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 「エルミタ的速攻撮って出しレビュー」番外編
 Home >エルミタ的「一点突破」 PCケース編 Vol.7 改良か?改悪か? Antec「SOLO II」 1stインプレッション
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「SOLO II」外観&内部チェック

 前のセッションでは、スペック表による「SOLO」と「SOLO II」の違いを簡単にチェックした。ここからは実際に「SOLO II」の細部を確認し、その進化ぶりをポイント別に見ていくことにしよう。

■外装チェック
SOLO II
先代「SOLO」はフロントパネルにシルバー、ボディにブラックのツートンカラーからスタートしたが、「SOLO II」はオールブラック1色展開で投入された
SOLO II
内部もブラック塗装が施され、より精悍なイメージを演出。ボディサイズは前作とほぼ同様
SOLO II
フロントパネル部は着脱可能。ただし常時開閉ができるワケではなく、正面左サイドパネルを外した状態で、3箇所のツメをリリースする必要がある。つまりメンテナンス用という設計の開閉機構は前作同様
SOLO II
「SOLO II」のフロントパネル。5.25インチオープンベイが3段から2段に変更されたため、よりシンプルなデザインとなった。その他ボタンおよびフロントI/Oレイアウトは前作の意匠が継承されている
SOLO II SOLO II
フロントパネルは正面から見て右側に蝶番にあたる金具が上下2箇所に取り付けられている。なお上に持ち上げるだけで、簡単にフロントパネルは取り外しが可能
SOLO II SOLO II
フロントパネル裏のスイッチ周り
5.25インチベゼルは両側面のツメで簡単にリリースできる
SOLO II
とかくフロントパネル裏は配線関係のホットボンドの処理等が雑で汚い“楽屋裏”状態となるが、ケーブル類が全てシャーシ側にある「SOLO II」は例外。隠れた箇所もスマートに仕上げられている
SOLO II
こちらも前作を引き継ぐ大型のシリコンゴムインシュレーター。駆動振動を吸収しつつ、高いグリップ力を特徴とする

■内部チェック

SOLO II
内外装ブラック塗装で高級感が増した「SOLO II」。カラーバリエーションは用意されるのだろうか
SOLO II
SOLO II
HDDケージレイアウト、ケーブルマネジメントホールおよびCPUクーラーメンテナンスホールが目立つ以外は、「SOLO」と共通する部分が多く見受けられる
SOLO II SOLO II
ケース内部のエアフローが改善できる事で重要視されているケーブルマネジメント機構(ケーブルオーガナイズ)。正面右サイドパネルを開くと、3.5インチシャドウベイ部にはY字のフック、マザーボードトレイにはスルーホールが装備されている
SOLO II



変更されなかった電源ユニットレイアウトと新設された通気孔

 ここ数年リリースされるミドルタワーPCケースの多くは、電源ユニットボトムレイアウトが採用されている。これまでの指定席であったトップ面には排気ファンを1基ないし2基を搭載させ、上昇する熱を一気に排出。電源ユニットもPCケース内部の熱を気にする事無く、吸排気をスタンドアローン状態で行えるだけに、非常に理にかなったレイアウトと言えるだろう。一気に“右へならえ”状態になった事はうなずける。
 しかし「SOLO II」では頑なにこれを採用しない。その理由は単純に「SOLOではなくなるから」に尽きるだろう。「SOLO」は「SOLO」らしくの信念を貫いた形だが、さて市場はどのように受け止めるのだろうか。

SOLO II
SOLO II
電源ユニット搭載スペース横には、前作でも組み込みに邪魔だという意見があったバーが装着されている。広い開口部とドライブベイ構造により、ケース全体の強度を保つためには致し方ないところ。これ自体はネジ留めなので、組み込み時の着脱は可能
SOLO II
密閉構造を貫くはずの「SOLO」だが、「SOLO II」では電源ユニット吸気用通気孔がトップパネルに新設されている。「SOLO」は「SOLO」らしくと言ったばかりだが、Antecの迷いが感じられるこの改良部分は、やや理解に苦しむところと言わざるを得ない

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SOLO II
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