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 Home >エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.127 OCZ製SSDの廉価モデル「Petrol」と「Octane SATA2.0」に隠された秘密
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「Petrol SATA3 2.5" SSD」128GBベンチマークテスト

 まずは「Petrol SATA3 2.5" SSD」の128GBモデル「PTL1-25SAT3-128G」についてベンチマークテストを行なう。SATA3.0(6Gbps)SSDのエントリーモデルということで、公称スペックはシーケンシャルが読込360MB/sec、書込135MB/sec。ランダムアクセスが読込34,000 IOPS、書込4,000 IOPSと、最近のSSDとしてはやや控えめだが、実際にはどの程度のパフォーマンスをみせるのだろうか。



データ圧縮率による性能の違いを「AS SSD Benchmark 1.6.4067.34354」でチェック

 いつも通り「AS SSD Benchmark 1.6.4067.34354」を使って、データの圧縮率によって転送速度に違いがでるのか確認していこう。

【AS SSD Benchmark 1.6.4067.34354】

 読込は250MB/secから350MB/secでかなりブレが大きく転送が安定していない。正直これまでのSSDで、ここまでブレの大きい結果に遭遇したことがなく、このテストだけで圧縮率の影響について結論づけるのは難しい。
 書込は105MB/secから圧縮率に従って転送速度が高速になり、最終的には135MB/secまで上昇している。書込については、圧縮率によってわずかながら転送速度に影響がありそうだ。



「CrystalDiskMark3.0.1c」でチェック

 次に「CrystalDiskMark3.0.1c」による測定を行う。テストデータはデフォルト (ランダム)、All 0x00 (0Fill)、All 0xFF (1Fill)の3パターンでそれぞれ計測を行っている。テスト回数はデフォルトの5回。また、テストサイズはそれぞれ50MB/100MB/500MB/1000MB/2000MB/4000MBの6パターン全てで行なっている。

■デフォルトランダム
【ランダム50MB】
【ランダム100MB】
【ランダム500MB】
【ランダム1000MB】
【ランダム2000MB】
【ランダム4000MB】

■All 0x00 (0Fill)
【ランダム50MB】
【ランダム100MB】
【ランダム500MB】
【ランダム1000MB】
【ランダム2000MB】
【ランダム4000MB】


■All 0xFF (1Fill)
【ランダム50MB】
【ランダム100MB】
【ランダム500MB】
【ランダム1000MB】
【ランダム2000MB】
【ランダム4000MB】

データサイズ50MB時の4Kスコア(IOPS)
データサイズ50MB時の4KQDスコア(IOPS)

 シーケンシャル読込については、ランダムデータはほぼ290MB/secで安定しているが、0x00や0xFFではデータサイズによって250MB/secから290MB/secでかなりスコアにブレがある。「AS SSD Benchmark 1.6.4067.34354」の結果と合わせて考えると、圧縮率の高いデータでは転送が安定しないようだ。また、いずれのスコアも300MB/secは超えられず、SATA3.0(6Gbps)SSDとしてはやや残念な結果といえる。
 書込についてはランダムデータが110MB/sec前後であるのに対し、0x00や0xFFでは130MB/sec前後で安定しており、概ね20MB/sec高速となった。同じコントローラを採用していた「Octane SATA3 2.5" SSD」では読込、書込とも圧縮率の影響が無かったことから、MLC NANDフラッシュの変更かファームウェアの影響と考えられる。
 次にランダムアクセスだが、4Kは読込15MB/sec前後、書込20MB/sec前後。4K QDは読込125MB/sec、書込23MB/secでランダムデータと0x00や0xFFの間に違いはなく、圧縮率の影響はない。ちなみに4K QDのスコアをIOPS換算すると、読込は30,000 IOPS、書込は約5,800 IOPSで読込は公称値をやや下回るが、書込については上回った。

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OCZ Petrolシリーズ
(64GB/128GB/256GB/512GB)
製品情報(株式会社アスク)
製品情報(OCZ Technology)
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