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 Home >エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vo.140 GeForceを迎撃する最高峰のRadeon、MSI「R7970 Lightning」のポテンシャルを体感する
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わずかな労力で余裕のスペックアップを実現する「Lightning」の優れたOC耐性

 「R7970 Lightning」は標準でメーカーによるオーバークロックが施されているのは前述の通りだが、そこはオーバークロック耐性に優れる「Lightning」シリーズのこと、そのさらに先が気になるのが人情というものだろう。
 そこで本項では、あくまで常用を念頭に「R7970 Lightning」のさらなるオーバークロック行い、その耐性を探ってみたい。そしてオーバークロックにはMSI製のオーバークロックツール「Afterburner 2.2.0」を使用し、まずコアクロックを引き上げ、その後でメモリクロックの引き上げるという手順でオーバークロックを行った。

今回使用したMSI製のオーバークロックツール「Afterburner 2.2.0」。クロックの変更のみならず、詳細なモニタリングも可能だ

 ファンの騒音などとも相談の上でオーバークロックを試みた結果、コアクロックがリファレンス比で約27%増となる1,180MHz(リファレンス:925MHz)、メモリクロックが同じく約10%増となる6,000MHz(リファレンス:5,500MHz)まで向上した。特にコアクロックは出荷時のクロックからも10%(1,070MHz→1,180MHz)上回り、それだけでも耐性の高さがうかがえる。とはいえ、「Twin Frozr IV」クーラーは回転数が60%を超えると目立って耳に届く騒音が大きくなることもあり、随分早めに手綱を緩めることになった格好だ、
 今回はメモリ電圧に手を触れていないほか、コア電圧も+51mAhとなる1,225mAhの昇圧に留まっている。電力供給を増加させる「Power limit」も設定の余地はまだまだあり、「R7970 Lightning」は一般的な“常用”を超える懐の深さを持っているようだ。騒音を気にしない、もしくは極限までクロックアップを狙う人にとっては、まだまだ先が残されているといえるだろう。
 ちなみに出荷時の設定を超えてのオーバークロックは保証対象外の行為のため、最悪グラフィックスカードを破損してしまった場合は自己責任となるので注意しよう。

結果的に“軽め”のオーバークロックになってしまったものの、十分な性能向上を達成できた



定格からOCバージョンまで、3種のカードをベンチマークで試す

 それでは「R7970 Lightning」のオーバークロック耐性が確認できたところで、実際の動作をベンチマークソフトを使用してチェックしていこう。なお、リファレンスモデルとの比較には、先ほど同様に「Afterburner 2.2.0」によるクロック調節で対応した。
 ちなみに各モデルとも動作クロックは異なるものの、アイドル時にはコアクロック300MHz、メモリクロック150MHz(実クロック600MHz)に低下していた。Radeon HDシリーズの省電力技術「AMD Power Tune Technology」が効果的に機能しているのが読み取れる。
 なお、テストに使用した環境は以下の表を参照していただきたい。


「Afterburner 2.2.0」のクロック操作でリファレンススペックを再現する
リファレンス動作クロックを「GPU-Z 0.6.0」でチェック。コアクロック300MHz、メモリクロック150MHz、コア電圧も0.850Vまで低下している
こちらは「R7970 Lightning」出荷時のもの。チューンされたコアクロックとメモリクロックが確認できる。アイドル時は定格同様にコアクロック、メモリクロック、コア電圧が低下した
コア1,180MHz、メモリ1,500MHzにクロックアップされたOCバージョン。コア電圧の昇圧も行ったが、アイドル時は定格同様にクロックと電圧が低下している

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