エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.380

この1枚でプレイから配信まで。すべてがプレミアムな最上位マザー、MSI「X99S GAMING 9 ACK」

2014.12.13 更新

文:GDM編集部 Tawashi/絵踏 一

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 ゲーム動画の録画・配信は、今やすっかりゲームの新しい楽しみ方として定着している。関連のキャプチャユニットなども人気カテゴリの仲間入りを果たす中、マザーボードで同等以上の機能を搭載するモデルも現れた。今回取り上げるのは、MSI「GAMING Series」が誇るフラッグシップモデルの「X99S GAMING 9 ACK」。最高峰のネットワークとオーディオ機能を装備しつつ、新たにAVerMedia製のエンコードチップも搭載したスペシャル仕様だ。イマドキゲーマーのニーズをもれなく吸い上げる、MSIの自信作を検証していこう。
MSI「X99S GAMING 9 ACK」 実勢売価58,000円前後
製品情報(エムエスアイコンピュータージャパン株式会社

ゲーム配信に着目した業界初のハイエンドマザー

昨今における動画サイトの隆盛もあり、ゲームの実況プレイをはじめとするゲームプレイの録画・配信は今やメジャーな楽しみ方の一つだ。プロ・アマを問わず日夜プレイ動画がアップロードされており、「プレイステーション4」や「Xbox One」など新世代のコンシューマゲーム機が標準で配信機能を搭載したことからも、そのトレンドを読み取ることができるだろう。

店頭イベントにてゲーム配信機能をアピールしていた、プロゲーミングチーム「DeToNator」のSHAKA氏(左)と江尻氏(右)。プレイ動画の配信や実況プレイは、プロにとって以前から欠かせない発信方法の一つだ

そこへきてMSIより、これら動画配信のニーズに対応した最上位マザーボード「X99S GAMING 9 ACK」が満を持して投入された。業界初の機能としてAVerMedia Technologies製エンコーダー「Streaming Engine」を標準装備、キャプチャユニット不要で1,080p/60Mbpsの高精細かつ滑らかな録画を可能にしている。CPUに負荷をかけることなく録画・配信できるため、特に実況プレイのようなライブストリーミングには打ってつけだ。
 また、それに合わせて、製品には簡単操作で機能充実の配信ソフト「XSplit Gamecaster」の2年間長期ライセンス版が付属する。これから配信を始めようという人にとっては、どちらも見逃せない要素になるハズだ。

キャプチャユニットは不要。マザーボード単体でCPU負荷のない録画・配信を可能にする「Streaming Engine」は、ゲーマー要チェックの機能だ

さらに強化されたネットワーク。ゲーミングモデル最高峰の「X99S GAMING 9 ACK」

MSI「GAMING Series」の最上位に君臨する「X99S GAMING 9 ACK」。新たに実装されたエンコーダーに加え、さらに強化されたネットワークなどゲーマー垂涎の機能を満載している

もちろん「X99S GAMING 9 ACK」では、配信機能以外にも最上位機種に相応しい新機能が複数盛り込まれた。特にトピックとなるのは、さらに強化されたネットワーク機能だ。

MSI「GAMING Series」では、全機種に低遅延・高スループットなネットワークチップ「Killer LAN」が搭載され、それがシリーズの特長にもなっている。そこで本機は従来通りの有線LAN「Killer E2205」に加え、IEEE 802.11ac/a/b/g/n無線LAN対応の「Killer WIFI」を新実装。有線無線ともにKiller仕様の「Killer Double Shot Pro」として組み込まれている。さらに有線と無線の同時利用を可能にする「Smart teaming」もサポート。ゲーミングユースを考える上でこれ以上ないネットワーク装備といえる。

E-ATX対応の大型モデルとあって、フラッグシップらしい大型のパッケージを採用する。デザインは、シリーズのトレードマークであるドラゴンを意匠したお馴染みのものだ
パッケージ裏面には、エンコーダーや「Killer Double Shot Pro」などのアピールポイントがズラリ。付属品には通常のケーブルなどに加え、「Killer WIFI」用のユニットなども同梱されている

また、柔軟にベースクロック設定ができる「OC Engine」や初心者にも優しい簡易OC機能「OC Genie 4」など、オーバークロック機能も充実している。シリーズ定番の高音質サウンド「Audio Boost 2」もEMIシールドを装備した特別仕様で搭載。そのほか、4-Way SLI/CrossFireXの拡張スロットや最大32Gbps対応の「Turbo M.2」といった、E-ATX対応のビッグサイズを活かした拡張性・搭載機能を挙げれば枚挙にいとまがない。これらはこの後で個別にご紹介していこう。

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