エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.1409
2024.04.04 更新
文:撮影・藤田 忠
続いて「Manta XPrism RGB SCC」シリーズの「TMXPL1660836KW-DK」を実際にPCに組み込んで、LEDイルミネーションや、パフォーマンスをチェックしていこう。テスト用のCPUは第14世代Intel CoreプロセッサのCore i7-14700Kで、マザーボードにはIntel Z790チップセットのMSI「MAG Z790 TOMAHAWK WIFI」を使用している。
20コア/28スレッド動作のCore i7-14700Kを組み合わせている | マザーボードはMSI「MAG Z790 TOMAHAWK WIFI」を使用し、最新BIOSを導入している |
メモリチップはSK Hynixで、SPDにはDDR5-4333、DDR5-4800、DDR5-6000の設定が書き込まれている | HWiNFO64 Proで確認すると、今回の評価機のメモリチップは、SK Hynix Mダイだった |
UEFI(BIOS)でプロファイルを読み込むだけでDDR5-6000での動作が可能 |
DDR5-6000 36-38-38-76-114 2Tで動作 | パフォーマンステストでは、JEDEC準拠のDDR5-5600の設定でもテストを実施した |
DDR5-6000駆動のパフォーマンスチェックに進む前に、「Manta XPrism RGB SCC」シリーズの最大トピックとなる4枚挿しのLEDイルミネーションを確認していこう。デフォルトでは、LEDバーがレインボーに光るようになっており、そのままの状態でも奇麗だ。MSI Mystic Light Syncでの制御も問題なく、発光色とパターンを変更できる。
デフォルトもオススメだが、MSI Mystic Light Syncを使ってのカスタマイズも問題なくできた |
RGB LEDメモリは、2枚挿しでもLEDバーの発光タイミングが、ずれてしまうことがあるが、「Manta XPrism RGB SCC」シリーズ「TMXPL1660836KW-DK」では、数時間動作させても、4枚のRGB LEDバーの発光(デフォルト発光パターン)が奇麗に同期していた。それなりのコストをかけて、メモリスロットをRGB LEDメモリで埋めても、度々発光パターンの同期がずれてしまい、都度LED制御ユーティリティを起動しては興ざめだが、「Manta XPrism RGB SCC」シリーズなら、そんな心配は無用だろう。
ダミーRGBモジュールを含め、4枚のRGB LEDバーの発光が奇麗に同期した。これぞRGB LEDメモリ4枚挿しの醍醐味だ |
スロットが埋まっている状態だと単色も決して悪くない |