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これで全てが分かる。PRIMO「P115A_BK」徹底解説


2017年1月28日
TEXT:エルミタージュ秋葉原編集部 松枝 清顕
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 今回検証を行うPCケースは、国内正規代理店の株式会社アイティーシー(本社:東京都千代田区)"ゲーミング最強のMini-ITX PCケース”と謳う、PRIMO「PRIMO P115A_BK」だ。コンパクトなMini-ITXケースにおける"最強”とは。早速検証を開始しよう。

RyantekのPRIMOブランドとは

本稿の主役PRIMO「P115A_BK」を検証する前に、製品の背景について少しだけ把握しておこう。

Primo「P115A_BK」 市場想定売価税込8,980円(2017年1月14日発売)
製品情報(株式会社アイティーシー

国内市場における「P115A_BK」の発売元は、Crucialやinno3D、JONSBO、RAIJINTEK、Phanteksなどエルミタではお馴染みのメーカーを取り扱う株式会社アイティーシーだ。同社は2017年1月11日付けプレスリリースで、台湾に本社を置くRyantek Corp. Ltd.との正規代理店契約締結を発表している。聞き慣れないRyantekという会社だが、PRIMOブランドのWebサイトに行くと、いろいろな事が分かってくる。

自作PC業界に精通した人なら既にお気付きだろう。ヒントは製品名の「P115A_BK」に隠されている。型番とボディカラーと思わしきアルファベット間には、アンダーバー「_」が使われている。この法則と言えばPhanteksだ。通常この手の開示は嫌がる傾向にあるが、企業情報には堂々と詳細が記されている。

こちらはRyantek社のPRIMOブランドWebサイト。企業情報には”DESIGNED IN GERMANY”のスローガンが大きく掲げられている。星宇泉机箱制造有限公司も協力メーカーとして名を連ねている

Phanteksの創立は1992年。2014年にPRIMOブランドが起ち上がり、2015年からPCケースの出荷開始とある。つまり、Phanteksから派生した新規ブランドといった位置付けのようだ。さらに紐解くと、ドイツのデザインチームが開発を手掛け、中国の深圳で製造されているという。これはRyantek(PRIMO)に限らず、近頃では、欧州や米国に拠点を置き、中国などアジア地域で製造されているパターンは多い。

スペック表に見るPRIMO「P115A_BK」

ともあれ、自作PC業界では新興メーカーという位置付けのRyantekからリリースされた、PRIMO「P115A_BK」。まずはスペック表から製品の概要を確認しよう。
 対応フォームファクタは170mm四方のMini-ITX規格。ただし最大226×183mmまでのサイズに対応とされ、これは基板の小さなMicroATX規格と同一の寸法になる。

素材はスチールで、フロントパネルなど一部にはプラスチックを併用。右サイドパネルにはアクリルウインドウが装備されている事から、マザーボードは左側面方向にマウントする倒立レイアウトを意味する。またこの手のPCケースでは珍しく、拡張スロットは全3段を装備。”ゲーミング最強のMini-ITX PCケース”の理由はこの辺りにあるようだ。

秋葉原の主要PCパーツショップでは、1月17日より販売がスタート。実勢価格は税抜8,315円で、初回入荷分の売れ行きは上々と聞く

なお電源ユニットはSFX規格に対応。外形寸法は幅160mm、奥行き340mm、高さは280mm。コンパクトで設置場所を選ばないミニPCケース。この後はいよいよ実機による外観スタイルのチェックから検証を開始する。

次は...  PRIMO「P115A_BK」外観デザインチェック

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