エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.650

これで全てが分かる。In Win「101-TUF GAMING」徹底解説

2018.04.12 更新

文:エルミタージュ秋葉原編集部 松枝 清顕

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熱心なエルミタ読者なら記憶にあるかもしれない。今回取り上げるのは、2017年7月に詳細検証を行ったPCケースのバリエーションモデル。フロントパネルデザインを大胆にも"TUF柄”にドレスアップした、In Win「101-TUF GAMING」だ。ASUSファンに贈る、どっぷりASUSコラボレーションのミドルタワーPCケースをご覧いただこう。

ASUS「TUF GAMING」シリーズとのコラボデザイン

In Win「101」と言えば、強化ガラスを採用しながらも、市場想定売価税抜8,000円台(発売当時)のコストパフォーマンスで注目を集めたミドルタワーPCケース。昨年7月に掲載したエルミタ的速攻撮って出しレビューでも多くのアクセスを集めた。

このほど国内代理店の株式会社アユート(本社:東京都文京区)から市場に投入されたのは、これまであまり例が無い、ASUSとのコラボレーションモデル。本来ホワイトとブラックの2色展開だったフラットデザインのフロントパネルを、ASUS「TUF GAMING」シリーズのイラストとロゴでドレスアップ。さらにマザーボードのRGBヘッダピンに接続すれば、連動して発光するアクリルパネルが付属するという、まさにASUSユーザーのために作られたPCケースなのだ。

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In Win「101-TUF GAMING」 市場想定売価税込13,580円(2018年3月15日発売)
製品情報(In Win)(株式会社アユート

ちなみに市場想定売価は税抜で13,580円。単純な足し算や引き算で物の価値は判断できないが、ASUS好きでIn Winファンならこれ以上ない魅力的な製品だろう。とは言え「TUF GAMING」シリーズに特化された部分を除けば、従来の「101」である。つまり今回お届けする大部分は”速攻撮って出しレビュー”としては異例の「再検証」というワケだ。

ASUS「TUF GAMING」シリーズおさらい

製品を取り上げるに当たり、コラボレーション・パートナーである、ASUSの「TUF GAMING」シリーズについて触れておこう。

既にユーザーという読者もいるだろう。ASUSマザーボードのセグメントをWebサイトのカテゴリ表記を元に確認すると、オーバークロッカーやゲーマー向けの上位ブランド「ROG MAXIMUS」やゲームに特化した「ROG STRIX」等が属する「ROG」ブランドを筆頭に、「PRO GAMING」シリーズ「PRIME」シリーズ「TUF」シリーズをラインナップ。そして一部に「TUF」の高耐久機能を採用した、ゲーミング入門者向けシリーズとして「TUF GAMING」が加えられた。

今回の主役である「101-TUF GAMING」は、ASUSのゲーマー向けブランドとして広く浸透する「ROG」ではなく、敢えて「TUF GAMING」をチョイス。発売当初はIntel系でZ370を搭載する「TUF Z370-PLUS GAMING」(ATX)、AMD系でB350を搭載する「TUF B350M-PLUS GAMING」(MicroATX)の2製品が国内正規ルートで流通するのみだった。

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ASUS「TUF Z370-PLUS GAMING」
実勢価格税込20,000円前後(2018年3月現在)
製品情報(ASUS
ASUS「TUF B350M-PLUS GAMING」
実勢価格税込13,000円前後(2018年3月現在)
製品情報(ASUS

しかし先ごろ拡充されたIntel 300シリーズチップを採用する「TUF H370-PRO GAMING WIFI」(H370)、「TUF H370-PRO GAMING」(H370)、「TUF B360-PLUS GAMING」(B360)、「TUF B360M-E GAMING」(B360)、「TUF H310-PLUS GAMING」(H310)が名を連ね、いよいよ「101-TUF GAMING」の存在意義が明確になってきた。

スペック表に見るIn Win「101-TUF GAMING」

既にノーマルモデル「101」は詳細検証済みだが、いわゆる”焼き直し”ではなく、書き下ろしで本稿を進めていく。内部設計に違いはないだけに、熱心な読者なら記憶に残っている箇所もあるだろう。今回はそれを気にせず、出来る限り初見の気持ちで「101-TUF GAMING」に触れていきたい。なお若干の重複はご容赦頂きたい。

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対応フォームファクタはATX、MicroATX、Mini-ITXで、カテゴリは最も選択肢が豊富なミドルタワー。主素材にはスチールを用いるほか、副素材にプラスチック(ABS樹脂)、さらに強化ガラスも使われている。

外形寸法は幅が220mmで、やや細身な印象。奥行き480mm、高さ445mmとされ、内部容積を優先するがために大型化の傾向にあるミドルタワーとしては、比較的コンパクトな筐体といえるだろう。なお重量は7.35kgとされる。ちなみにパッケージサイズは幅282mm、奥行き532mm、高さ506mmで、付属品および梱包材を含めた総重量は9.15kg。店頭持ち帰りは十分に可能なレベルだ。

101tuf_14_1024x768b 評価サンプルが収められていたパッケージ。見ての通り「101」用の茶箱に”TUF GAMING”バージョンと分かるシールが貼り付けられているのみ。ASUS「TUF GAMING」シリーズのパッケージデザインならもっとプレミアム感が増しただろう
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