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 「エルミタ的速攻撮って出しレビュー」
 Home > エルミタ的速攻撮って出しレビューVol.36 -禁断の電源ユニットばらしシリーズ(最終回)- 「CORSAIR CMPSU-950TXJP」編
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いよいよ最後のばらばらスタート

 パフォーマンスチェックが終わったところで、TX950の内部を解剖していこう。
 今回は代理店の協力により、TX950を分解していいという許可を頂いたので、可能な限り、丸裸にする。

今回の「分解企画」は特別に許可を頂いて行われています。電源ユニットカバーを開ける事は改造行為に当たり、メーカーおよび代理店からの保証対象外となる上、高圧部品を含むため大変危険です。“自己責任の範疇においても”分解は行わないでください。また如何なるトラブルに関して、編集部およびメーカー、代理店は一切の責任を負いません。

CMPSU-950TXJP CMPSU-950TXJP
キャビネットは4本のネジを外すだけで簡単に外せる。内部はこのようになっている DCファンは、メーカー不詳(ONGHUA?)の「HA1425H12B-Z」という製品が搭載されていた
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基板を外すにはACインレットのコードを基板から引き抜き、基板を固定しているネジ4本を外すだけでOK。ACインレットにはコンデンサなどのノイズフィルタが挿入されている
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基板だけを取り出したところ。直出しケーブルは例によって邪魔なのでニッパーでカットしてある 基板を回路ごとにブロック分けした図。オーソドックスなレイアウトで、950Wとは、思えないほどコンパクトな仕上がりだ
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基板裏側の様子。基板はガラスエポキシ系で、写真上部が出力段、下部が入力段となる。基板裏には、特別、抵抗を減らすような銅板などは貼られていない。このあたりはコスト削減モデルらしい作り  


いよいよ最後のばらばら【AC入力一次回路】編

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AC入力一次回路に使われている部品の一覧 ヒューズは、一般的な管タイプで、12Aのもの。右のTVR 07471と書かれた黄色い物体はバリスタで、サージプロテクタの役割を果たしている
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コイルはすべて、トロイダルコアで2極分のコイルが巻かれている。これが3つ使用されている 高精度・高耐圧のポリプロピレンフィルムコンデンサ
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AC入力一次回路の最後の段に挟まれているバリスタ PFCに入力すためのブリッジダイオード(左)と、MOSFET(右)。ブリッジダイオードは2枚が重なる形でヒートシンクに固定されている。MOSFETは「35N60C3」が2つ使われている。1つで最大34.6Aまで流すことができるFETだ
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分厚いヒートシンクはアルミ製。フィン構造とはなっていないが、コルセア製の電源では、このタイプがよく使われている AC入力一次回路と、ブリッジダイオード&MOSFETのヒートシンクを外したところ。さすがにコンパクトな基板だけあってかなり部品は密集して取り付けられている


いよいよ最後のばらばら【PFC回路】編

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PFC回路周辺部品の一覧。PFC回路にしてはコイルおよびコンデンサは、やや小さめの印象を受ける PFC回路に使われているコンデンサと抵抗。赤いのは、ポリプロピレンフィルムコンデンサ、グリーンの円状のものはバリスタ、黄色い円状のものはセラミックコンデンサ、そして金属皮膜抵抗が3個
CMPSU-950TXJP  
PFC回路のコイルとコンデンサ。コンデンサは日本ケミコン製の400V/680uF、105℃品が使われていた。400V耐圧というあたりから、スイッチングで生成される電圧は300〜350V程度のようだ  
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この基板は、PFC/PWMコントローラーだ。左が表面、右が裏面となる。搭載されているのはPFCコントーラーの「CM6800X」
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CMPSU-950TXJP PFCの次の段に装備されているヒートシンクには、大容量のMOSFETが張り付いている。20N60C3と書かれた右の部品がMOSFETで、1個あたり最大で20.7A/208Wまで供給できる。ヒートシンク左側には、F3NK80Zが付いているが、これは恐らく+5VS出力用と思われる
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LQA08TC600と書かれたこの部品は、PFC回路用のショットキーダイオード。8A/600V、応答速度は11nsと高速 ここまで紹介した部品をすべて外したところ。部品の密集度は高いものの、ここまでの分解は、これまでの電源ユニットに比べれば比較的容易だった
 
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80PLUS BRONZE認証
CORSAIR「CMPSU-950TXJP」
 
CMPSU-950TXJP(その1) イントロダクション。「CMPSU-950TXJP」外観チェック

CMPSU-950TXJP(その2) 効率チェック。消費電力や各種ベンチマークテストを行ってみた

CMPSU-950TXJP(その3)いよいよ最後のばらばら開始その1

CMPSU-950TXJP(その4)最後のばらばら開始その2と総括
 
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