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全身ヒートシンク型Cubeケース STREACOM「DB4」で完全無音PCはできるのか
エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.527

全身ヒートシンク型Cubeケース STREACOM「DB4」で完全無音PCはできるのか


2016年11月28日
TEXT:GDM編集部 池西 樹
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 今回のエルミタレビューでは、STREACOM(本社:オランダ)が満を持して投入したCube型Mini-ITXケース「DB4」を取り上げる。4面アルミニウムパネルの洗練された風貌と、完全ファンレス駆動を可能にする冷却性能を兼ね備え、「COMPUTEX TAIPEI 2016」のブースレポートでも反響の大きかった注目作。今回は編集部に届けられた評価サンプルで、完全無音PCに挑戦する。
STREACOM「DB4」(型番:ST-DB4S) 市場想定売価税抜39,800円
製品情報(STREACOM

STREACOMが3年越しで完成した自信作「DB4」

今月より国内発売が開始されたSTREACOMのアルミニウム製Cube型ケース「DB4」。その初披露は3年前の「COMPUTEX TAIPEI 2013」まで遡る。当時展示されていたプロトタイプは、側面パネルのヒートシンク形状や、光沢のあるトップパネルなど、製品版とは多少の違いはあるものの、その完成度はなかなかのもの。当初の予定では同年9月にも発売が開始されるはずだった。

「COMPUTEX TAIPEI 2013」で展示されていたプロトタイプモデル。天板は光沢仕様で、ヒートシンク形状も若干異なる

しかしその後、最新プラットフォームでの動作検証や、ヒートシンクデザインの変更、加工精度の向上などの追加作業が発生。最終的には今年5月に製品が完成し「COMPUTEX TAIPEI 2016」に合わせ正式発表された。つまり完成まで約3年を要している。

こちらは「COMPUTEX TAIPEI 2016」に合わせてお披露目された最終モデル。プロトタイプから基本コンセプトに大きな変更はない

STREACOM「DB4」の概要をスペック表で確認

続いてスペック表から「DB4」の概要を把握しよう。対応フォームファクタはMini-ITX。外形寸法は、W260×D260×H270mmの立方体に近いデザインで、完全ファンレスを謳うPCケースとしては比較的コンパクト。一方、側面には最厚部13mmにもおよぶ肉厚アルミニウムパネルを4枚実装するだけに、重量は7.5kgとなかなかのもの。各種パーツ類を組み込めば8kgを優に超える。

サンドブラッシュ仕上げのアルミニウムパネルが美しい、洗練されたデザインが特徴

CPUの冷却はφ6mm×4本のヒートパイプクーラーと側面のヒートシンクに見立てたアルミニウムパネルが行い、対応TDPはパネル1枚あたり65Wまで。電源ユニットは純正ファンレス電源「ZF240」または、「Nano」シリーズなどの、ATX24pinコネクタに接続するDC-DCコンバータ&ACアダプタを別途用意する必要がある。

純正のファンレス電源「ZF240」(画像左)と、DC-DCコンバータ「Nano」シリーズ(画像右)。いずれも国内では販売されていないため、基本的には互換のDC-DCコンバータ&ACアダプタを組み合わせることになる

ストレージ類はマザーボードトレイ裏面または、「Universal Bracket」と呼ばれる専用マウンタに搭載。3.5インチドライブは最大5台、2.5インチドライブなら最大12台まで実装できる。また拡張スロットは2段で、拡張カードは長さ200mm、高さ116mmまでの対応。ただし電源ユニットの出力や排熱処理を考慮すると、必要最小限に抑えたほうがいいだろう。

拡張スロットは2段を備えるが、グラフィックカードは避けた方が賢明。キャプチャカードやチューナーカード、PCI-Express接続のSSDなど比較的省電力な製品を選択しよう
フレームに実装された「Universal Bracket」には、1つあたり3.5インチドライブは1台、2.5インチドライブは2台まで増設可能

その他オプションパーツとして、放熱アルミニウムパネルを拡張するヒートパイプセット「LH6 Kit」(型番:ST-LH6)と、スリム光学ドライブ増設キット「ODD Kit」(型番:ST-DB4ODD)が用意される。

3本の「Heat Pipe」と2つの「Heat Sink Mount」を使い、放熱するアルミニウムパネルを拡張する「LH6 Kit」 交換用のトップパネルとマウンタで構成されるスリム光学ドライブ増設キット「ODD Kit」

次は...  STREACOM「DB4」の外観を眺める

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