エルミタ的一点突破 Vol.42

Thermaltake「Engine 27」がかなり気になる

2016.12.13 更新

文:GDM編集部 松枝 清顕

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 PCケースや水冷パーツで快進撃を続けるThermaltake(本社:台湾)。今年も多くの魅力的な製品を市場に送り込み、たくさんの製品を検証した。そして2016年の最後を飾るのは、超ロープロファイルCPUクーラー「Engine 27」(型番:CL-P032-CA06SL-A)だ。高さはわずかに27mmながら、70Wをサポート。静音性も確保されているというフレコミから、導入の予定が無い自作派からも、大いなる注目を集めている。果たして [小型]=[冷えない・うるさい] の定説を打ち破る事はできるのだろうか。
Thermaltake「Engine 27」(型番:CL-P032-CA06SL-A)
市場想定売価税込4,980円(2016年12月9日発売)
製品情報(Thermaltake)(株式会社アスク

条件の悪い環境での安定した冷却が求められる「Engine 27」

近頃はPCケースの新製品に注目が集まるThermaltakeから、実に気になるCPUクーラーがリリースされた。全高27mmに抑えられた、超ロープロファイルCPUクーラー「Engine 27」(型番:CL-P032-CA06SL-A)だ。
 12月9日より販売がスタートした注目の新型クーラーは、筐体の内部容積が限られた小型PCや1Uラックマウントサーバー向けに開発。CPUにとって過酷な環境のもと、安定した冷却が必要とされるだけに、一般的なサイドフロー型CPUクーラーよりもシビアな立場にある。どうしても外観デザインに気を取られがちだが、実は冷却パフォーマンスが試される製品なのだ。

ある意味一般的なサイドフロー型CPUクーラーよりも冷却能力が問われる「Engine 27」

Thermaltake「Engine 27」の履歴書

とは言うものの、1Uラックマウントサーバーでの運用よりも、コンシューマ向けの需要を見越して開発されているであろう「Engine 27」。本稿では、市場に並ぶロープロファイルCPUクーラーと同列に、自作PCにおける製品の善し悪しを見極めて行きたい。検証にあたり、まずはスペック表から「Engine 27」の概要を把握しておこう。
 Intel LGA 115x系のみに対応する「Engine 27」は、円形を形成する360°の放熱フィンと、その中心部に冷却ファンを埋め込んだ、特殊形状のCPUクーラー。冷却タイプは、トップフローとサイドフローをミックスした「トップサイドフロー」とでも言うべきだろうか。これまでに例が無い特殊なスタイルこそ、「Engine 27」に注目が集まる要因となっている。

ボディが小振りならパッケージも小振り。サイズは実測で幅114mm、奥行き52mm、高さは114mmといったところ。ポケットに収まる程度だ

外形寸法は91.5mmの円形に、高さは製品名にもある27mm。冷却ファンは60mm径と表記され、回転数1,500~2,500rpmのPWMに対応。騒音値は13~25dBA、風量は最大9.2CFM、風圧(静圧)3.1mmH2Oとされる。なお小振りなボディは重量310gと軽量。マザーボードへの固定はバネネジとバックプレートを利用する。

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