エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.264

Accelero HybridとGTX 780の強力タッグ。Inno3D「iChill GTX 780 Accelero Hybrid」検証

2013.09.12 更新

文:GDM編集部 池西 樹

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 CPUの冷却手法として、確固たる地位を築いたオールインワン水冷キット。近頃ではその高い冷却性能と静音性を生かし、グラフィックスカードの冷却にも利用されるようになってきた。中でも、Arctic「Accelero Hybrid」は、メーカー製グラフィックスカードへの採用例も多く、評価も高い。
 そこで今回の速攻撮って出しレビューでは、InnoVISION Multimedia Limited.(本社:香港)が展開するInno3Dブランド国内正規代理店の株式会社アイティーシー(本社:東京都千代田区)より、「Accelero Hybrid」を搭載させた「iChill GTX 780 Accelero Hybrid」を借り受け、その実力を検証していきたい。
iChill GTX 780 Accelero Hybrid
Inno3D「iChill GTX 780 Accelero Hybrid」(型番:C78P-1SDN-L5HSX)
実勢売価税込93,000円前後 製品情報(Inno3D

空冷と水冷を組み合わせたハイブリッドVGAクーラー「Accelero Hybrid」

iChill GTX 780 Accelero Hybrid
Arcticの汎用VGAクーラー「Accelero Hybrid」。水冷と空冷を組み合わせることで、TDP320Wに対応する強力な冷却性能を実現

冒頭でも触れた通り、「iChill GTX 780 Accelero Hybrid」最大のトピックは、空冷&水冷ハイブリッド仕様のArctic製クーラー「Accelero Hybrid」の採用だ。外排気仕様の空冷ユニットと、120mmラジエーター&ポンプ一体型水冷ブロックからなる水冷ユニットを組み合わせたユニークな構造で、NVIDIA GeForce 700シリーズやフラグシップGeForce GTX TITANの冷却にも対応する。

iChill GTX 780 Accelero Hybrid iChill GTX 780 Accelero Hybrid
「Accelero Hybrid」の構造図。CPUでおなじみのオールインワン水冷システムがGPU、空冷システムがメモリやVRMの冷却を担当する 80mmファンを斜めに取り付けることで、メモリやVRMに直接エアを吹き付け、外部へと排気する理想的なエアフローが特徴

2つの冷却ユニットは、GPUの冷却を水冷ユニットが、RAMおよびVRMの冷却を80mmファンによる空冷ユニットが分担することで、熱源を完全に分離。これにより、公称TDP320Wという高い冷却性能を実現している。ちなみに「Accelero Hybrid」採用製品にはこのモデルの他に、GPUだけでなくメモリクロックもチューニングされた製品が多く、熱源分離によりメモリ冷却効果の高さが伺える。

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