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 「エルミタ的速攻撮って出しレビュー」番外編
 Home >エルミタ的業界インタビュー「オピニオン」 Vol.3 Antec スコット・リチャーズ氏に聞く「Antecはオーディオ市場に参入する」
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「リンクス感謝祭2010」〜Antec編〜

 ここからは2010年11月27日、CAFFE SOLARE(カフェソラーレ)LinuxCafe 秋葉原にて開催されたイベント
「リンクス感謝祭2010」のAntec編についてお伝えしておこう。
 多数の有力メーカーの国内正規代理店を務めるリンクスインターナショナルだが、CAFFE SOLARE(カフェソラーレ)LinuxCafe秋葉原でのイベントは意外にも今回が初めて。今回はAntecに絞っての紹介となるが、同イベントでは他にも複数メーカーの最新情報に触れることができた。リンクス社には是非来年も開催してもらいたい、そんなイベントとなった。

Antec Antec
自作ユーザー御用達のメーカーを数多く抱えるリンクスインターナショナル。そうそうたるメーカーラインナップに関心度も高く、会場は常に満員の状態となっていた この日のために来日したスコット・リチャーズ氏によるAntec社製品の紹介セッション。自作ユーザーお馴染みの同氏だけに、会場内には立ち見のユーザーも多数



3Dスピーカーシステム「rockus」の国内初お披露目

 Antecの目玉と言えば、冒頭のインタビューでも紹介した新ブランド「soundscience」のお披露目と、その第1弾製品としてまもなく発売される2.1ch対応3Dスピーカーシステム「rockus」である。セッションでは途中、実機を使ったデモも行われ、訪れたユーザー達は一様に興味を持った様子。PCケースや電源ユニットの分野ではトップ集団を走る同社の最新製品だけに、自作ユーザーの反応は好感触と見えた。スコット氏が語るように、今後は新しいユーザー層への訴求が重要となりそうである。

Antec Antec
新ブランド「soundscience」の第1弾製品として発売を予定している2.1ch対応3Dスピーカーシステム「rockus」のターゲット顧客層。やはりポイントをコンシューマーゲームユーザーとパーソナルホームシアターユーザーの取り込みに据えているのが分かる 3Dモードとミュージックモードについての解説。3Dモードでは「soundscience」独自の3Dテクノロジーである3Dsstと呼ばれる技術により、理想的な3Dサウンドフィールドを創る。またミュージックモードでは、ステレオサウンドに適した専用のモードを搭載するという

Antec Antec
「rockus」のハードウェア特徴を大きく4つに分けて解説。光入力(オプティカル)を備えることで、PC以外のシーンでも活躍。付属するリモコンではモードの切り替えもできる 「rockus」とBOSE製のスピーカーを比較した表。同価格帯の製品で「rockus」が優れているという点がアピールされている



80PLUS GOLD認証の新型電源
 「HIGH CURRENT PRO 1200W」


 続いて紹介されたのが、ユーザーお待ちかねの自作カテゴリから、電源ユニットの新製品である。80PLUS GOLD認証を取得した「HIGH CURRENT PRO 1200W」モデルで、ゲーマーやオーバークロッカー等のハイエンドユーザーに特に勧めたいモデルだという。
 また、セッション冒頭ではスコット氏から「まず、GOLD認証取得電源はあくまでも効率の優劣を表したもので、電源ユニット本来の品質の良さを表したものではない点をもう一度理解していただきたい」という示唆が。最近、多数のメーカーから発売される80PLUS GOLD認証電源の認識を再度確認したところで、同電源がいかに優れたモデルであるかという点がアピールされた。


Antec Antec
80PLUS GOLD認証の電源ユニットの新モデル「HIGH CURRENT PRO 1200W」。具体的な発売予定は未定ながら、近日登場とのこと。予価は349.95ドルとなっている
Antec Antec
内部の基板を2層構造とすることで、1200W出力の電源としてはコンパクトな奥行き180mmを実現。三洋電気製80mmのファンが発生させるエアフローにとっても効率の良い作りだという
Antec Antec
使用するコンデンサーは全て日本製という点を強調。ターゲットとする顧客層は、ゲーマーやオーバークロッカー等のハイエンドユーザーとなる。なお、容量は未定ながら下位モデルもラインナップされるとのこと



ユーザーを常に「飽きさせない」こそがAntecの信条

 新カテゴリどころか“予想の斜め上”をいってオーディオ市場に参入するAntec。イベント会場では元々Antecを知る自作ユーザーは興味津々といったところだが、果たして一般ユーザーはどんな反応を示すのだろうか。
 今夏発売されたレイアウトカスタマイズ対応オープンフレームPCケース「LANBOY AIR」も多彩なギミックで度肝を抜く個性的な製品だったが、Antecはまさに“ユーザーを飽きさせない”メーカーと言えるだろう。
 スコット・リチャーズ氏は年明け早々開催される「CES2011」で新製品のお披露目を予告している。2011年のAntecにも大いに期待したい。



取材協力:Antec
http://www.antec.com/
株式会社リンクスインターナショナル
http://www.links.co.jp/
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