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ENERMAX Newスタンダード「ETS-N30」シリーズ検証
エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.311

ENERMAX Newスタンダード「ETS-N30」シリーズ検証


2014年3月27日
TEXT:GDM編集部 松枝 清顕
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 自作PCパーツメーカーの老舗、ご存じENERMAX(本社:台湾)。同社のCPUクーラー部門は堅実で、なぜかハズレが少ない。以前検証を行ったサイドフロー型「ETS-T40」シリーズは、搭載ファン違いによる複数のバリエーションがラインナップされ、未だに人気が高い。
 そんなENERMAXブランドから、2014年第1弾となる待望のCPUクーラー新製品「ETS-N30」シリーズが登場。早速編集部に届けられた、できたてホヤホヤの評価機を用い、検証を行ってみよう。

PCパーツの中でも競合が多いCPUクーラー。少しでも長くPCパーツショップの陳列棚を陣取るには、どんな条件が必要だろう。
 CPUの冷却を行う要のPCパーツだけあって、PCが安定動作するだけの冷却能力は最低限要求される。またBOXタイプのCPUに付属する純正CPUクーラー(リテールクーラー)より温度を下げてもらわなくては、投資の意味が無い。静音動作は言うに及ばず、取り付けがし易ければなおよし。メモリスロットへの物理的干渉も気になるところ、価格が手頃なら文句はなし。できればLED搭載などドレスアップ要素も考慮したい。なんとも欲張りなリクエストだが、CPUクーラーにはひとえにこれほど多くの要素がある。

それらを踏まえて本題に入るには少々酷だが、なにも全てを要求しているワケでは無い。今回の主役となる「ETS-N30」シリーズは、未だ人気の高い「ETS-T40」シリーズから10の位をひとつ落とした30番台の下位モデルという位置付けだ。つまりENERMAXブランドのCPUクーラーとしては、先鋒役となるエントリークラス、言い換えるならば「普及価格帯」モデルという事になる。

ENERMAX「ETS-N30-HE」(左) 市場想定売価税込2,980円
ENERMAX「ETS-N30-TAA」(右) 市場想定売価税込3,480円
製品情報(ENERMAX)(株式会社リンクスインターナショナル

ひとえに「普及価格帯」モデルとカテゴライズしたところで、決して手抜きをしているわけではない。スペックシートをざっと確認すると、TDP130Wクラスに対応し、動作音も16dBAから最大でも30dBAを下回る。付属品から一般的なバックプレートを用いたネジ留め式であるらしく、特に特殊な作業は必要としない。ヒートシンクはメモリスロットへ占有を避けたナロータイプで、「ETS-N30-TAA」を選択すれば、ENERMAXお得意のAPOLLISHタイプBlue LEDファンが搭載されている。

このように特徴を並べてみると、汎用CPUクーラーに要求される多くの要素を含んだ「ETS-N30」シリーズは、簡単にエントリークラスと片付けるワケにはいかないようだ。


「ETS-N30」シリーズ製品パッケージ

本体をチェックする前に、パッケージをご紹介しよう。パッケージサイズは公称W140×D95×H168mmで、重量は約670g。搭載ファン違いで2種類のバリエーションを持つ「ETS-N30」シリーズは、共通デザインを採用し、判別用にそれぞれの製品型番にはチェックが付けられている。

「ETS-N30」シリーズのパッケージ。正面には「HE」と「TAA」を見分けるチェックがつけられている。環境に配慮し、パッケージ素材は全て紙製が採用されている
背面には「ETS-N30」の特徴が画像で紹介されている。英語表記ながら、要点は十分に理解できるだろう
次は...  ENERMAX「ETS-N30」シリーズ外観スタイル

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