2026.10.06 11:11 更新
2026.10.06 配信
Kingston Technology(本社:アメリカ カリフォルニア州)は2026年10月6日、TrendForceによる最新の売上高ランキングにおいて、サードパーティDRAMモジュールサプライヤーとして23年連続で世界首位を獲得したと発表した。2025年の推定市場シェアは売上高ベースで62%に達し、単独で市場の約3分の2を占めている。
台湾・台北市に本社を置く市場調査会社TrendForceによると、2025年の世界DRAMモジュール市場の売上高は約212億ドルで、前年比59%増を記録。2024年の成長率7%から大幅に加速しており、DRAM価格の上昇と年後半の出荷数量増加が市場を押し上げた。
Kingstonの2025年売上高も前年比48%増と大きく成長。またDRAMモジュールサプライヤー上位5社を合計した市場シェアが77%なのに対し、Kingstonだけで62%を占めるなど、突出したシェアを維持している。
2025年のDRAM市場では、年初から関税への懸念やDRAMメーカーによるDDR4の生産終了計画を背景に、モジュールメーカーがDDR4の在庫を積み増した。その後はエージェント型AIワークロードを支えるクラウドサービスプロバイダーからの需要が拡大し、サーバー向けDRAMの消費量が大幅に増加した。
これによりPCおよびコンシューマー向けに割り当てられるDRAMが減少し、メモリ価格の上昇とモジュール市場の成長につながったという。TrendForceでは、エンタープライズ、データセンター、AIインフラがメモリ需要を左右する主要因になっていると分析している。
Kingstonでは2025年を通じて在庫を戦略的に管理するとともに、DRAM価格が上昇した年後半もチャネルからの需要に対応。またDDR4からDDR5まで幅広い製品を展開し、クライアントPCやゲーミングPCのほか、サーバー、データセンター、AIインフラ、産業機器、組み込みシステムなどに供給している。
文: 編集部 松枝 清顕
Kingston Technology: https://www.kingston.com/
TrendForce: https://www.trendforce.com/

