エルミタ的速攻撮って出しレビュー　Vol.84　何でもこなすオールマイティな一枚「GA-Z68MX-UD2H-B3」を試す

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｜「GA-Z68MX-UD2H-B3」細部をさらにチェックする（1）

　概観、パッケージ、付属品の確認ができたところで、搭載チップ、コンデンサ、スロット構成など気になる部分をより詳細にチェックしていこう。

■チップセット周辺をチェックする

チップセットのヒートシンクは小型かつ薄型のものを採用。ヒートシンクをはずしてシルク印刷を確認するとZ68の文字が確認できる

ヒートシンクの一部は放熱を助けるために櫛状になっている。チップセットに接触する部分には熱伝導シートが貼られている

■CPUソケット周りをチェックする

CPUの電源部分は6（CPU）+1（メモリ）フェーズとMicroATXとしては豪華な構成。フェライトコアチョークや固定コンデンサを採用するなど上位製品並みの高い品質を誇る

CPUソケット部。金属カバーのカラーリングは一般的なシルバーを採用。Intelのソケットは慣れていてもCPUの着脱時にはある程度気を遣わなければならない

■コネクタやピンヘッダをチェック

COMピンヘッダやTPMピンヘッダは電源コネクタのすぐ上とやや変則的な位置に用意されている

フロントパネル用ピンヘッダ（右）は色分けされており、下にシルク印刷されているのでマニュアルを確認しなくても接続が可能。フロントパネル用のUSB3.0ピンヘッダ（左）も用意されている

内部SATAポートはZ68のSATA2.0ポート×3（青）、Z68のSATA3.0ポート×2（白）、Marvell製「88SE9172」のSATA3.0ポート×2（グレー）に色分けされているので接続するポートを簡単に見分けることができる

USB2.0のピンヘッダは5つ用意されているためフルに利用すれば計10ポート追加可能。これだけあれば不足することは無いだろう

■拡張スロット

拡張スロットはPCI-Express（x16）×3（x16動作/x8動作/x4動作）、PCI-Express（x1）×1。PCIスロットは搭載されていない

マルチグラフィックス機能はAMD CrossFireXだけでなく、NVIDIA SLIにも対応する。MicroATXながらハイスペックなゲームPCの構築も可能だ

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フォームファクタ
MicroATX
チップセット
Intel Z68 Express
対応ソケット
LGA1155
メモリスロット
4×DDR3 2133（OC）/1866（OC）
/1600（OC）/1333/1066
拡張スロット
PCI-Express2.0（x16）×3
/PCI-Express（x1）×1
内部ポート
SATA3（6Gbps）ポート×2
/SATA2（3Gbps）ポート×3
/SATA3（6Gbps）ポート×2
（Marvell88SE9172）
バックパネル
GigabitLAN ×1（Realtek RTL8111E）
/7.1ch HD Audio Codec
（Realtek ALC889）
/USB3.0ポート×2/USB2.0ポート×4
/PS2ポート×1/eSATA（3Gbps）×1
/D-Sub×1/DVI-D×1/HDMI×1
/DisplayPort×1

●製品情報（日本ギガバイト）