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[COMPUTEX] トリプルファンで冷却強化可能な新型クーラーも用意するZALMANブースに立ち寄ってみた

2012年6月7日 18:48 更新
2012年6月6日取材
 
 GRAND HYATT TAIPEIの2室に陣取るご存じZALMAN TECH(本社:韓国)。今年はCOMPUTEXに合わせ、CPUクーラーと近頃好調なPCケースの新型モデルを用意してきた。


COMPUTEX TAIPEI 2012インデックスページ
http://www.gdm.or.jp/pressrelease/201206/computex_index.html


■ZALMANと言えばやっぱりCPUクーラー。高エアフローで空冷最強を狙う

 ZALMANが最も得意とするカテゴリはやはり冷却機器だ。まず目に付いたのは7月末には発売が開始されるというサイドフロー型CPUクーラー「CNPS14Z」だ。
 2ブロックのアルミニウム製放熱フィンから構成する“ツインタワー”タイプで、6本のヒートパイプを採用。受熱ベース部は銅製で、ダイレクトタッチ式は見送られている。

 一見、オーソドックスなサイドフロー型CPUクーラーだが、両ヒートシンク間に搭載されるLow Noise 140mmファンは受熱ベース部から2本のワイヤーが伸びたオープンフレームを採用。フレームを排除することで、気流の乱れとエアフローのロスを極力低減する工夫がなされている。また、より高い冷却能力を要求する市場への対策として、両サイドのヒートシンクに各1基の140mm口径ファンが増設可能。トリプルファンによる強制エアフロー環境を作り出す事で、空冷最強クラスの放熱処理能力を狙う。

 フライヤーに記されたスペックによると、外形寸法は、L140×W126×H159.3mm、重量875g。搭載ファンは140mm口径の25mm厚で、950〜1,350rpm±10%/17〜21dBAのPWM仕様。なおソケットは現行CPUほぼ全てに対応する。

一見どこにでもあるオーソドックスなスタイルの「CNPS14X」。早ければグローバル市場向けに7月からの販売が計画されていることから、ほぼ製品版と見ていいだろう
ツインタワー型ヒートシンク両側面に冷却ファンを増設する事で、トリプルファン仕様にパワーアップ。なお上面センター部に見える黒いプラスチックパーツは、ツインタワーの剛性強化とオープンフレームファンのガード的役割をも果たす
受熱ベース部は銅製。6本のヒートパイプは直線状に整然とレイアウトされている。なお気になる売価だが、現時点46ドルを想定しているという


■ZALMANと言えば、やっぱりラウンド形状。「CNPS9900DF」もあるぞ

 現行「CNPS9900」シリーズのバリエーションモデル「CNPS9900DF」も披露された。同シリーズ最上位にあたり、“Cross-banding Fin Technology”により最大の特徴であるその外観を作り上げる。またブラックニッケル仕様により精悍で力強い冷却を想像させ、市場想定売価81ドルの“大きな説得力”にもなっている。
 BlueLED仕様の冷却ファンは、センター部が135mm(900〜1,400rpm±10%/PWM)、外側が120mm(1,000rpm±10%)。騒音値は27.3〜36.5dBA±10%で、Long Life Bearingが採用されている。

すっかりお馴染みのスタイルとなる「CNPS9900」シリーズのバリエーションモデル。受熱ベースおよび放熱フィンは銅製で、重量は900g


■最近期待のPCケースカテゴリ。「Z5」と「MS800」の2機種に注目

 国内市場では相変わらず人気の高い「Z9 Plus」。エントリークラスでは“敵無し状態”は未だ継続中だが、後継らしき製品も展示されていた。
 「Z5」シリーズと名付けられたそのモデルは、ノーマル版と型番に“Plus”が付けられたサイドパネルアクリル仕様を用意。現行「Z9」に比べ、ドライブベイ部が全くの別モノとなっていた。

人気の「Z9」後継というよりも、やや上位に見える「Z5」。「Z9」に比べ、シャドウベイ中段が省略され、長モノグラフィックスカードの有効スペースを稼ぎ出している。現状発売日および想定売価は未定

 一方、ZALMANが今回“イチ押し”と自信たっぷりなPCケースが「MS800」だ。さすがに「Z9」シリーズ並の価格は無理だが、最もライバルの多いミドルタワーカテゴリに参戦するだけあって、作りも明らかに「Z9」シリーズより高い。
 ギミックとしては、トップ部にダイヤル式の6chファンコントローラーを装備する他、内部に見えるブルーのバーは「VGA Guide Provided」と名付けられ、グラフィックスカードの固定ガイドの役割を担う。さらにドライブベイに目を向けると、3段仕様の「Hot-Swap Enabied HDD Bay」を標準で備え、上位「MS800 Plus」ではこれを2段(計6台格納)装備する。
 外形寸法は、D546×W205×H545mmで、対応フォームファクタはATX。拡張カード有効スペースは330mmとされる。

現時点プロトタイプの最終型(?)となるミドルタワー「MS800」。想定売価は95ドルがターゲットで、7月中の発売を目指しているという

TEXT:GDM 松枝 清顕/取材:Tawashi

COMPUTEX TAIPEI 2012
http://www.computextaipei.com.tw/ja_JP/index.html
ZALMAN TECH
http://www.zalman.com/

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http://www.gdm.or.jp/pressrelease/201006/computex_index.html

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