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｜独自機能により速度低下を抑えるオリジナルファームウェア
コントローラ、NANDフラッシュに続く「True Speed Technology」最後の1ピースを埋めるのが「Instant Restore」「Global Wear Leveling」「Bad Block Management」といった独自機能を搭載するファームウェアだ。
これらの機能は、いずれも長期使用したダーティドライブでも速度低下なく一定の転送速度を維持するもので、まさにPLEXTORブランドSSDのキモとなる部分だ。それではそれぞれの機能について簡単に紹介していくことにしよう。
■SSDの使用済みページを最小限に抑える「Instant Restore」
MLC NANDフラッシュでは、データを4Kバイトのページ単位で扱うため、4Kバイト未満の小さなデータを書き込んだ場合でもそのページは使用済みになってしまう。つまり細かいデータの書き込みが大量に発生すると、容量には余裕があるのに多くのページが使用済みとなり、「リード・モディファイ・ライト」の発生が増え転送速度が低下する。
そこで「Instant Restore」では、4Kバイト未満のデータをキャッシュに一時的に保存し、4Kバイトごとに書き込み処理を行う。これにより使用済みページを最小限に抑え速度低下を防ぐことができる。
■ブロックごとのデータ書き込みを均一化する「Global Wear Leveling」
SSDを使用する上で、どうしても避けて通れない問題にNANDフラッシュの消去回数制限がある。「M3 Pro」シリーズでは、消去回数の多いToggleタイプを採用しているが、それでもこの問題を完全に解消することはできない。
そこでPLEXTORでは、データ書き込みを均一化する「Global Wear Leveling」を搭載し、特定ブロックへのアクセス集中を防ぐことで長寿命化とパフォーマンス低下を抑制している。
■データの正確性をチェックする「Bad Block Management」アルゴリズム
「Bad Block Manage」アルゴリズムは、NANDフラッシュに格納されているデータの正確性を常にチェックすることで、読み込みエラーとデータの損失を最小限に抑え、パフォーマンスを維持する技術だ。
｜厳しい耐久テストに裏打ちされた高い品質
PLEXTORブランドのもうひとつの特徴に高い信頼性がある。これはすべての工程で第3者機関FLEXSTAR社の定めるストレステストを実施。その中には60℃で20時間という非常に厳しい環境での検証もあり、不安定なNANDフラッシュの動作検証をしっかりと行うことで実現されている。さらに出荷前にはSSD全品検査が行われ、初期不良率の大幅な削減と低い年間平均故障率を達成している。
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PLEXTOR製品は5年間保証
厳密な独自基準のテストをクリアしたPLEXTOR製SSDには、製品購入から5年間の保証が提供されている |
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