returns to
エルミタージュ秋葉原
 「エルミタ的速攻撮って出しレビュー」
 Home > エルミタ的速攻撮って出しレビューVol.45 - Mach Xtreme MX-FX USB3.0 FLASH DRIVEファーストインプレッション
the Voices 秋葉原Shop生の声
the Price アキバShopプライス画像掲示板
Special Price アキバShop特価品情報
PC Calender エルミタージュ的ロードマップ
Press Room リリース・トピックス・情報
Database エルミタージュ的データベース
Shop List 秋葉原Shopリスト
Akihabara Map 秋葉原Shop地図
Manufacturer List PCパーツメーカーリスト
Paet-time Job PC業界リクルート情報
Research 店員に聞く
携帯版エルミタージュ秋葉原
広告掲載について
情報・リリース窓口
About Us エルミタージュ秋葉原
 
title

Mach Xtreme Flash Drive USB3.0
MX-FX USB3.0 FLASH DRIVEファーストインプレッション


2010年6月23日 0:40 TEXT:GDM編集部 松枝 清顕
 今回の「エルミタ的速攻撮って出しレビュー」は、突然編集部に届けられた、Flash Driveを採り上げる事にしよう。
 エルミタにも一応のスケジュール表があり、これに則したレビューアイテムを時に泣きながらこなして行くワケだが、希に飛び込みで新製品レビュー依頼が舞い込む事がある。実は今回のアイテムもそれで、当サイトではもうすっかりお馴染みのMach Xtreme Technology(台湾)からUSB3.0インターフェイス対応のFlash Drive「MX-FX USB3.0 FLASH DRIVE 32GB」が昨日(21日)送られてきた。


通常なら恐らく採り上げないUSB Flash Driveだが、、、

 さて、今回サンプルが送られてきた
「MX-FX USB3.0 FLASH DRIVE」(型番:MXUB3MFX-32G)だが、恐らく前出の“あてにならない”エルミタスケジュール表には加えにくいアイテムと言えるだろう。
 その理由は、USB Flashはあまりにも一般的過ぎて紹介がしにくい点、さらに国内市場では未発売となるモデルが異常に多く、絞りにくい。なにより正直読者の興味も上位に占めるとは言い難い。

 しかしながら、今回採り上げる「MX-FX」はUSB3.0に対応し、容量も32GBとMLC NAND Flashが内蔵されている点では安価な部類のSSDにも匹敵する転送速度を実現する。
 これまでどうしても地味な印象が強く、いつの間にか手持ちの数が増えてしまい、有り難みが薄れ気味となっていたUSB Flashを、USB3.0が一般的になったのを機に、今一度スポットを当ててみようというのが、今回の主旨となっている。

MX-FX MX-FX
Mach Xtreme Technology MX-FX Series
http://www.mx-technology.com/product/mx-fx.html

MX-FX USB3.0 FLASH DRIVE MX-FX USB3.0 FLASH DRIVE
「MX-FX USB3.0 FLASH DRIVE」(型番:MXUB3MFX-32G)の外装パッケージは紙製。特徴的なアートなロゴと、約100×45×15mmの小振りなサイズから、海外メーカーのガム的な印象を誰もが持つに違いない。フタを開けるとウレタンの中に収められたUSB Flash本体が姿を現す
MX-FX USB3.0 FLASH DRIVE MX-FX USB3.0 FLASH DRIVE
外形寸法L78.0×W27.0×H9.3mmの本体はアルミニウム製ボディを採用。買ってもいないのにゴロゴロと“手持ち在庫”が増えてしまうこれまでの低容量USB Flashとは違い、さすがに重厚なイメージ。なお重さは39gで、USBコネクタ保護キャップ、および末端にはストラップが装着できる穴が用意されている

 ではここで、「MX-FX」の基本仕様を確認しておこう。実は今回の32GBの他に64GBモデル「MXUB3MFX-64G」もラインナップされており、いずれも国内総代理店の株式会社ソリッドマイクロから国内市場でも入手が可能だ。なお参考までに、同社の直販サイトでの販売価格は64GBモデルが税込22,800円、32GBモデルが税込13,800円となっている(2010年6月22日現在)。




MX-FX USB3.0 FLASH DRIVE 32GB転送速度テスト

 では早速テストを始めてみよう。その前に、今回テストに用意したホスト側インターフェイスは、ノートPCのExpressCard 34 Slot装着タイプとなる
USB3.0 ExpressCard PhotoFast「GM3000EX」を使用した。

GM3000EX GM3000EX
“速攻撮って出し Vol.37”以来、ノートPCに挿しっぱなし状態のPhotoFast「GM3000EX」。USB3.0モバイルケース「GIGABOX」もたいへん重宝しており、今や手放せないコンビとなっている

 これは「撮って出しレビュー Vol.37」でテストを行い、非常に使いやすかった事と、USB Flash Driveの用途としてノートPCでの使用頻度が高いという理由からだ。ちなみに「GM3000EX」はテスト後もノートPCに挿しっぱなし状態。出っ張らない事で持ち運びにも重宝しているので、改めてこれはお勧めできるアイテムである事を付け加えておこう。

 では早速「CrystalDiskMark 3.0」を使ってのベンチマークテストを行ってみたい。なお今回はUSB3.0接続時とUSB2.0接続時の違いが主たる着目点で、50MB/100MB/500MB/1000MBの4種類各3回のテストでの平均値を掲載している。

 ちなみに断続的にテストを行った結果、「MX-FX USB3.0 FLASH DRIVE」の本体は約40℃ほどに本体温度が上昇した(非接触型温度計使用)。MLC NAND内蔵のSSDもテスト中は比較的高温になる事があるので心配は無用だが、どうやら人間は日常40℃程度の固体に触れる機会が少ないようで、予備知識無しで触れると思わず「熱っ」と驚く事になるので、ある程度の構えは必要。(なお筆者も油断していたため、ほぼ同じリアクションで眠気が一気に飛んでいる)

MX-FX USB3.0 FLASH DRIVE MX-FX USB3.0 FLASH DRIVE
USB3.0接続時 【50MB】
USB2.0接続時 【50MB】
MX-FX USB3.0 FLASH DRIVE
USB3.0接続時 【100MB】
USB2.0接続時 【100MB】
MX-FX USB3.0 FLASH DRIVE MX-FX USB3.0 FLASH DRIVE
USB3.0接続時 【500MB】
USB2.0接続時 【500MB】
MX-FX USB3.0 FLASH DRIVE MX-FX USB3.0 FLASH DRIVE
USB3.0接続時 【1000MB】
USB2.0接続時 【1000MB】


USB3.0は当然の結果。すでにUSB2.0は過去のものに?

 ベンチマークテストは推して知るべしという結果となった。スコア詳細については一目瞭然なので敢えて解説をする必要はないので割愛するが、
今回の結果を見て、USB3.0の優位性を再認識させられた。

 改めて編集部で使用しているPCのUSBインターフェイスを確認してみると、当然ながらホスト側および周辺機器を含め、USB2.0が圧倒的に多い。しかし接続デバイスによってはUSB3.0のスピードはたいへん魅力的で、今回テストしたUSB Flash Driveを含め、新規購入時にUSB2.0インターフェイスモデルを選ぶ理由は価格以外に無くなったと言えるだろう。
 評価機として受領した「MX-FX USB3.0 FLASH DRIVE」はUSB3.0 ExpressCard「GM3000EX」同様、しばらく手放せないアイテムとなりそうだ。

機材協力:Mach Xtreme Technology
(C) GDM Corporation
 
toppage  

 
GM3000EX
cm690
 
GDM Copyright(c)1997-2012 GDM Corporation All rights reserved 掲載記事の無断転載を禁じます