懐かしのPCパーツ図鑑番外編

VIAで唯一、CPUが交換できるSocket 479互換 Mini-ITXマザーボード「VB6002」に大苦戦

2016.05.05 更新

文:GDM編集部 池西 樹

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 いにしえのPCパーツを実際に動かしてみる「懐かしのPCパーツ図鑑番外編」。GW真っ只中の今回は、VIA Technologies(本社:台湾)唯一のSocket 479互換Mini-ITXマザーボード「VB6002」を取り上げる。以前お届けした「DVD266u-RN」に比べると、かなり新しい製品だけあって楽にコトが進むかと思いきや、、、
VIA「VB6002」(2006年9月発売)
製品情報(VIA Technologies

省電力向けSocket 479互換のVIA純正Mini-ITXマザーボード「VB6002」

Intel、AMD互いにクロック向上にしのぎを削り、デスクトップCPUの消費電力が上昇する中、高いワットパフォーマンスを謳いノートPC向けとして2003年に登場したSocket 479プラットフォーム。2004年にはAOpenやDFIから相次いでコンシューマー向けマザーボードがリリース。Pentium 4やAthlonシリーズの発熱に悩まされていた人や、静音・コンパクトなPCを構築したい人を中心に人気を博した。今回取り上げる「VB6002」は、そんなSocket 479に対応するVIA純正のMini-ITXマザーボードだ。

Socket 479互換のVIA純正Mini-ITXマザーボード「VB6002」。CPUクーラーは付属しないため別途購入する必要があった

国内販売は2006年9月よりスタート。ラインナップはマザーボード単体の「VB6002」に加え、C7M 1.5GHz(FSB400MHz)が同梱される「VB6002 15000G」と、C7M 1.8GHz(FSB533MHz)が同梱される「VB6002 18000G」の計3モデル。Socket 370時代にはC3やCyrix IIIなどの互換CPUを提供していた同社だが、当時はすでに独自CPUをオンボードしたMini-ITXマザーボードに完全にシフト。CPU交換ができるVIA純正モデルということでも注目を集めた。

筆者が購入したのはC7M 1.5GHzが付属する下位モデル「VB6002 15000G」。CPUはあらかじめソケットに装着された状態で出荷される
CPUの変更は、FSB(400 / 533MHz)、電圧(1.5 / 1.8V)、CPUセレクト(VIA / Intel)の3つのジャンパピンで行う仕組み。もちろんCPU同梱モデルはあらかじめ最適な状態に設定済み

CPUはVIA C7Mの他、第2世代Pentium MことDothanコアに対応。チップセットはノースブリッジがVIA「VN800」、サウスブリッジがVIA「VT8237R」で、グラフィックス機能はMPEG2アクセラレーション機能を備えるVIA「UniChrome Pro AGP」を搭載。メモリはDDR2 533 / 400MHz×1(最大1GB)、ストレージはIDE×2(133 / 100 / 66)、SATA×2(RAID対応)で、拡張スロットはPCI×1を備える。

2006年9月に登場した際には「EPIA-PN」シリーズとして販売。その後「VB6002」シリーズへとネーミングが変更された
2009年頃、今はなきT-ZONEで購入。価格はパッケージに貼り付けられたシールでも読み取れる通り、税込4,480円だった

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