エルミタ的「編集部で使ってみた」

スペースキーに多機能タッチセンサーが融合した、異色のメカニカルキーボード「POSEIDON Z Touch」を試す

2016.07.14 更新

文:GDM編集部 絵踏 一

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 ある意味で枯れたデバイスだと思われているキーボードにも、たまに思いもよらない機能を備えた奇抜なモデルが現れる。Thermaltake, Ltd.(本社:台湾)Tt eSPORTSブランドから登場した「POSEIDON Z Touch」は、まさにそうした存在の代表格。なんとスペースキーにタッチセンサーを内蔵させるという、想定の斜め上をいく新機軸を持ち込んできた。いったいどのような使い勝手をもたらす機能なものか、ひとまず触ってみないことには分からないだろう。
Thermaltake「POSEIDON Z Touch」(型番:KB-PZT-KLBLUS-01)
製品情報(Tt eSPORTS

タッチ対応のスペースキー「Smartbar」を搭載する異色のゲーミングキーボード

なんとコンセプトモデルではなかったのか。今年に入って正式にグローバルリリースが打たれた際に、意外な思いをさせられた。今回主役として取り上げる、Tt eSPORTSブランドのメカニカルキーボード「POSEIDON Z Touch」のことだ。初登場は1年前の「COMPUTEX TAIPEI 2015」、まずは当時開発中の試作モデルが参考出展されていた際のことを思い出してみよう。

昨年のCOMPUTEXにおいてTt eSPORTSブースに展示されていた、「POSEIDON Z Touch」の試作モデル。見た目に特筆する点は少ないが、実は驚きの機能を備えた異色のゲーミングキーボードだった

見た目はまったく普通のメカニカルキーボードといった風情で、ベースとなっているのは国内向けにも販売が行われている「Poseidon Z Illuminated」。ところがそのスペースキーがキワモノで、なんとそこには静電容量式のタッチセンサーが仕込まれていた。

「Smartbar」と呼称されるそのスペースキーは、スワイプ・ピンチ操作によるスクロールやズームイン・アウトといったアクションが可能であり、分割された複数の“Zone”にマクロキーを登録することもできる。多機能なゲーミングモデルが搭載する独立した特殊キーをスペースキーにすべて肩代わりさせ、一般的なフルサイズキーボードのサイズ感を維持しようという、野心的な試みだ。それがうまく作用しているかは、後ほど実際に試してみるとしよう。

スリムな本体を反映した、ムダの少ないパッケージ。タッチセンサーを内蔵したスペースキー「Smartbar」の解説や、独自認定のBlue Switch、5年保証などの文字が確認できる

ちなみにキースイッチには、Tt eSPORTSが認定したゲーミンググレードの「Tt eSPORTS Certified Mechanical Blue Switch」を採用する。6,000万回ストロークに耐える耐久性を備えるほか、Nキーロールオーバーによる複数キーの同時押しやアンチゴースト機能、全キーにブルーのバックライトLEDを搭載。さらにWindowsキーをCtrlキーに変換する“誤爆”防止の機能を備え、ポーリングレート1,000Hzをサポートするなど、ゲーミングモデルとして十分な機能を有している。
 そのほか、保証はゲーミングキーボードとして世界初を謳う最長クラスの5年保証を提供。「Smartbar」という尖った機能だけでなく、しっかりした信頼性と高品質を兼ね備えたモデルというワケだ。

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