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エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.587

“片手に収まるATX電源”として使える、ENERMAX「Revolution SFX」の実力


2017年8月3日
TEXT:エルミタージュ秋葉原編集部 絵踏 一
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 コンパクトケースの需要の高まりもあり、ATXより一回り小さなSFX電源ユニットの選択肢もだいぶ豊富になってきた。その中には、単に規格上のサイズを満たすだけでなく、ATX電源ユニット匹敵の性能・機能を兼ね備えたモデルも少なくない。今回取り上げるENERMAX(本社:台湾)の80PLUS GOLD認証モデル「Revolution SFX」は、まさにその代表格だ。小粒ながらにピリリと辛い、その実力を早速検証してみよう。
ENERMAX「Revolution SFX ERV650SWT」 実勢売価税込17,000円前後
製品情報(株式会社クーラージャイアント

欲しい機能全部入りな極小電源ユニット「Revolution SFX」

SFX電源期待の新モデルとして半年前に登場した、ENERMAXの「Revolution SFX」。容量・性能ともにATX電源に匹敵、80PLUS GOLD認証も取得している

元来スモールフォームファクタ向けの規格であったSFX電源ユニットは、大きさで言えば片手で握り込んでしまえるほどしかない。かつては容量も低く機能も大きさ相応、それでいて価格は割高と、自作PCシーンでも長くニッチなカテゴリの製品として知られていた。ところが昨今デザイン性に優れた小型ケースが多く出回るようになり、サイズ上の制約からSFX電源を採用するモデルが増えてきた。

さらに技術の進歩もめざましく、電源ユニット自体の性能も大きく向上。今回の主役である「Revolution SFX」のように、最大650Wをラインナップする製品ともなれば、ハイエンドマシンの心臓としても申し分ない。80PLUS GOLD認証の高効率設計をはじめ、実用面ではATX電源とほとんど変わらないレベルに到達している。

低負荷時は騒音ゼロで稼働する、セミファンレス動作に対応。ケーブルもフルモジュラー仕様と、イマドキ電源の要素が全部入りになっている

ケーブルタイプはすべてを脱着可能としたフルモジュラー仕様で、取り回し容易なフラットケーブルを採用。コンパクトながら出力も+12Vが最大54A(650Wモデル)とパワフルで、ハイエンドグラフィックスカードにも給電できる余裕がある。さらに搭載する80mm径の「Hydraulic bearing fan」は、負荷30%以下で回転を停止する「スマート・セミファンレス・コントロール」に対応。イマドキの電源ユニットに求められる機能は、すっかり網羅されていると言っていい。

SFX電源対応ケース以外に組み込める点も大きなメリット。変換ブラケットが付属、ATX電源対応のケースにもマウントできる

電源ユニットの本分である信頼性も一級品で、1次回路・2次回路ともに日本メーカー製の105℃コンデンサを採用。MTBFは100,000時間で5年間の長期保証付きと、良質電源の条件を十分に満たしている。加えて、製品にはATX変換ブラケットが標準で付属。ATX電源に対応するMicroATXケースでも、追加パーツを購入することなく組み込むことが可能だ。

今回の検証では、「Revolution SFX」シリーズの650Wモデル「ERV650SWT」を取り上げる。パッケージには先ほどの変換ブラケットや各種ケーブルのほか、オマケとしてBluetoothスピーカーが同梱されていた


次は...  驚くほど小さいSFX電源、まずは外側から観察

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