エルミタ的一点突破 Vol.46

別モノに生まれ変わったサイズ「虎徹 MarkⅡ」検証

2017.07.08 更新

文:エルミタージュ秋葉原編集部 松枝 清顕 / 池西 樹

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干渉回避型デザイン「オフセット設計」

「虎徹 MarkⅡ」の特徴として大きく謳われているひとつに、干渉回避型デザイン「オフセット設計」がある。側面から見ると放熱フィンが受熱ベース真上ではなく、ややオフセットされている事が分かるだろう。ヒートパイプの伸びる方向と共に、ヒートシンクを意図的にずらすことで、冷却ファンの搭載位置が隣接するメモリスロットから遠くなる。この重なりを回避することで、メモリスロット上空にスペースを設け、大型ヒートスプレッダ付きメモリとの共存ができるようになっている。

干渉回避型デザイン「オフセット設計」は、グラフィックスカードとの物理的干渉の可能性も低減する狙いも兼ねている

標準搭載される冷却ファン「KAZE FLEX」

冷却ファンは120mm口径のシングル仕様。搭載されているのはサイズオリジナルの新型ファン 「KAZE FLEX」だ。ワイドレンジが特徴のPWM対応モデルで、回転数は300±200rpm~1,200rpm±10%。騒音値は4.0~24.9dBA、風量は16.6~51.17CFM、静圧は0.75~10.3Pa/0.0762~1,05 mmH2Oとされる。
 なおヒートシンクへの搭載には、取っ手付きの新型ワイヤークリップ(ファンクリップ)を利用。容易に着脱ができる。

長寿命(MTTF:25℃ 120,000時間)かつ静粛性に優れた 高密度密閉型FDB(Sealed Precision FDB)もトピックで、四隅に装着された防振ラバーがファンの振動を吸収するため、優れた防振性も特徴

サイズ「虎徹 MarkⅡ」の付属品

ひと通りのチェックが完了したところで、付属品を総点検しておこう。マニュアルにはパーツリスト欄があり、ここで付属品一式を確認する事ができる。ここではアクセサリーBOXに収納された、組み込みに必要なパーツをすべて紹介しよう。なおパーツ名はマニュアルの表記に準拠。同梱数は画像ママだ。

スタンドナット Intel用マウンティングプレート
ナット LGA775用ゴムスペーサー
バックプレートキット スペーサー
AMD用ネジ AMD用マウンティングプレート
グリス ファンクリップ
マニュアル・・・サイズオリジナルCPUクーラーには、決まって詳細なマニュアルが用意されている。そこは国内メーカーの強みで、当然”カタコト”な日本語表記は見当たらない
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