エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.475

小型PC最強クラス。デュアル水冷マシンの秀作BTO、サイコム「G-Master Hydro Mini-ITX」を徹底検証

2016.02.19 更新

文:GDM編集部 Tawashi

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 国内有数のBTOカスタマー・サイコム(本社:埼玉県八潮市)から、Mini-ITX対応の小型筺体にデュアル水冷システムを詰め込んだ「G-Master Hydro Mini-ITX」が登場した。小型PCとしては最強クラスのスペックを有し、卓越した冷却性能と静音性能を実現。エンスージアスト向けMini-ITXゲーミングPC、その完成度を検証する。
サイコム「G-Master Hydro Mini-ITX」 基本構成売価税込161,820円
製品情報(株式会社サイコム

「どうしても製品化したかった」Mini-ITXベースのデュアル水冷PC

サイコムが展開するゲーミングPCのラインナップ中、特にハイエンドユーザー向けにラインナップされているのが、CPUとグラフィックスカードをいずれも水冷化した「G-Master Hydro」シリーズだ。
 自作PCにおいて、CPUの水冷化こそ珍しくないものの、グラフィックスカードを含めたデュアル水冷システムの構築にいたっては、まだまだ一般的とは言い難い。「G-Master Hydro」シリーズは、熟練のスタッフの丁寧な組み込みで定評のあるサイコムの代名詞的モデルであり、ハイエンド志向の自作派からも注目を集める存在だ。

サイコムの看板モデル「G-Master Hydro」シリーズ。その最新作は、Mini-ITXをベースとしたデュアル水冷PCだ

今回取り上げるのは、シリーズ初となるMini-ITXをベースとした新作「G-Master Hydro Mini-ITX」だ。「Mini-ITXサイズのデュアル水冷は、どうしても製品化したかった」という開発担当者が、昨年の秋から取り組んできたという意欲作。デュアル水冷システムならではの卓越した冷却と静音バランスをそのままに、机上にも置きやすい省スペース化の実現を目指した。

最新パーツをギッシリ詰め込んだしたエンスー向けのミニPC

「G-Master Hydro Mini-ITX」の詳細をチェックしていく前に、標準構成スペックを確認しておこう。
 CPUはSkylake世代のIntel「Core i5-6400」(4コア / 4スレッド / 2.7GHz / TB時最大3.3GHz / キャッシュ6MB / TDP65W)、マザーボードにはIntel Z170 ExpressチップのMSI「Z170I Gaming Pro AC」を搭載。メモリはDDR4 8GB(DDR4 PC-17000 / 4GB×2枚)で、ストレージは500GB HDDを実装、グラフィックスカードには水冷仕様のNVIDIA GeForce GTX970が組み込まれる。
 PCケースには、Phanteks「Enthoo EVOLVE ITX」をチョイス。セミモジュラー仕様の電源ユニットは、Cooler Master製の80PLUS GOLD認証モデル「V750 Semi-Modular」がマウントされる。

限られたスペースにハイエンドパーツを詰め込んだ「G-Master Hydro Mini-ITX」

編集部に届けられた検証機には、CPUを最上位となる「Core i7-6700K」に変更。DDR4 16GB(DDR4 PC-17000 / 8GB×2枚)メモリの他、グラフィックスカードにGeForce GTX 980 Tiを搭載する、アップグレードされたハイスペックな構成だ。

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