エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.348

耐久性・安定性にもこだわった、新生OCZ初のエントリー向けSSD「ARC 100」シリーズ

2014.08.13 更新

文:GDM編集部 池西 樹

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 ハイエンド向け「Vector 150」や、メインストリーム向け「Vertex 460」など、着実にラインナップの拡充を進めるOCZ Storage Solutions(本社:アメリカ カリフォルニア州)
 そんなOCZブランドから、待望のエントリー向けSSD「ARC 100」シリーズがデビューした。コストパフォーマンスを追求しつつ、耐久性や安定性にもこだわったという自信作。その実力を240GBモデル「VTX460-25SAT3-240G」を借り受け、じっくりと検証してみることにしよう。
OCZ「ARC 100」シリーズ 「ARC100-25SAT3-240G」(240GB)
製品情報(OCZ Storage Solutions

新生OCZブランド初のエントリー向けSATA3.0対応SSD

今回の主役「ARC 100」シリーズは、OCZ Storage Solutionsとしては、初のエントリー向けSATA3.0(6Gbps)対応SSD。国内市場では9月上旬の発売が予定されており、現時点の予価は120GBモデル「ARC-25SAT3-120G」が9,900円前後、240GBモデル「ARC-25SAT3-240G」が16,200円前後、480GBモデル「ARC-25SAT3-480G」が31,000円前後とされている。
 低価格モデルながら、上位モデルと同じインハウスコントローラ「Barefoot 3 M10」と、A19nm MLC NANDフラッシュを組み合わせることで、長期間にわたり安定したパフォーマンスを提供。またフラッシュセルの劣化を判断し、動的に書き込みを分散・最適化する、独自フラッシュ管理技術を実装することで、データの整合性を高め、1日あたり20GBの書き込みに3年間耐えられる高い耐久性を実現した。

「Vector 150」「Vertex 460」に続く、エントリー向けSSDとしてリリースされた「ARC 100」シリーズは、「Vertex 460」と同等の耐久性を実現する

公称スペックは容量により若干異なるが、今回検証する240GBモデル「ARC100-25SAT3-240G」では、シーケンシャル読込最高480MB/sec書込最高430MB/secランダム読込最高75,000 IOPS書込最高80,000 IOPS定常ランダム書込18,000 IOPSに設定されている。近頃のハイエンドモデルに比べると、シーケンシャルアクセスはやや控えめながら、ランダムアクセスは最高値・定常値とも遜色なく、起動ドライブとして充分な性能を備えている。

耐久性・信頼性を重視したフラッシュマネジメント技術や、256bitAES暗号化など、上位モデルと同等の機能を備える「ARC 100」シリーズ

対応機能は、256bit AES暗号化、最大44bit/1KBのBCH ECC(誤り訂正機能)、ガーベッジコレクション、TRIM、S.M.A.R.Tなど。消費電力はアイドル時0.6W、アクティブ時3.45W。動作環境温度は0℃~70℃の広温度域に対応し、MTBFは200万時間とエントリーモデルでは、長めに設定されているのも特徴だ。なお各モデルの詳細スペックは以下の通り。

「CrystalDiskInfo 6.1.14」の結果。電源投入回数や使用時間に加え、総読込量や総書込量などの情報も取得できる
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