エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.299

Kaveri対応のイチオシMicroATXモデル、GIGABYTE「GA-F2A88XM-D3H」を使ってみた

2014.01.31 更新

文:GDM編集部 Tawashi

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 2014年1月14日から販売がスタートしたAMDの新型APU「Kaveri」の売れ行きが好調だ。秋葉原の複数ショップでは発売後、数日で「A10-7850K」が完売。一時的に入手困難となるなど、AMD製のAPUとしてはここ数年なかったヒットとなっている。
 今回のレビューでは、多数の「Kaveri」対応マザーボードをラインナップするGIGABYTE TECHNOLOGY(本社:台湾)の日本法人、日本ギガバイト株式会社(本社:東京都千代田区)よりSocket FM2+対応のMicroATXモデル「GA-F2A88XM-D3H」を拝借。同時に借り受けた「A10-7850K」とともに検証していく。

ついに登場した第4世代APU「Kaveri」

CPUとGPUで構成される第4世代APU「Kaveri」
「Kaveri」の最上位モデル「A10-7850K」。Socket FM2+対応のKaveriでは従来モデルからピンが2本増えており、Socket FM2マザーボードに取り付けることはできない

本題レビューの前に、まずはAMDの新型APU「Kaveri」について一度おさらいしておこう。開発コードネーム「Kaveri」こと第4世代APUとなる同製品は、28nmプロセスで製造されるSocket FM2+対応モデル。CPUコアに、コアのパフォーマンスを高めた第3世代Bulldozerマイクロアーキテクチャ「Steamroller」を搭載。GPUコアに、現行GPUと同じ「Graphics Core Next」(GCN)アーキテクチャを採用している点が主な特徴だ。
 加えて、新APIである「Mantle」や「TrueAudio」に対応することで、専用ゲームのパフォーマンスを劇的に向上させることができる。また、PCI-Express3.0への正式対応も忘れてはならないトピックのひとつだ。

新APIである「Mantle」登場で、さらなる飛躍をする「Kaveri」。Mantle対応の「Battlefield 4」では、実に45%もの性能向上を予告している

現在販売中のラインナップは「A10-7850K」と「A10-7700K」の2モデル。さらに、2014年第1四半期発売予定としてTDP65Wの「A10-7600」も用意されている。なお、今回テストで使用する「A10-7850K」は、4コア+8GPUで構成される最上位モデル。定格クロックは3.7GHz、自動オーバークロック機能である「AMD Turbo Core」時には最大4.0GHz動作を可能とし、TDPは95W。内蔵GPU「Radeon R7」は、シェーダプロセッサ数512基、クロック720MHz駆動のDirectX 11.2対応というスペックだ。

「Kaveri」のラインナップ

要確認のBIOSアップデートについて

「Kaveri」対応のチップセット

Socket FM2+対応の「Kaveri」が対応するのは、同じくSocket FM2+を採用した「AMD A88X/A78/A55」チップセット搭載製品だ。ただしGIGABYTE製マザーボードの場合、非対応BIOSでは「Kaveri」によるブートができないため、BIOSのアップデートに従来のAPUが必要となる点には注意しよう。
 もっとも、現在アキバで流通している本製品のほとんどは「Kaveri」対応と考えて差し支えはない。実際のところ、ショップではその多くが独自に「Kaveri」対応BIOSへのアップデート作業を完了しているからだ。写真のように、ほとんどの場合はパッケージを見るだけで判別できるが、気になる人は購入前に一度確認してみてもよいだろう。

秋葉原のパソコンショップでは、店頭販売分の多くが「Kaveri」対応BIOSにアップデート済み。念のためAPUとマザーボードをセットで購入する際には、一度確認しておくことをオススメする

なお、今回のテストでは間に合わなかったが、GIGABYTEのKaveri対応マザーボードのほんとんどは、最新BIOSに更新することでTDP95WのAPUを65Wや45Wで動作させることが可能な“Configurable TDP”に対応する(2014年1月28日時点)。Kaveriは動作してもConfigurable TDPに対応していない場合もあるので、購入後はBIOSバージョンをチェックしておくといいだろう。

最新BIOSを利用することで、cTDP functionの項目からTDPを65Wや45Wに変更することができる
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