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エルミタ的「一点突破」 CPUクーラー編 Vol.22
Intel LGA2011純正クーラー検証
2011年11月23日 22:15
TEXT:GDM編集部 松枝 清顕
 
LGA2011=「Socket R」の登場

 2011年11月14日17:00解禁となった、Intel「Core i7-3xxx」(Sandy Bridge-E)および新プラットフォーム「X79 Express」。執筆時点、秋葉原各PCパーツショップでは、好調な売れ行きが続いているという。
 今回のプロセッサは、Intel LGA1366「Core i7」シリーズからバトンが渡されたモデルという位置付けで、ソケットもLGA2011へと進化しているのは既にご存じの通りだ。
 さらに今回の「Core i7-3xxx」からは、従来の付属品であるCPUクーラーが省略されている点も小さなトピック。従来品との互換性が無く、搭載方法もプッシュピン(ファスナー)タイプからバックプレートをしたネジ留め式に変更。Socket RことLGA2011のプロセッサを動作させるには、別途CPUクーラーをユーザー自ら用意する必要があるのだ。

Core i7-3xxx
LGA2011へと進化したSandy Bridge-E。今回のテストには、「Core i7-3930K」を用意した

 多くの自作エンスージアストは、純正CPUクーラーは使用せず、その他構成パーツ同様、趣向を凝らした汎用CPUクーラーの選定に頭を悩ませ楽しんでいるのが現状だ。タンスの肥やしになる純正CPUクーラーの“不要論”は多く、今回の「Core i7-3xxx」でオプション扱いとなった事を歓迎する人も少なくないだろう。そこでIntelは、純正空冷CPUクーラー「RTS2011AC」を別途用意し、単品モデルとして解禁と同時に発売を開始した。



Low Cost Air Cooling 「RTS2011AC」デビュー

 今回解禁と同時に投入された「Core i7-3960X Extreme Edition」(3.3GHz)と「Core i7-3930K」(3.2GHz)は、「Core i7」シリーズの上位モデルという位置付けだけに、純正CPUクーラーを“使用しないであろう”自作ユーザーがそのメインターゲットと言える。
 発売日の14日は月曜日の17:00という、やや中途半端なタイミングながら、多数の自作エンスー達が初回数量の少ない「Core i7-3xxx」を手にしたワケだが、実にその多くは別売の純正空冷CPUクーラーを購入しているという。
 Intelの粋な計らいにより、いわば「自由選択式」となったCPUクーラーだが、意外とも言えるこの人気振りは、そもそもプロセッサ自体の価格が高い反面、「RTS2011AC」の実勢価格が税込2,000円以下と安価である点。片や“不要論”はあるものの、「純正」という心理的な安心感も根強くあるのかもしれない。

RTS2011AC
意外にも人気のLGA2011対応、Intel純正CPUクーラー「RTS2011AC」は、そのブランド力も強みのひとつ。汎用CPUクーラーも多数用意されているものの、多くはCPUと共に購入しているという



プロセッサより豪華な外装パッケージ

 Sandy Bridge-Eと共に、デビューした「RTS2011AC」。さすがに影の存在である事は言うまでもないが、外装パッケージはIntel純正品だけあって、存在感はたっぷり。肝心なプロセッサよりも押し出しの効いた風体から、売価以上のプレミアム感を味わうことはできそうだ。この辺りは、さすがIntelと言ったところではないだろうか。同時購入者が多い理由も理解できるというもの。余談ながら、開封時の期待感はプロセッサよりも高かった。

RTS2011AC
「RTS2011AC」パッケージは、Intel純正品らしくクールなデザイン。一昔前のCPUを彷彿とさせるその大きさは、実測値で153×153×115mmだった
RTS2011AC
CPUのパッケージとは違い、中身が確認できる小窓はなく、背面には「RTS2011AC」の画像がデザインされている。なお封印シールはCPUとほぼ同様。売価2,000円前後とはいえ、“買った気がする”存在感
RTS2011AC
テストで使用した、Intel「Core i7-3930K」と仲良く記念撮影。両者共に編集部テスト機材として、少なくとも“来年春まで”活躍してもらう予定。余計なことだがCPUの価格は「RTS2011AC」の25個分になる
RTS2011AC RTS2011AC
RTS2011AC
CPU同様、ペーパーBOXで厳重に梱包された「RTS2011AC」。環境に配慮してプラスチック素材はグリスが塗られた受熱ベース部のカバーのみだった。廃棄時はもとより、輸送時におけるブリスターパッケージの破損防止にも貢献する

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intel
RTS2011AC
素材
アルミニウム/銅
ヒートシンクサイズ
直径95mm(実測値)
重量
全体487g/ヒートシンク420g(実測値)
ファン回転数

1000〜3000rpm(公称値)
ファン寸法
104mm(公称値)
サポートTDP
130W(公称値)
発売日
2011年11月14日
実勢価格
税込1,980円程度
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