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サイズ「白虎」検証
エルミタ的一点突破 Vol.41

サイズ「白虎」検証


2016年9月2日
TEXT:GDM編集部 松枝 清顕 / 池西 樹
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 株式会社サイズ(本社:千葉県松戸市)から、オリジナル新型CPUクーラー「白虎」(型番:SCBYK-1000I)が市場に投入された。大口径ファン搭載モデルがひしめく空冷市場にあって、敢えて92mm(90mm)口径ファンを選択。小型PCケースにもマウントできる全高130mmのサイドフローが完成した。エルミタでは評価サンプルをいち早く入手。開発担当者が自信をもって贈る期待の新製品を検証する。

サイズ「白虎」の開発コンセプト

国内で唯一オリジナルCPUクーラーを企画・設計し、販売を行うメーカー。ご存じ株式会社サイズから、新型CPUクーラー「白虎」(型番:SCBYK-1000I)がリリースされた。今年4月より出荷が開始され、詳細検証をお届けしたトップフロー型「KABUTO 3」(型番:SCKBT-3000)に継ぐオリジナルCPUクーラーで、サイドフロー型としては、2015年10月発売の「風魔」(型番:SCFM-1000)以来の新作となる。

サイズ「白虎」(型番:SCBYK-1000I)
市場想定売価税抜2,680円(2016年8月31日出荷開始)
製品情報(株式会社サイズ)

「白虎」最大の特徴は、コンパクトな外形寸法にある。サイドフロー型CPUクーラーの主流である120mmまたは140mm口径ファンではなく、敢えて92mm(90mm)口径ファンを選択。市場に多く流通する小型PCケースだが、それに見合うサイドフロー型CPUクーラーの選択肢は意外にも限られている。この隙間を埋めるべく「小さくて大きな存在」として期待できるのが新製品「白虎」というワケだ。
 ちなみに92mm口径ファン搭載モデルといえば、全高140mmクラスが一般的。しかしながら「白虎」は全高僅か130mm。スペースの制約から、トップフローを選択せざるを得なかったユーザーには待望のコンパクト・サイドフローと言えるだろう。

「白虎」の企画を担当した株式会社サイズの杉田氏。満を持して自信作を市場に送り込む仕掛け人だ。曰く90mm口径ファン版の「虎徹」という位置付けで、故にネーミングも「虎」つながりだという
8月11日にツクモパソコン本店で開催された「ツクモで真夏のCPUクーラー対決!?~OCで白黒はっきりしちゃいます!~」で初お披露目された「白虎」。なおデュアルファンはイベント向けのカスタマイズで、製品はあくまでシングルファン仕様

パッケージおよび詳細スペック

7月の終わり、完成直後に届けられた「白虎」の製品版は、黒ベースのドイツ版パッケージに収められていた。なお日本国内市場で販売される製品版ではブルーと白が基調で、パッケージデザインが異なる。

国内市場で流通する「白虎」の外装パッケージデザインは、白色ベース。編集部に届けられた出来たての「白虎」は、黒色ベースのドイツ版パッケージに収められていた。ちなみに国内流通パッケージは、兄貴分に相当する「虎徹」のデザインに近い

ドイツ版(海外版)と日本国内版の違いは、パッケージのデザインだけではない。最大の違いは、日本国内版の対応ソケットがIntel系専用であること。海外流通版では、AMD用のリテンションも同梱されているユニバーサル仕様だが、日本版「白虎」では敢えてIntel系、それもLGA 775 / 115x / 1366のみに限定されている。これは現在の自作PC事情を反映した割り切りであり、後ほど詳しく紹介する「白虎」の固定方法へのこだわりでもある。

最後にスペック表を確認しておこう。外形寸法は幅102mm、奥行き83mm、そして高さは130mmで、重量は付属ファンを含み415gに収められている。92mm口径ファンモデルとあって、軽量な部類だろう。その他、標準搭載される冷却ファンのスペックなど、詳しくは順を追って解説していく。

次は...  「白虎」外観スタイルチェック

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