エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.563

ちっちゃくてもパワフルで超冷える!ハイエンドなショートグラフィックスの最新版、MSI「GeForce GTX 1070 AERO ITX 8G OC」

2017.05.04 更新

文:エルミタージュ秋葉原編集部 絵踏 一

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コンパクトかつハイエンドという、自作シーンで歴代人気のあるキーワードの最前線とは?今回の撮って出しレビューでは、相反するコンセプトを両立する、最新のハイエンドグラフィックスカード「GeForce GTX 1070 AERO ITX 8G OC」を検証する。MSI(本社:台湾)から発売されているGeForce GTX 1070搭載モデルで、奥行きはほんの175mmに過ぎない。Mini-ITXケースにも収まる、ミニマムなパワフルカードの実力を確かめてみよう。
MSI「GeForce GTX 1070 AERO ITX 8G OC」 実勢売価税込57,000円前後
製品情報(エムエスアイコンピュータージャパン株式会社

Mini-ITXボード同等サイズの超小型ハイエンドグラフィックス

今回の主役は、NVIDIAのハイエンドGPU GeForce GTX 1070を搭載するMSI製グラフィックスカード「GeForce GTX 1070 AERO ITX 8G OC」。最大の魅力は、なんといっても全長約175mmのショートデザインだ。これはMini-ITXマザーボードとほぼ同サイズというコンパクト設計で、リリースされているGTX 1070ショートモデルの中でも最小(最短)クラス。リファレンスの「Founders Edition」から40%の小型化を実現しており、スペースの限られる小型フォームファクタやスリムPCにも無理なく組み込める。

ハイエンドGPU GTX 1070を搭載しながら、全長を約175mmに収めた「GeForce GTX 1070 AERO ITX 8G OC」。Mini-ITXマザーと同サイズで、超小型のゲーミングマシンが構築できる

小型化における一番の懸念は冷却問題だが、そのミッションは“ITX Thermal Design”と呼称するオリジナルの冷却機構で解決した。形状の異なる2種のファンブレードを組み合わせた「トルクスファン」採用のシングルファンクーラーで、最適形状・最適レイアウトのヒートシンクと極太ヒートパイプから構成。低負荷時にファンの回転を停止する、セミファンレス機能の「Zero Frozr」にも対応している。

小型フォームファクタ向けのコンパクトカードだけあって、パッケージも小振りなものが採用されている。背面に記載されているのは、「トルクスファン」採用クーラーの解説だ

動作クロックは、コアベースクロック1,531MHz(リファレンス1,506MHz)、ブーストクロック1,721MHz(同1,683MHz)にチューンされたオーバークロック仕様。メモリクロックは8,008MHz、メモリバス幅256bitで、GDDR5 8GBのビデオメモリを実装している。

さらにMSI自慢の高品質コンポーネントによる、高い信頼性も注目ポイント。MIL-STD-810G認証をクリアした「ミリタリークラス4コンポーネント」を搭載、長時間稼働やオーバークロック動作における耐久性を支えている。

GeForce GTX 1060搭載のショートモデルも同時に発売されている。「GTX 1060 AERO ITX 6G OC」は、動作クロックが最大1,759MHzで6GBメモリを実装。実勢売価は税込32,000円前後 こちらはGeForce GTX 1060ショートモデルのメモリ3GB版「GTX 1060 AERO ITX 3G OC」。実勢売価は税込29,000円前後

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