エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.620

Synology最新のビジネス&ホーム向けエントリーNAS「DiskStation DS218+」を試す

2017.12.09 更新

文:テクニカルライター・藤田 忠

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エントリーの「J」シリーズから、コストを抑えた4ベイや4K Ultra HD変換をサポートするモデルを用意する「Value」シリーズ、そしてx86系プロセッサを採用するビジネス(小規模および中規模)&ホームユース向けの「Plus」シリーズなど、2018年モデルのNASサーバーを続々と投入しているSynology(本社:台湾)。ARM系プロセッサを採用する20,000円台の2ベイNASサーバーも気になるところだが、ハードウェア暗号化や最新アプリを活用するなら、x86系プロセッサが安心。そこで今回は、ビジネス&ホームユース向けのエントリーモデルで、デュアルコアCeleronを採用する「DiskStation DS218+」に着目。ブラウザベースの専用OS「DiskStation Manager 6.1」とともに試してみることにした。

高いコストパフォーマンスでNASの普及に一役買ったSynology「DiskStation DS216j」に、待望の後継モデル「DiskStation DS218j」が登場。10月末より販売が開始された。エントリーモデルだけあって、ARM系プロセッサの採用やメモリ容量(512MB)に変更はなく、ドライブの暗号化や最新アプリを活用するには、少々物足りなく感じるシーンもあるだろう。そこで敢えて注目したいのが、中小企業向けNASサーバー「Plus」シリーズのエントリーモデル「DiskStation DS218+」(型番:DS218+)だ。

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2ベイNAS「DiskStation DS218+」(型番:DS218+) 実勢売価税込40,000円前後(2017年11月現在)
製品情報(Synogoly

「DS218+」は、2016年モデル「DS216+」の後継機種。プロセッサにIntelのデュアルコアCeleronを採用し、ホットスワップのサポート、3つのUSBポートと1つのeSATAポートを装備するなど、外観を含め前作を踏襲。一方でプロセッサの動作クロックと標準メモリ容量を向上しつつ、価格は18,000円程度安くなり、コストパフォーマンスの良さが際立っている。

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CPUはバーストクロック2.5GHzのデュアルコア「Celeron J3355」(64bit)で、メモリは標準で2GB(最大6GB)を搭載。機能面では、ハードウェアの暗号化/複合化を高速に行なう「AES-NI」をサポート。Synology NAS用OS「DiskStation Manager 6.0」(DSM)採用に加え、次世代ファイルシステム(Linuxファイルシステムのひとつ)「Btrfs」(B-tree file system)にも対応し、強力なバックアップ機能に加え、今後登場するアプリの活用にも不安は無しだ。

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中小企業向けの「Plus」シリーズの「DS218+」。ホットスワップ対応で、ストレージベイはフロントから、抜き差しできる。復旧時に電源落とさずに対応可能だ
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