はハイエンドモデルと比較してもなんら遜色ない

今回の主役である「X99A TOMAHAWK」も例外ではなく、ストレージにSATA3.0(6Gbps)とSATA Express(10Gbps)に加え、帯域幅32GbpsのTurbo U.2Turbo M.2を標準装備。これらは同時使用にも対応するため、PCI-Express3.0(x4)接続の最新SSDを2台まで増設可能。加えて、帯域幅10GbpsのUSB3.1 Gen.2ポート(Type-A / Type-C)も実装され、外付けストレージもより高速モデルが使用できる。

大型の製品が多いIntel X99 Expressマザーボードだが、「X99A TOMAHAWK」は標準的なATXフォームファクタ(305×244mm)を採用

また電磁干渉を防ぐ独立メモリ回路「DDR4 Boost」、デジアナ分離基板や音響コンデンサで構成される高音質オーディオ回路「Audio Boost 3」、重量級のグラフィックスカードを安全に装着できる「Steel Armor」スロットなどの独自機能を搭載。さらに近頃流行りの5050 RGB LEDストリップに対応するライティング機能「Mystic Light Extension」をサポートし、ミドルレンジながらハイエンドに匹敵する充実した機能を備えている。

グラフィックスカードを搭載する3本のPCI-Express3.0(x16)スロットは、耐久性を向上させた「Steel Armor」仕様 搭載コンポーネントは最新基準「ミリタリークラス5」準拠の高品質品を採用

もちろんMSI製マザーボードの特徴でもある、高耐久・高信頼設計も継承しており、実装コンポーネントは最新基準「ミリタリークラス5」に準拠した高品質品を採用。また湿度・静電気・電磁波・高温からハードウェアを守る回路保護機能「GUARD PRO」により、製品サイクルが比較的長いハイエンドプラットフォームとして、長く付き合うことのできる製品に仕上げられている。

迷彩カラーに彩られたパッケージ。表面中央にはミサイルのイメージをデザイン。パッケージ裏面には実装機能についての概要が記載されている

totop