業界最速・最小レイテンシの大容量RDIMM

Micron Technology（本社：アメリカ アイダホ州）は2023年11月9日（現地時間）、モノリシック32Gb DRAMを採用した128GB DDR5 RDIMMの開発を発表した。

32Gbモノリシックダイベースで構成された、業界最速・最小レイテンシを謳う大容量RDIMM。競合する3DSシリコン貫通電極（TSV）製品と比較して、ビット密度は45％以上向上、電力効率最大24％向上、レイテンシ最大16％低減、AI学習パフォーマンス最大28％向上などのアドバンテージを獲得している。

動作クロックは業界最高水準の最大8,000MT/sに対応。データセンターにおける大容量高速メモリの新基準として、AIやメモリ内データベース（IMDB）などのより効率的な処理を可能にするという。

なお、32Gb DRAMダイを採用する製品は、将来的に256GBやそれ以上の容量、RDIMMをはじめMCRDIMM、MRDIMM、CXL、LPフォームファクタなどの幅広いメモリオプションでの提供が予定されている。

文： 編集部 絵踏 一
Micron Technology： https://www.micron.com/