エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.408

ファンレス世界初のソフト制御が面白い。“顔の見える”無音電源、ENERMAX「Digifanless 550W」

2015.04.17 更新

文:GDM編集部 絵踏 一

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もはやファンレスに危険なし。ユーザーが制御下における理想の無音電源が登場

PCの動作音に敏感なユーザーが多く存在する中で、騒音ゼロのファンレス仕様は究極の静音だ。特にゲーミングPCやオーディオ向けのシステムであれば、騒音の発生はできるだけ抑えたいというのが人情。そうした向きにファンレス仕様の電源ユニットは最良のパートナーといえる。今回取り上げた「Digifanless 550W」は、現行PCが要求する容量などのスペックも満たしており、メインPCに積み込んでもまったく不安はない。80PLUS PLATINUM認証取得の高効率設計も相まって、無音で低発熱という理想の電源ユニットとして働いてくれるハズだ。

騒音ゼロを実現しつつ、優れた完成度を誇る「Digifanless 550W」。デジタル制御によるリアルタイムモニターを組み合わせ、ファンレスの不安も払拭された

ただしファンレス仕様の電源ユニットの場合、(いかにPLATINUM認証モデルとはいえ)どうしても冷却不足によるシステムの不安定化が悩みの種。ファンレスを敬遠する人のほとんどがこの点に不安を感じていると思われるが、それを解決するのが「ZDPMS」によるリアルタイムモニタリングだ。電源やシステムの状況が手に取るように把握できるため、不安定化の兆候にもすぐに対応できる。周囲40℃の環境でも常時稼働を可能にするモデルだけに、ほとんどが杞憂になると思われるが、こうした“制御できる安心”は自作ユーザーには不可欠だ。

電源ユニットといえば、数あるPCパーツの中でも物言わぬ「縁の下の力持ち」的存在だっただけに、ユーザーが積極的に関与できるモデルの登場は大歓迎。しかもそれが騒音ゼロのファンレス電源というのだから、「Digifanless 550W」は引く手あまた間違いなしだろう。


協力:株式会社クーラージャイアント
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