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 Home > エルミタ的「一点突破」 PCケース編 番外編 CORSAIR「CC600T」検証
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ドライブベイ部をチェックしてみる

 今ドキPCケースのアピールポイントとして外せないのがドライブベイギミックだ。「CC600T」は、5.25インチオープンベイ×4段、3.5/2.5インチ共用シャドウベイ×6段が利用可能。これだけの数が用意されていれば十分と言えるだろう。ここからは画像中心にそれぞれのドライブベイをチェックしてみよう。
CC600T
3.5/2.5インチ6台が搭載可能なシャドウベイスペース。横置きレイアウトで、大口径200mmファンは真横に隣接する
CC600T CC600T
もはや“世界標準”とも言える、樹脂製HDDマウント機構。もちろんツールフリーで、HDDケージの溝に合わせて押し込めばロックが完了する。なおSSD等の2.5インチドライブ搭載用にネジ穴も用意されているため、6台すべて2.5インチという豪華(高価)な構成にも対応してしまう
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3.5インチHDDを装着したところ。着脱は従来のPCケース同様、両サイドの取っ手をつかみ、引き抜くだけ。現状これに勝る装着方法は無いだろう ドライブに接続するケーブルは、背面に抜けるため、ある程度のスペースが確保されている。SATAストレートコネクタも接続可能だが、できればL字型を用意したい
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HDDケージは2ピース構造。それぞれが手回しネジで固定されており、工具無しで着脱ができる
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それぞれを外してみた。HDDマウントが個別に着脱できるため、実際にHDDケージを外す必要はないだろう シャドウベイユニットを取り外すとABS樹脂性の台座が露わに。中は空洞で、余分なケーブルを押し込んでおく事ができる“おしゃれBOX”的存在
CC600T
上段のシャドウベイは段違いにレイアウトを変更する事ができるようになっていた。こうする事で、拡張カードスペースが+100mm延長され、さらにフロント200mmファンからのエアフロー恩恵も受ける事ができるようになる。デフォルトの拡張カードスペースは実測値で340mmだが、悠々収まるグラフィックスカードでも、エアフローを考えればシャドウベイをこのスタイルに敢えて変更しての運用も悪くない
CC600T
5.25インチオープンベイは全4段。フロントメッシュ仕様で、通気性の良さをアピール
CC600T CC600T
5.25インチツールフリーの出来が良い。安価なモデルにありがちなネジ穴を目視で合わせてスライドロックするタイプではなく、フロントから光学ドライブを押し込んで行くと、ネジ穴に合致した時点で勝手にロックが掛かり固定完了。リリースは右のレバーを起こすだけ。このような部分からミドルクラス以上のPCケースであることを感じさせてくれる
CC600T CC600T
5.25インチベゼルは防塵フィルタ付きメッシュ仕様。着脱はネジ不要で、片側のレバーを傾けるだけで簡単に外れてしまう。なお作業はケース内部から行う事になり、光学ドライブ搭載はフロントからアクセスする



必要にして十分なファンレイアウトをチェックする

 意外に思うかもしれないが、「CC600T」は、フロントとトップに200mmラウンドファン各1基、リア120mmスクエアファン1基の計3基で構成されている(トップ部は200mmファンを外すことで120mmファン2基を換装できるものの、あまり現実的ではない)。今時のPCケースからすれば、3基構成のファンレイアウトは少ないと感じるかもしれない。ただし実際に稼働させて見ると、さすがに大口径だけあって大きな風量を作り出し、心許ないといった印象は皆無と言える。
 ファンはやみくもに搭載個数を増やしてもそれに比例した効果を得ることはできない。「CC600T」では、デザイン面も考慮されつつ、必要な箇所だけにファンがレイアウトされている。基本を押さえた3箇所にさえファンがあれば十分と考えているのだろう。
CC600T
トップ200mmホワイトLEDファンと、リア120mmファンはL字レイアウト。風量は十分で、特にCPU周りの排熱を素早く行う事ができるだろう。騒音値は39.1dBA(リテールCPUクーラー稼働時/室内騒音値29.2dBA)で、静音性も高い
CC600T
フロント200mmファンもトップファン同様ホワイトLEDが4箇所内蔵されている。この部分は主にHDD冷却の役割を果たすが、大口径なためHDDケージ全体にエアフローを送り込む事ができる
CC600T
「CC600T」のエアフローレイアウト。電源ボトムレイアウトモデルとしては、至ってシンプルな構成。ただし200mmファンの恩恵による十分な風量が得られる事から、これで十分と言えるだろう



意外にツールフリーな電源搭載部をチェックする

 「CC600T」における特徴のひとつとして、電源ユニット搭載部をクローズアップしてみたい。
 ボトム部搭載レイアウトを採用する電源搭載スペースは実測値340mmと広く、大口径ファンを搭載する大型電源ユニットを難なく格納する事ができる。  
CC600T
80PLUS GOLD認証を取得したフルモジュラー電源ユニット「CMPSU-850AXJP」を搭載してみたところ。サイズはW150×D160×H86mmで、120mmファン1基が内蔵されている
CC600T CC600T
電源ユニットの排熱用エアインテークはスライド式で、着脱が可能。フィルターメンテナンスが容易だ
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フィルターを外したところ。ネジレスで固定され、簡単に取り外せる エアインテークを外すと姿を現す6箇所のネジ穴この役割は、、、
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ネジ穴の正体は、電源ユニット固定用ステイのハンドルネジを留めるためのもの。電源ユニットの奥行きサイズに合わせ移動させ、ガッチリと固定する事ができる。電源ユニット用フレームには通常のネジ穴が用意されているが、あまりにもカチッと固定できるため、敢えてネジ留めの必要が無い。つまり大きくは謳われていないものの、電源ユニット固定はツールフリー仕様と言って差し支えないだろう
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高さ86mm(ATX電源標準規格)ギリギリ、ややきつめなガイドと、拡張スロット下部。よくぞここまでと思うほど、隙間無く電源ユニット固定のアシストをする

 次は実際に組み込みを行った「CC600T」の内部をご紹介しよう。内部容積も十分で、“ミドルタワーながらフルタワーの拡張性”の本質を探る

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CC600T
・外形寸法 W265×D592×H507mm
・素材 SECC + プラスチック
・重量 約11.3kg
・5.25インチ×4
・3.5インチシャドウベイ×6
・電源 非搭載
・対応 ATX/MicroATX
・I/O USB3.0×1/USB2.0×4/オーディオin/out(AC97/HD Audio対応)/IEEE1394×1
・ファン フロント200mm×1、リア120mm×1、トップ200mm×1
・実勢価格税込22,800円前後
・発売日:2010年10月2日
メーカー製品情報
代理店製品情報(リンクスインターナショナル)
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