エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.618

これで全てが分かる。Thermaltake「Versa H26」徹底解説

2017.12.05 更新

文:エルミタージュ秋葉原編集部 松枝 清顕

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検証記事で多くのアクセスを集めた「VIEW 71 TG」リリースに続き、Thermaltake Technology(本社:台湾)が矢継ぎ早に市場に投入したPCケース「Versa H26」シリーズが今回の主役。左側面にフルサイズのアクリルパネルを備えた、市場想定売価税抜3,980円からのエントリーモデルだ。イマドキ珍しい500W電源ユニット付きモデルもラインナップ。単なる"廉価版”とは言わせない、コストパフォーマンスモデルを検証する。

市場想定売価税抜3,980円のミドルタワーPCケース

Thermaltake Technology(本社:台湾)というメーカーは、実に懐が深い。前回(10月掲載)は4面に5mm厚強化ガラスを採用したフルタワーPCケース「VIEW 71 TG」(型番:CA-1I7-00F1WN-00)を徹底検証したばかりだが、11月はエントリークラスのミドルタワー「Versa H26」シリーズを市場に投入してきた。

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Thermaltake「Versa H26 Black /w casefan」(型番:CA-1J5-00M1WN-01)
市場想定売価税抜3,980円(2017年11月2日発売) 製品情報(株式会社アスク

なんといっても最大のトピックは売価だ。シリーズ中、最もシンプルかつ今回取り上げるブラックモデル「Versa H26 Black /w casefan」(型番:CA-1J5-00M1WN-01)は、市場想定売価税抜3,980円に設定されている。1万円クラスが秀作揃いだけに、エントリーモデルは敢えて選択肢から外しているという自作派は少なくないだろう。ときに敬遠されがちの難しい価格帯だが、価格とは不釣り合いなコストパフォーマンスモデルなら歓迎だ。

そこで今回の検証では、常に想定売価税抜3,980円を頭の片隅に据え、恐らく最廉価クラスになるであろう「Versa H26」の存在価値をじっくりとチェックしていこう。

スペック表に見るThermaltake「Versa H26」

実機による検証を始める前に、従来通りスペック表から製品の性格を掴んでおこう。「Versa H26」シリーズは計4モデル展開。カラーはブラックとホワイトの2色で、それぞれに電源ユニット無しと、電源ユニット付きモデルが用意されている。

ちなみに電源ユニットは、定格容量400W(ピーク500W)のATX12 Ver2.2に準拠。120mm口径ファンを搭載し、出力は+12Vが2系統で、V1/17A、V2/14Aとなっている。PCIe 6pinコネクタは1本だが、恐らく多くの人にとって十分だろう。

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「Versa H26」シリーズは、「あらゆる構成での組みやすさを追求」(代理店)した日本市場オリジナルPCケース。構成パーツのチョイス次第では、ミドルタワーPCに引けを取らないPCも構築できる

外形寸法は幅220mm、奥行き464mm、高さ493mmで、重量は6.08kgのSPCC製。対応フォームファクタはATX、MicroATX、Mini-ITX。エントリーモデルながら、左サイドパネルはフルサイズのアクリル仕様で、イマドキ自作PCのキーワードである魅せるPCの構築も考慮されている。

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