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[COMPUTEX] 自作市場のニューカマー。ドイツALEXANDER WEISEを覚えておこう

2012年6月6日 20:53 更新
2012年6月5日取材
 
 COMPUTEXの会場をうろうろ歩いていると、こんなにも知らないメーカーがあるのかと感心してしまう。世界中にあるPC関連企業が一堂に集まるアジア最大級のイベントだけあって、これを機に国内市場にマッチしたメーカーを探し歩くのも楽しい。
 ここで紹介するALEXANDER WEISEは、今回会場で見つけた新興メーカー。ドイツに拠点を置くという通称「AW」のブースをちょっと覗いてみよう。


COMPUTEX TAIPEI 2012記事インデックス
http://www.gdm.or.jp/pressrelease/201206/computex_index.html


■Diablo IIIモディファイのPCケースが異彩を放つ“AW”

 とにもかくにもAWのブースで異彩を放っていたのは、話題の「Diablo III」をモディファイしたPCケース。ヨーロッパ市場で盛んなMOD=Modfication系PCケースだが、さすがにCOMPUTEXの会場に展示するだけあって、誰もが目を留めるほど完成度は高かった。
 さらに組み込まれた構成パーツはリザーバータンク付きの水冷仕様で、CPUとGPUに渡る水冷チューブが外観とマッチして、近未来的な雰囲気を醸し出す。

「Diablo III」をイメージしたMODケースが異彩を放つALEXANDER WEISEブース。PCゲームに興味が無い人でも思わず目を留めるデコレーションは、集客効果抜群
内部を見ると、水冷構成。さらに電源ユニット側面には「Diablo」ロゴも
ベースとなるPCケース「Pirate」。AWのサイトには、バリエーションモデルを含め全3機種がラインナップされていた

 なおこのMODケースのベースは、「Pirate」と名付けられたカタログモデル。ATXミドルタワーで、外形寸法はD494×W217×H490mm。バリエーションモデル「Pirate-t」の他、奥行きが519mmに延長された「Pirate-s」も用意される。

 ちなみに“つるし状態”の「Pirate」だが、5.25インチオープンベイ×9段スタイルだが、内部では3.5インチシャドウベイ×4とシェアする設計。冷却ファンはフロント140mm×1、リア120mm×1、トップ120mm×2、サイド220mm×1(120mm×2換装可能)を標準で装備する(右側面にも80mm×1搭載可能)。「Pirate」自体はよくあるミドルタワーという印象で、大迫力のMODケースとのギャップから、かなりおとなしく見えてしまう。“国内市場導入熱望”とは言い難いPCケースだが、AWは2012年に出来たニューカマー。これからの展開には大いに期待したい。



■原形を留めないカタログモデルのフロントフェイスを使ったデコケースも

 「Pirate」のMODケースだけに留まらず、“鉄骨むき出し”風モデルも発見。こちらはフロントパネルにカタログモデル「F-35」を使った異形ケースで、ボディはほぼ骨組み状態からサイドパネルはない。さらによく見ると、5.25インチベゼルの背後にあるはずのドライブベイがボトム部にあり、代わりに電源ユニットが装着されていた。つまりシャーシを前方向に90度倒したレイアウトに改造されているワケだ。

 当然光学ドライブは通常使用できず、電源ユニットのレイアウトも最良とは言い難い。しかしながら、この手のモデルにあれこれ言うのは邪道。良く出来ているとも思えないが、ノーマル状態の「Pirate」や「F-35」などを展示しただけでは、会場内の数多あるメーカーに埋もれてしまう。新興メーカーとしてはブランドイメージの植え付けも出展の重要な目的だけに、AWのコンセプトは正解と言えるだろう。
 来年もCOMPUTEXの会場に「ALEXANDER WEISE」のブースを見つけることはできるだろうか。

わざわざ使いにくくしたとしか思えない「F-35」ベースのコンセプトモデル。もしかすると決して冗談ではなく、PCケース設計考案中にできた発展途上の形という可能性もある。細部をみると、フィニッシュがかなり甘く、コレはこれでご愛敬
ブース奥にはメーカーサイト未掲載のキーボードやマウスも展示されていた。あちこちからの寄せ集め感は強いものの、今後のラインナップ強化の意欲が窺える

TEXT:GDM 松枝 清顕/取材:池西 樹

ALEXANDER WEISE
http://www.alexanderweise.com/

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