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 Home > エルミタ的速攻撮って出しレビューVol.38 - 新興メーカー 「ozone」 国内上陸前のゲーミングマウスをいじってみた
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2010年5月4日 19:20 TEXT:島 佳昭 
 近ごろ編集部には多数の国内市場未上陸の製品サンプルが到着するようになった。申し訳ないと思いつつ未掲載となってしまうアイテムも存在するのだが、今月はできる限りご紹介したいと考えている。(ケース1台、ケース風?1台は現在編集中なのでお楽しみに)
 さて、その第1弾として登場するのは、ゲーミングデバイスの新興メーカー“ozone”のゲーミングマウスとヘッドセットだ。まもなく日本市場にも登場するとの情報もある同社の自信作を上陸前にチェックしておこう。


日本市場上陸前のozoneを速攻チェックしてみる

  ひと昔前に比べ、ゲーミングデバイスの需要はかなり多くなったと感じる。それに合わせてゲーミングデバイスメーカーの数も近年増加傾向にある。

 Abdisamad 'SpawN' Mohamed氏を引き入れて商品開発している「ZOWIE GEAR」、PCケースで馴染みの深いCoolerMasterの「CM Storm」、日本の職人によって作られた純日本産を謳う「ARTISAN」。そしてまた一つ、新興メーカーとして現れたのが、今回取り上げる「ozone」だ。
 今や群雄割拠の時代を迎えていると言っても過言ではないゲーミングデバイスというジャンル。果たしてこの「ozone」は何を売りにしているのか、第一印象とフィーリングに重点を置いて説明したいと思う。


ゲーミングマウス、ozone「Smog」デビュー

 日本未上陸のデバイスという事で期待に胸を膨らませ、今回はゲーミングマウス
「ozone smog」(以下 smog)、ゲームパッド「ozone exposure」(以下 exposure)、ゲーミングヘッドセット「ozone strato」(以下 strato)の3点をOZONE Gaming Gearの協力により入手。まずはゲーミングデバイスの中でも花形のゲーミングマウス「smog」から見ていきたい。

ozone「smog」
ozone DPI: 5040 dpi (Max)
FPS: 12000
トラッキング速度 IPS: 150(Max)
レポートレート: 1000Hz
マクロ数: 63(Max)
重り: 5.0g×6
ボタン数: 7ボタン +2スクロール(4Way)
Adjust Lift 機能有り
換装用グリップ: 2種類
接続インターフェイス: USB
セラミック製 フットパッド
製品情報
http://www.ozonegaming.com/product.php?id=2


ozone「Smog」の細部をチェックしてみる

 正直に言ってしまうと、実物を見た直後の感想としては肩透かしというか落胆と言った感情が大きかった。その理由は外見がDIATECから発売されている「Cyber Snipa Silencer Mouse」(以下 Silencer Mouse)と瓜二つだったからだ。
 ボタンの配置やマクロ機能、おもり、右側グリップの交換可能という点も一緒である。

ozone ozone
ozone「smog」の外装パッケージ。マジックテープで閉じられたフタを開けるとマウス本体が現れる見慣れたスタイルが採用されている。なおパッケージサイズは220×232×88mm

 だがそんな似たような、悪く言ってしまえば二番煎じのような商品でメーカーも市場に出る訳もない。「smog」も当然ながら他製品と一線を引く特徴を備えている。それがセラミック製のフットパッドである。

 従来のマウスは底面にポリエチレン、もしくはテフロン製の素材のマウスソールが基本的だったが、「smog」は今までのマウスソールの常識を裏切りセラミック製のフットパッドを採用している。
 そもそもソールをセラミックにする利点は?と問われると少々困ってしまう所もある。セラミックは金属より軽く、耐摩耗性に優れ腐食もしにくいが、テフロンも摩擦係数が低く、滑りを良くするという点では負けず劣らずと言ったところ。しかし従来のマウスソールの常識に対して別方向からのアプローチしているという点では個人的に評価したい部分である。

ozone ozone
グリップを変更すると、ゆったりとした『かぶせ持ち』がし易くなる。取り外し出来るのだから『つまみ持ち』に対応したグリップも作ってほしかった。 左側面の窪みは深く、材質もラバー系の素材を使用している。親指がしっかりとフィットしてズレにくい
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付属物の重さ調節用のおもりと換装用グリップ。グリップはともかく、おもりは個人的に使う事は無かった ゲームデバイスでお馴染みのRazer社の製品とは対照的に自社のロゴは控えめだ。シンプルなものを好む私にはスッキリしていて良いが派手好きなユーザーには少々物足りないか
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全体的にツルツルとしたコーティングは好みの分かれる所。ここもSilencer Mouseとは違う部分ではあるがグリップ時の不安も残ってしまう ホイールの感触は緩めで軽い力で動作させる事ができる。 チルトホイールも採用していて前後左右にボタンを割り振れるのだが、正直ゲーム中に利用する事は少ない部分でもある
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DPIを4段階切り替えられるスイッチボタン。ドライバでDPIも変更可能だが滅多に使うことはない。 ゲームのジャンルによってDPIを使い分ける器用なユーザーなら使い道が出てくるか? 写真では分かり辛いが、サイドボタンはやや下からの圧力でも反応する。サイドの窪みのお陰で持ち易いが、その分素早く動かせない問題をここで解決している。ボタンの位置はやや後ろ気味。深い位置で『かぶせ持ち』する私には少し使い辛い
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グリップ部は2種類が用意され、好みや用途により簡単に付け替える事ができる
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こちらはプラスチック系マウスパッド「exposure」。355×255×2mmとサイズは標準的。表面は滑りを重視したのか非常に滑らかな印象を受けた


ozone「Smog」の細部をチェックしてみる(その2)

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サイドグリップを外した状態がこちら。ちなみにこの状態で使ってみたが意外と使い易かった。もちろん開発者の意図した使い方では無いだろうが、マウスのサイズが一回り小さくなるので、外した状態でもグリップし易い構造にして手の小さいユーザーにも使えるようにすると、また面白い事にはなりそうだ この手の重りは、毎回使う必要性をあまり感じないが今回はセラミックフットパッドやマウスパッドもプラスチック系で全体的に滑りが良いのでマウス自体を重くしても苦にならなかった
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マウス底部には五つのセラミック製フットパッド。見た目は金属のような印象で斬新 DPIの段階を示す表示が4つと、一番先端は現在選択されているプロファイルの色が表示される。それぞれの色はドライバで設定したプロファイルと連動している
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マウスの前後にもプロファイルを示すLEDが付いており、5秒間隔で点滅を繰り返す。マウス上部の「Mode」ボタンを押す毎にプロファイルが変更され、最大で6色+消灯が選べる。プロファイルを全て同じ設定にしてしまえば、その時の気分で好きな色で遊ぶというのも面白い


日本語インストールで馴染み易いドライバ画面

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ボタン設定では組んだマクロを好きなボタンに割り振れる。キーを直接は割り振れないのでわざわざマクロを組まないといけないので少し手間が掛かる マクロの登録方法は『記録』ボタンを押した後に好きな組み合わせのキーを押すだけ。直感的に組めるので非常に簡単
ozone  
一つのプロファイルで4つまでDPIの設定が行える。私のように一度決めたら変更しないユーザーにはあまり使い道はない。X軸Y軸をバラバラに設定する事も可能  


次は5.1ch Surround搭載のUSB接続ヘッドセット「strato」をチェックして行く
 
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