ショップ公認 hermitage akihabara since1997 ショップ公認 hermitage akihabara since1997

最終更新日 2023年4月1日 0:02

  • レビュー
  • エルミタ取材班
  • 自作PCパーツ
  • PC・ノート・BTO
  • モバイル
  • 告知・キャンペーン
  • 特価品情報
  • アキバ価格表
  • データベース
  • SHOPリスト
  • AMD
  • MSI
  • Thermaltake
  • サイコム
  • CFD
  • ASUS
  • GIGABYTE
  • ツクモ
  • アーク
  • Crucial
  • CORSAIR
  • Fractal Design
  • Cooler Master
  • 街ネタ

トップ > レビュー > 撮って出し

エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.239

「Haswell」の性能を最大限に引き出すOCマザーボード MSI「Z87 MPOWER MAX」

2013.06.02 更新

文:GDM編集部 池西 樹

  • rss
  • Twitter
  • Facebook
  • hatena
  • pocket
 2013年6月2日、遂に第4世代Intel Coreプロセッサ、Haswellの発売が解禁された。Haswellではソケット形状が変更され、マザーボードの買い替えが必須なだけに、マザーボードメーカー各社とも気合十分。解禁前から新機能や新しいコンセプトを携えた、注目の製品が多数発表されている。今回はその中からMSIのオーバークロック向けマザーボード「Z87 MPOWER MAX」をチョイス。新品質規格「ミリタリークラス4」や「Click BIOS 4」など、魅力的な機能を満載するMSIの新マザーボードの実力を、じっくりと検証していくことにしよう。
Z87 MPOWER MAX
MSI「Z87 MPOWER MAX」(6月2日発売予定)

Haswell対応の新チップセットIntel「8」シリーズ

さてマザーボードの検証を進める前に、まずは新チップセットIntel 8シリーズについて簡単に説明しておこう。
 Intelの第4世代CoreプロセッサHaswellでは、Sandy Bridge、Ivy Bridgeと2世代に渡って使用されたLGA1155から、LGA1150にソケットを刷新。チップセットもLynx PointことIntel 8シリーズに変更されている。主なラインナップは、コンシューマ向けフラグシップIntel Z87 Express、オーバークロック機能を削減したIntel H87 Express、ビジネス向けローエンドIntel B85 Expressの3種類で、ビジネス向けには上位モデルIntel Q87/Q85 Expressも用意される。
 また機能面ではインターフェイス周りが強化され、Intelチップセットでは初めてSATA3.0(6Gbps)を6ポート実装。さらにUSB3.0ポートもこれまでの4ポートから6ポートに拡張され、高速ストレージを複数搭載できるようになった。
Z87 MPOWER MAX

MSI 8シリーズに合わせてリニューアルされた独自品質規格「ミリタリークラス4」

Z87 MPOWER MAXMSIではIntel「8」シリーズの登場に合わせて、同社が掲げる品質規格を「ミリタリークラス4」にアップデートした。最大の変更点は、ブラックにカラーリングされたアルミ固体コンデンサ「Dark CAP」だ。「Dark CAP」は、「ミリタリークラスIII」世代の固体コンデンサよりESRが低く、発熱が少ないのが特徴で、最大260℃の高い温度耐久性を実現。また低インピーダンスな「Hi-c CAP」と、最大60Aまで出力可能な「スーパーフェライトチョーク(SFC)」を採用し、オーバークロックの耐久性や長時間のゲームプレイにおける安定性を向上させた。ちなみに「ミリタリークラスIII」世代はスター数によってクラス分けがされていたが、「ミリタリークラス4」では廃止され、よりシンプルな規格になっている。

Z87 MPOWER MAX Z87 MPOWER MAX
「ミリタリークラス4」では「Dark CAP」「Hi-c CAP」「SFC」の3種類の高品質コンポーネントを採用する

「OVER CLOCKING Series」のミドルレンジモデル「Z87 MPOWER MAX」

今回紹介する「Z87 MPOWER MAX」は、MSIが展開するオーバークロック向けマザーボード、「OVER CLOCKING Series」のミドルレンジモデル。電源周りはフルデジタル制御「DigitALL Power」による20フェーズ構成で、オーバークロック時でも安定した電力供給が可能。さらにLN2やドライアイスなど、極冷時に使用する升型クーラーのため、ヒートシンクの形状を工夫し、CPU周りのコンデンサを背の低い「Hi-c CAP」で統一することで、設置スペースを広く確保している。

Z87 MPOWER MAX
極冷用升を搭載できるよう100×100mmのスペースを確保したCPUソケット周り。極冷時の養生が行いやすいよう、基板表面はフラットに仕上げられている

当然オーバークロック向け機能も充実しており、動作クロックを2段階に調整できる「OC Genie 4」を始め、リアルタイムにベースクロックを調整できる「DIRECT OC」、2つのBIOSを切り替えて使用できる「Multi BIOS Switch」、ケースに組み込んだ状態でもUEFI設定を初期化できる「CLEAR CMOS」などを実装。また高速転送向け「Tトポロジ」配線により、メモリクロックは3,000MHzの高クロック動作を正式にサポートする。

Z87 MPOWER MAX 基板裏面にシルク印刷されている機能対応ロゴ。ネットワークチップは、Killerブランド「Killer E2205」で、マルチグラフィックスはNVIDIA SLI/AMD CrossFire Xに対応する

続いて拡張面に目を向けると、拡張スロットはPCI-Express3.0(x16)×3(x16、x8/x8、x8/x4/x4)、PCI-Express2.0(x1)×4で、マルチグラフィックスはNVIDIA SLI、AMD CrossFire Xの両対応。さらにギガビットLANチップは、「GAMING Series」と同じ「Killer E2200」シリーズを搭載し、ハイパフォーマンスなゲーミングPCが構築できる。
Z87 MPOWER MAX

Z87 MPOWER MAX
ヒートシンクのイエローラインが映える「Z87 MPOWER MAX」。MSIが蓄積したオーバークロック向けノウハウを詰め込んだ意欲作だ
Z87 MPOWER MAX
基板裏面には、ICチップやコンデンサなど主要パーツは実装されずスッキリとした印象
Z87 MPOWER MAX Z87 MPOWER MAX
MPOWERシリーズの頭文字「M」がデザインされたシンプルなパッケージ。サイズは340×275×90mm 「Z87 MPOWER MAX」は、MSIの品質指針「OC Certified」に準拠。出荷される製品はすべて「Prime95」の24時間連続稼働テストをクリアしており、耐久性も保証されている
Z87 MPOWER MAX Z87 MPOWER MAX
付属品一式。「オーバークロック記録更新」のオリジナルドアハンガーも付属する
次のページ
20フェーズの「DigitALL Power」電源回路で安定した出力を実現
  • << 前のページ
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • 6
  • 7
  • 8
  • 次のページ >>
  • 前の記事
  • 記事一覧
  • 次の記事

RELATED ARTICLE 関連記事

  • # ファンレスクーラーとGeForce RTX 4090搭載の静音コンパクトPC「E…
  • # これで全てが分かる。CORSAIR「iCUE 4000D RGB AIRFLOW…
  • # 組み込みスタイルを変える革新のサイドプラグイン電源、CORSAIR「RM1200…
  • # 最新パーツでパフォーマンスが劇的向上。新生ゲーミングノブ搭載PC、MSI「Aeg…
  • # 高機能かつ堅牢なASRock「X670E Steel Legend」がRyzen…
  • # ストリーマーの“欲しい”を詰め込んだクリエイターPC「arkhive CREAT…

CLOSE UP

  • 2023年4月1日
    【3月31日取材分】メモリ価格表更新
  • 2023年3月31日
    第5世代i5&英字キー搭載のMacBook Air(2015)がお買い得
  • 2023年3月31日
    タイプカバー付きで1万円ポッキリのSurface Pro 4など注目ジャンク特価
  • 2023年3月31日
    プレイヤーとして優秀すぎる、かつてのハイエンドXperiaスマホが激安に
  • 2023年3月31日
    圧倒的ノイキャンのGalaxyイヤホンが大幅値下げ
WHAT'S NEWを見る

CLOSE UP

  • 2023年3月31日
    ファンレスクーラーとGeForce RTX 4090搭載の静音コンパクトPC「ELSA GALUDA G5-ND G450E」検証
  • 2023年3月29日
    これで全てが分かる。CORSAIR「iCUE 4000D RGB AIRFLOW」徹底解説
  • 2023年3月25日
    組み込みスタイルを変える革新のサイドプラグイン電源、CORSAIR「RM1200x Shift」検証
  • 2023年3月22日
    最新パーツでパフォーマンスが劇的向上。新生ゲーミングノブ搭載PC、MSI「Aegis Ti5 13NUG-257JP」検証
  • 2023年3月20日
    高機能かつ堅牢なASRock「X670E Steel Legend」がRyzen 7000X3Dにオススメの理由

LANGUAGE

RANKING

  • 1

    秋葉原PCパーツ系STAFFに聞きました。「リフレッシュレートはいくつですか?」

  • 2

    日本AMD、Ryzen 7 5700Xなど新CPU計5モデルの国内発売日と市場想定売価をアナウンス

  • 3

    最高5.50GHz駆動の”SPECIAL EDITION”、Intel「Core i9-12900KS」の実力検証

  • 4

    パソコン工房「超 新生活スタートセール」が本日よりスタート

  • 5

    RAPID IPSと37.5型曲面の豪華仕様ゲーミング液晶、MSI「Optix MEG381CQR Plus」を試す

BACK NUMBER

  • 2023年3月
  • 2023年2月
  • 2023年1月
  • 2022年12月
  • 2022年11月
  • 2022年10月
  • 2022年9月
  • 2022年8月
  • 2022年7月
  • 2022年6月
  • 2022年5月
  • 2022年4月
  • 2022年3月
  • 2022年2月
  • 2022年1月
  • 2021年12月
  • 2021年11月
  • 2021年10月
  • 2021年9月
  • 2021年8月
  • 2021年7月
  • 2021年6月
  • 2021年5月
  • 2021年4月
  • 2021年3月
  • 2021年2月
  • 2021年1月
  • 2020年12月
  • 2020年11月
  • 2020年10月
  • 2020年9月
  • 2020年8月
  • 2020年7月
  • 2020年6月
  • 2020年5月
  • 2020年4月
  • 2020年3月
  • 2020年2月
  • 2020年1月
  • 2019年12月
  • 2019年11月
  • 2019年10月
  • 2019年9月
  • 2019年8月
  • 2019年7月
  • 2019年6月
  • 2019年5月
  • 2019年4月
  • 2019年3月
  • 2019年2月
  • 2019年1月
  • 2018年12月
  • 2018年11月
  • 2018年10月
  • 2018年9月
  • 2018年8月
  • 2018年7月
  • 2018年6月
  • 2018年5月
  • 2018年4月
  • 2018年3月
  • 2018年2月
  • 2018年1月
  • 2017年12月
  • 2017年11月
  • 2017年10月
  • 2017年9月
  • 2017年8月
  • 2017年7月
  • 2017年6月
  • 2017年5月
  • 2017年4月
  • 2017年3月
  • 2017年2月
  • 2017年1月
  • 2016年12月
  • 2016年11月
  • 2016年10月
  • 2016年9月
  • 2016年8月
  • 2016年7月
  • 2016年6月
  • 2016年5月
  • 2016年4月
  • 2016年3月
  • 2016年2月
  • 2016年1月
  • 2015年12月
  • 2015年11月
  • 2015年10月
  • 2015年9月
  • 2015年8月
  • 2015年7月
  • 2015年6月
  • 2015年5月
  • 2015年4月
  • 2015年3月
  • 2015年2月
  • 2015年1月
  • 2014年12月
  • 2014年11月
  • 2014年10月
  • 2014年9月
  • 2014年8月
  • 2014年7月
  • 2014年6月
  • 2014年5月
  • 2014年4月
  • 2014年3月
  • 2014年2月
  • 2014年1月
  • 2013年12月
  • 2013年11月
  • 2013年10月
  • 2013年9月
  • 2013年8月
  • 2013年7月
  • 2013年6月
  • 2013年5月
  • 2013年4月
  • 2013年3月
  • 2013年2月
  • 2013年1月
  • 2012年12月
  • 2012年11月
  • 2012年10月
  • 2012年9月
  • 2012年8月
  • 2012年7月
  • 2012年6月
  • 2012年5月
  • 2012年4月
  • 2012年3月
  • 2012年2月
  • 2012年1月
  • 2011年12月
  • 2011年11月
  • 2011年10月
  • 2011年9月
  • 2011年8月
  • 2011年7月
  • 2011年6月
  • 2011年5月
  • 2011年4月
  • 2011年3月
  • 2011年2月
  • 2011年1月
  • 2010年12月
  • 2010年11月
  • 2010年10月
  • 2010年9月
  • 2010年8月
  • 2010年7月
  • 2010年6月
  • 2010年5月
  • 2010年4月
  • 2010年3月
  • 2010年2月
  • 2010年1月
  • 2009年12月
  • 2009年11月
  • 2009年10月
  • 2009年9月
  • 2009年8月
  • 2009年7月
  • 2009年6月
  • 2009年5月
  • 2009年4月
  • 2009年3月
totop

hermitage akihabara

https://www.gdm.or.jp

  • twitter
  • facebook
  • RSS
GdM
  • レビュー
    • インタビュー
    • 一点突破
    • 使ってみた
    • 撮って出し
    • 特別企画
  • ニュース
    • リリース 国内
    • リリース 海外
    • BTO
    • モバイル
    • 募集
    • イベント
    • 業界動向
    • 価格改定
    • 見出し斜め読み
    • キャンペーン
    • 障害情報
    • BTO
    • オーディオ
    • ガジェット
    • ディスプレイ
    • デスクトップPC
    • ノートPC
    • 入力デバイス
    • 携帯端末
    • その他
  • エルミタ取材班
    • その他
    • イベント 取材
    • コレオシ
    • ボイス
    • 取材ネタ
    • 展示会
  • 特価品情報
  • アキバ価格表
  • データベース
  • ショップリスト
  • エルミタージュ秋葉原とは
  • 情報・リリース窓口
  • 広告掲載希望のお客様へ
  • お問い合わせ
  • 制作物一覧
Copyright © 1997-2023 GDM All rights reserved.