エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.351

オンからオフまで1台で。デスクトップより魅力的なノート、iiyama PC「15GSX7100-i7-REB」

2014.08.28 更新

文:GDM編集部 絵踏 一

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 モバイル向けグラフィックスのパフォーマンス向上も手伝って、ゲームをノートPCで遊ぶという選択肢もかつてなく説得力を増している。いわゆる“ゲーミングノート”と呼ばれる専用のカテゴリが台頭する中で、今回は国内生産にこだわった、株式会社ユニットコム(本社:大阪市浪速区)が展開するiiyama PCブランドから選りすぐりの1台をピックアップ。今最も売れ筋という注目モデル「15GSX7100-i7-REB」の検証を行っていく。Core i7とディスクリートGPUを搭載しながら、10万円強という値ごろ感は魅力的だ。
iiyama PC「15GSX7100-i7-REB」 基本構成売価税抜114,980円(発売中)
製品情報(パソコン工房

品質に自信あり。国内生産にこだわった“飯山産”のPCブランドとは

昨年10月に「iiyama PC」として生まれ変わった、株式会社ユニットコムのPCブランド。国産ならではの品質・信頼性の高さが魅力だ

モニタ・ディスプレイ分野で40年の長きに渡り自作ユーザーに親しまれてきたiiyamaブランドから、「iiyama PC」がデビューしたのは2013年10月のこと。多くのPCメーカーがコスト面で有利な海外拠点での生産を選択する一方で、長野県飯山工場をベースとした国内生産を貫くPCブランドとして誕生した。以来、品質と信頼性に優れた国産PCを多く世に送り出しているが、今回取り上げる「15GSX7100-i7-REB」もまた、そんな“飯山産”モデルのひとつだ。
 多数のラインナップを抱えるゲーミング向けノートPC「GSN」シリーズにあって、屈指の人気を誇る売れ筋モデル。ゲーミングモデルにありがちな派手派手しさを抑えたシックな装いが印象的で、そのままオフィスに座っていても違和感はない。その落ち着いた雰囲気のボディには、果たしてどれほどのパフォーマンスが秘められているのだろうか。

“Your Notebook”の文字が記された簡素なパッケージ。1台1台が厳重な品質管理のもと、国内工場から店頭へ、ユーザーの手へと送り出されている

ゲームもおまかせ。装備充実のハイスペックノート「15GSX7100-i7-REB」

それでは手始めに、まずは「15GSX7100-i7-REB」のゲーミングマシンたる基本構成を確認しておこう。液晶パネルは一般的な15.6インチで、解像度は“ゲーミング標準”といえる1,920×1,080ドットのフルHDをサポート。ノートPCとしてはやや大ぶりな筐体が採用され、その中には快適なゲームプレイを可能にするだけのパワフルな構成が詰め込まれている。

オフィスにあっても“浮く”ことなく仕事をこなせる、シックな装いの「15GSX7100-i7-REB」。フルHD対応の15.6インチノートPCで、OSにはWindows 8.1 Update(64bit)を搭載している

プロセッサは、Haswell Refresh世代に属するモバイル向けCPU Core i7-4710MQ(4コア/8スレッド/2.5GHz/TB時3.5GHz/キャッシュ6MB/TDP47W)を搭載。Intel HM87チップセットをベースとしたシステムで、メモリは低電圧駆動の8GB(DDR3L-1600 SO-DIMM/8GB×1)、ストレージは500GB HDDを実装する。もちろんBTO方式によるカスタマイズにも対応しているため、ストレージをSSDに変更したり、CPUをさらに上位のCore i7-4910MQ(4コア/8スレッド/2.9GHz/TB時3.9GHz/キャッシュ8MB/TDP47W)にスイッチしたりといった構成も思いのままだ。

ゲーミングノートには、優れたディスクリート(単体)GPUが欠かせない。ミドルデスクトップ級「GeForce GTX 860M」の搭載により、ゲーミングパフォーマンスの面では期待大。前世代から大幅に低消費電力になった点も見逃せない

また、ゲーミングパフォーマンスにとって最重要となるGPUには、NVIDIA最新のMaxwellアーキテクチャを採用した「GeForce GTX 860M」を標準装備している。640基のCUDAコアを搭載し、ベースクロック1,029MHz(+Boost)、ビデオメモリはGDDR5 2GB(5,000MHz/128bit)を実装。デスクトップ向けGPUのGTX 750 Tiに相当するグラフィックス性能が期待できる。
 その一方で、低負荷時にはNVIDIAのスイッチャブル技術「NVIDIA Optimus テクノロジ」により、必要に応じて統合グラフィックスにスイッチすることで消費電力を抑制。さらにGeForce GTX 860MはNVIDIAのゲーム最適化ユーティリティ「GeForce Experience」が利用できるため、FPS制限でバッテリー駆動時間を延ばす「Battery Boost」や、ゲーム録画・配信機能「ShadowPlay」も使用可能。ゲーマーとしてはこの点も押さえておきたいところだ。

「GeForce Experience」では、プレイ動画を簡単に録画・配信できる「ShadowPlay」を搭載。バッテリー駆動の際は「Battery Boost」の調整で、駆動時間を延長させることができる

そのほか、IEEE802.11 b/g/n対応の無線LANとBluetooth 4.0にも対応しているなど、ネットワーク機能も万全。DVDスーパーマルチドライブも備え、基本的にPCに求められるものの全てが高水準で搭載されていると言っていい。

数多あるゲーミングノートラインナップ。パワーに飢えた猛者たちはこちら

ハイエンドグラフィック搭載ゲーミングノート
製品情報(パソコン工房

iiyamaPCでは、実に多彩なノートPCラインナップを取り扱っている。今回検証を行う「15GSX7100-i7-REB」のようなゲーミングモデルも例外ではなく、GPUにGeForce GTX 870M/880M/880M SLIを搭載する、さらなる上位モデルも多数存在するのだ。
 17.3インチのフルHDディスプレイを採用する最上位モデルの「17GSX9100-i7」シリーズに至っては、Core i7-4940MX Processor Extreme Edition(4コア/8スレッド/3.1GHz/TB時4GHz/8MBキャッシュ/TDP57W)に加え、GPUにはGeForce GTX 880MをSLI構成で搭載可能。光学ドライブもBlu-rayドライブを標準装備し、ハイエンドデスクトップに並んでもまったく見劣りしない。その分価格は30万円を軽く上回ってくるものの、何よりパフォーマンスを追求したい向きには注目の選択肢になりそうだ。

「ハイエンドグラフィック搭載ゲーミングノート」特設サイトはこちら
http://www.pc-koubou.jp/pc/gaming_note.php
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