近距離無線通信に対応可能な高出力を実現

パナソニック、オートモーティブ＆インダストリアルシステムズ社は、直径3.5mmのスリム形状で、業界最小を謳うピン形リチウムイオン電池「CG-320」を発表した。

ウエアラブル端末や電子ペン、補聴器・計測器の小型機器向けリチウムイオン円筒形二次電池で、Bluetoothなどの近距離無線通信に対応可能な出力・高電圧（3.75V/最大充電電圧4.20V）を実現。公称容量は13mAhとされる。

また外装缶には強度に優れたステンレスを採用。高さは20mmで、質量は0.6g。出荷開始は2015年2月で、月産数量は10万個に設定されている。
　なお「CG-320」の他に、「CG-425」（直径4.5mm/高さ25mm/1.0g/30mAh）および「GC-435」（直径4.5mm/高さ35mm/1.4g/50mAh）の開発も進められている。

文： GDM編集部 松枝 清顕
パナソニック株式会社： http://panasonic.jp/