エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.690

SATA3.0の限界に迫る高速エントリーSSD、Crucial「BX500」シリーズ

2018.10.25 更新

文:エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹

  • rss
  • Twitter
  • Facebook
  • google+
  • hatena
  • pocket

「ATTO Disk Benchmark 3.05」

bx500_801_atto_493x768
ATTO Disk Benchmark 3.05

「ATTO Disk Benchmark 3.05」のスコアを確認すると、読込は最高560MB/sec、書込は最高504MB/secで、こちらも公称値を上回る。ここまでの結果を見る限り、シーケンシャルアクセスについては、公称値通り「CT480BX500SSD1JP」と同等の性能を発揮する。

「BX500」シリーズの発熱をチェック

「BX500」シリーズの軽量化に一役買っているプラスチック製筐体。一方で、一般的なアルミニウム製筐体に比べて熱伝導率が低いため、冷却性能への影響が気になるところ。そこで「CrystalDiskMark 6.0.1」をデータサイズ32G、テスト回数9回に設定し、2回連続で実行する負荷テストを実施。温度推移と転送速度をチェックしてみることにした。

bx500_005_temp_620x410
bx500_007_640x480 bx500_008_640x480
アイドル時のサーモグラフィー結果 高負荷時のサーモグラフィー結果

アイドル時の温度は30℃前後、高負荷時でも65℃までしか上がらず、サーマルスロットリングと思われる症状は発生しなかった。また温度推移を確認すると、テスト終了とともに素早く温度が低下しており、冷却性能に問題はないようだ。

ハイエンドモデルとの差を感じさせない最新エントリーSSD

シーケンシャルアクセスは、読込・書込ともインターフェイスの限界に迫る転送速度を発揮するCrucial「BX500」シリーズ。ベンチマークテストやデータサイズによる得手不得手もなく、エントリーモデルながら、常に安定したパフォーマンスが期待できる。ランダムアクセスについては、条件によって性能が落ちるシーンが見られたが、最高値は80,000 IOPSを上回り、SATA3.0(6Gbps)SSDとしてはかなり高速。よほど大きいファイルや、大量のデータを扱わない限り、ハイエンドモデルとの違いを感じることはないだろう。

bx500_902_1024x768

またプラスチック製筐体による、2.5インチドライブ最軽量クラスの本体重量も大きな魅力。HDDを搭載しているモバイルノートPCなら、高速化だけでなく軽量化の効果も期待できる。さらに低容量モデルでもスコアの落ち込みが少ないことから、コストを抑えつつ旧世代のPCをアップグレードしたい人にもオススメだ。

協力:Crucialブランド
CFD販売株式会社

totop