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エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.70
「GF PGTX560Ti-SPOC/1GD5 WHITE」
「GF PGTX460/1GD5 WHITE EDITION」検証
2011年2月8日 17:50
TEXT:GDM編集部 池西 樹
 2011年1月25日23:00(日本時間)に発表されたNVIDIAの最新GPU「GeForce GTX 560 Ti」は、NVIDIAのラインナップで空白となっていたミドルハイ向けとなる2万円台後半〜3万円台前半の価格帯を埋めるべく投入された。
 ゲーマー向けのビデオカードとして人気の価格帯に位置づけられた「GeForce GTX 560 Ti」だが、肝心なパフォーマンスは大いに気になるところ。そこで今回はGalaxy Microsystems(本社:香港)の正規代理店、株式会社エムヴィケー(本社:東京都千代田区)の協力により、White基板が特徴的な「GeForce GTX 560 Ti」のオーバークロックモデル「GF PGTX560Ti-SPOC/1GD5 WHITE」をお借りし、パフォーマンスを検証してみたい。なお同じくWhite基板を採用した「GeForce GTX 460」のオーバークロックモデル「GF PGTX460/1GD5 WHITE EDITION」も併せてテストしてみる事にしよう。

GALAXY
GALAXY


ミドルハイをカバーする「GeForce GTX 560 Ti」

 「GeForce GTX 560 Ti」はその型番からもわかるとおり「GeForce GTX 570」の下位にあたるモデルだが、採用されているコアは「GeForce GTX 580/570」の「GF110」ではなく「GeForce GTX 460」の「GF104」をベースとした「GF114」。最大の特徴は「GF104」では「Streaming Multi Processor」(以下SM)の1基が無効化され336基に制限されていた「CUDA Core」数が、フルスペックの384基となっている点だ。この「GF114」の登場によって、ようやくFermiシリーズ全てのコアでフルスペック版が登場したことになる。さらに、動作クロックも「GeForce GTX 460」から2割程度引き上げられており、「GeForce GTX 460」からかなりの性能向上が期待できる。
 また、「GeForce GTX 560 Ti」ではオールドユーザーには懐かしい「Ti」型番が復活している。NVIDIAによると「Ti」型番が付くこのモデルは上位バージョンで、今後下位バージョンとなる「GeForce GTX 560」の発売も予定されているとのこと。

spec



オーバークロックモデルとなるGalaxy製ビデオカード2種類

 Galaxy Microsystems社は、最速仕様の「GeForce GTX 460」、「GF PGTX460SuperOC/1GD5 FUJIN 2.0」をはじめとした数多くのオーバクロックビデオカードをリリースする事で知られ、昨年は「GeForce GTX 460」を使用したオーバークロック世界大会を開催するなどハイエンド志向にシフトしたグラフィックカードベンダーだ。
 今回紹介する「GF PGTX560Ti-SPOC/1GD5 WHITE EDITION」や「GF PGTX460/1GD5 WHITE EDITION」もアグレッシブなクロック設定が施され、オーバークロック向けのオリジナルツールも同梱されるなどGalaxyらしい製品に仕上げられている。

Spec

GALAXY
オーバークロックツール「XTREME TUNER HD」。コア電圧やメモリ電圧の調整も可能となっているのでギリギリのチューニングが可能



■「GF PGTX560Ti-SPOC/1GD5 WHITE EDITION」

 白い基板が特徴的な「GF PGTX560Ti-SPOC/1GD5 WHITE EDITION」(以下GTX 560 Ti WHITE)。4本の銅製ヒートパイプを採用したヒートシンクと8cmファンで構成された2スロット占有型クーラーで構成されている。
 スペックはコアクロック950MHz(リファレンス822MHz)、メモリクロック4400MHz(同4008MHz)となっており、リファレンスモデルから大幅にオーバークロックされていることがわかる。

560Ti
ヒートシンクをすっぽりと覆うグレーのカバーに、半透明インペラを採用した8cmファンが印象的な「GF PGTX560Ti-SPOC/1GD5 WHITE」。ボードサイズはリファレンスと同じ228mm
560Ti 560Ti
外装カバーには銅製のヒートパイプ部分などいくつかスリットが設けられている。また表面が熱くなるとの警告が記載されているが、今回のテストでは触れないほど高温になることはなかった
560Ti 560Ti
PCI Express補助電源コネクタはリファレンスの6ピン×2から6ピン+8ピンへと変更されており、オーバークロック動作による消費電力増加も問題ない
出力インターフェイスはリファレンスのDVI×2、Mini HDMIからDVI×1、HDMI×1、DisplayPort×1へと変更されている。クーラーの排気は外排気がメインとなっており上段のスロットは排気用のスリットになっている
560Ti
ホワイトカラーのPCBが印象的なボード裏面。ホワイトカラーのPCBはマザーボードや電源などではたまに見かけることがあるものの、ビデオカードでは非常に珍しい。高クロック動作時の高周波ノイズを低減するNECトーキン製のプロードライザを4基搭載しているのも特徴的だ
560Ti
560Ti
パッケージはGalaxyらしい宇宙とホワイトを基調としたデザイン
「GF PGTX560Ti-SPOC/1GD5 WHITE EDITION」のGPU-Z 0.5.1の結果



■「GF PGTX460/1GD5 WHITE EDITION」

 「GTX 560 Ti WHITE」と似た外観を持つ「GF PGTX460/1GD5 WHITE EDITION」(以下GTX 460 WHITE)。ボード長は「GTX 560 Ti WHITE」とまったく同じ228mmでリファレンスの210mmから18mm程長くなっている。搭載クーラーも表面のロゴを抜かせば外観に大きな違いは見当たらない。
 スペックはコアクロック850MHz(リファレンス675MHz)、メモリクロック4000MHz(同3600MHz)で、「GF PGTX460SuperOC/1GD5 FUJIN 2.0」よりさらにコアクロックが40MHzアップしている。

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こちらは「GF PGTX460/1GD5 WHITE EDITION」の外観。ロゴ以外は一見「GF PGTX560Ti-SPOC/1GD5 WHITE」とまったく同じに見える。ボード長は228mmでリファレンスの210mmより18mm長くなっている
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外装カバーのスリット位置は「GF PGTX560Ti-SPOC/1GD5 WHITE」とほぼ同じとなっており、ロゴ以外で違いを見つけるのは難しい
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PCI Express補助電源コネクタも「GF PGTX560Ti-SPOC/1GD5 WHITE」と同じ6ピン+8ピン構成
出力インターフェイスはリファレンスのDVI×2、Mini HDMIからDVI×1、HDMI×1、DisplayPort×1へと変更されている
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PCBはもちろんホワイトカラーを採用。プロードライザを4基搭載するなど、裏面のチップ配置も「GF PGTX560Ti-SPOC/1GD5 WHITE」とほぼ同様
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「GF PGTX560Ti-SPOC/1GD5 WHITE」と同様に宇宙とホワイトを基調としたデザインパッケージ
「GF PGTX460/1GD5 WHITE EDITION」のGPU-Z 0.5.1の結果



ヒートパイプ4本搭載のVGAクーラーをチェックする

 今回用意した「GF PGTX560Ti-SPOC/1GD5 WHITE」と「GF PGTX460/1GD5 WHITE EDITION」には、2Slot占有デザインのVGAクーラーが装着されている。パフォーマンステストを行う前に、少々寄り道をしてVGAクーラーを簡単にチェックしておこう。

クーラー
「GF PGTX460/1GD5 WHITE EDITION」のファンカバーを外してみたところ。PCBを覆うヒートシンクはいかにも高冷却仕様といった雰囲気
クーラー
ファン電源供給用コネクタを外すと、カバー部本体は分離できる。銅製ヒートパイプは4本仕様で、銅製受熱ベースから放熱フィンに熱を移動させ、冷却効率を向上させる工夫がなされている
クーラー クーラー
クーラー
放熱フィンの下に別途アルミ製ヒートシンクが装着されている。これは電源周りの冷却を行うためのもので、オーバークロック時でも安定した動作をさせるための対策部材と言えるだろう


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GALAXY
GF PGTX560Ti-SPOC/1GD5 WHITE
GF PGTX560Ti-SPOC/1GD5 WHITE
・GPU NVIDIA GeForce GTX 560Ti
・コアクロック 850MHz
・メモリクロック 4000MHz
・メモリタイプ GDDR5
・ビデオメモリ 1024MB
・実勢価格税込32,000〜33,000円前後
・発売日 2011年1月
製品情報(株式会社エムヴィケー)
製品情報(GALAXY)
 
GF PGTX460/1GD5 WHITE EDITION
Menu
・GPU NVIDIA GeForce GTX 460
・コアクロック 850MHz
・メモリクロック 4000MHz
・メモリタイプ GDDR5
・ビデオメモリ 1024MB
・市場想定売価税込23,500円前後
・発売日 2011年2月
製品情報(株式会社エムヴィケー)
製品情報(GALAXY)
 
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