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[アキバ取材班] 日本ギガバイト、プレス向け発表会で次世代CPUに対応する「Z77」搭載マザーボード全13モデル公開

2012年3月28日 1:20 更新
2012年3月27日取材
 
 日本ギガバイト株式会社(本社:東京都千代田区)は2012年3月27日、秋葉原UDX(所在地:東京都千代田区)において「GIGABYTE 7シリーズ超耐久マザーボードプレス発表会」を開催した。

会場には「GIGABYTE 7」シリーズマザーボードがずらりと並ぶ

 今回のメディア向け製品発表会では、日本ギガバイト株式会社 代表取締役Joshua Yeo(呂 正民)氏の挨拶に続き、台湾本社のマーケティング部門副部長であるTim Handley氏が、GIGABYTE製Intel Z77 Express(以下Z77)搭載マザーボードの紹介と新機能について解説を行った。

冒頭で挨拶を行った日本ギガバイト株式会社 代表取締役のJoshua Yeo(呂 正民)氏
「GIGABYTE 7シリーズ」の新機能について解説を行った台湾本社マーケティング部門副部長Tim Handley氏


■「GIGABYTE 7シリーズ」採用された新品質規格「Ultra Durable 4」

「GIGABYTE 7シリーズ」の上位モデルは「防熱」「防湿」「防静電」「防電断」に加え、基板に”2オンス銅箔層”採用した「Ultra Durable 4」に準拠する

 「GIGABYTE 7」シリーズは、GIGABYTEの品質規格「Ultra Durable 4 Classic」または「Ultra Durable 4」に準拠。「防熱」「防湿」「防静電」「防電断」といった、PCの不具合を引き起こす要因からマザーボードをしっかりとガードする。さらに上位モデルでは基板の電気層に”2オンス銅箔層”を採用。オーバークロック時でもマザーボードの温度を低く保ち、安定動作と高いオーバークロック耐性を実現する。

低RDS(on) MOSFET採用によりマザーボードの発熱を大幅に低減。さらに固体コンデンサを搭載することで耐久性も大幅に向上している
湿気をはじく”新開繊クロス方式”をPCBに採用。温度変化によって生じる結露からマザーボードを保護することができる
USBやLANコなど各種コネクタに機器を接続する際、静電気放電でヒヤッとすることがあるだろう。GIGABYTEではこのような静電気からPCを守るため、一般的なICの約3倍の静電気放電耐性を持つ高品質ICチップを採用する
落雷や停電など突然の電断が起こった場合でも、「Dual UEFI」によって自動リカバリーが可能。GIGABYTEによれば、マザーボードの故障で最も多いのはBIOSの不具合であることから、その効果は高い。さらに抗サージ特性ICにより、電源供給の際に起こるサージからPCを保護することができる


■Lucid Virtu MVPで3Dグラフィック性能が大幅に向上

Lucidの新GPU仮想技術「Lucid Virtu MVP」。GIGABYTEによると「Hyperformance」モードでは、外部グラフィックカード単体から5割以上性能が向上するアプリケーションもあるとのこと

 注目の機能としてLucidのGPU仮想化技術「Lucid Virtu MVP」がある。これはIntel Z68 Expressにて搭載された「Lucid Virtu」の拡張版で、ゲーム性能を大幅に向上させる「Hyperformance」モードとVsyncフレームレートを120fps以上にあげる「Virtual Vsync」モードの2つの機能が追加されている。
 すべてのアプリケーションに効果があるわけではないが、「Hyperformance」モードでは内蔵GPUと外部グラフィックスカードを協調動作することで、ゲーム性能を大幅に向上することできる。また内蔵GPUから出力する「i-mode」で接続すれば、パフォーマンスはやや下がるものの消費電力の削減も可能だ。

Core i7-3770KとAMD Radeon HD 6870を使った「Lucid Virtu MVP」のデモンストレーション。「Lucid Virtu MVP」をオン(画像左側)にするとオフ(画像右側)に比べて約2倍と大幅に性能が向上。さらに消費電力も削減されている


■ATXマザーでは全モデルmSATAコネクタを搭載

「GIGABYTE 7シリーズ」では、ATXフォームファクタのマザーボードすべてにmSATAコネクタが用意される

 Z68世代でもmSATAコネクタの搭載に積極的な姿勢をみせていたが、「GIGABYTE 7」シリーズではATXフォームファクタのマザーボードすべてにmSATAコネクタが搭載される。SSDをHDDキャッシュとして使用する「Intel Smart Response Technology」や長時間のスリープからでも瞬時に復帰する「Intel Rapid Start Technology」機能をスマートかつ低コストで導入できるようになる。


■オールデジタルエンジンによる安定動作を実現

CPU、GPUコア、メモリ、VTTの4系統にデジタル電源を搭載することで安定動作を実現

 電源供給の要となる、CPU、GPUコア、メモリ、VTTのすべてにデジタルPWMコントローラーを搭載。従来よりも高効率な電源供給コントロールが可能となり、定格運用だけでなくオーバークロック運用においても高いパフォーマンスを発揮する。


■エントリーからゲーミングモデルまで揃った豊富なラインナップが揃う「GIGABYTE 7」シリーズ

「GIGABYTE 7」シリーズのラインナップ。すべてのモデルでDual UEFIを搭載する

 「GIGABYTE 7」シリーズの新機能を確認したところで、会場に展示されていた新製品8モデルを紹介していこう。

■「G1.Sniper 3」
ゲーミングPC向けのハイエンドモデル「G1.Sniper 3」。PLX製PCI-Expressブリッジチップを搭載し、4-WayのSLI/CrossFireXに対応する

 ゲーミングPC向け G1.Killerシリーズに属する「G1.Sniper 3」。PLX製PCI-Expressブリッジチップを実装し、「GIGABYTE 7」シリーズでは唯一4-WayのSLI/CrossFireXに対応する。さらにオーディオチップにはサウンドカード並の音質を実現するCreative Sound Core 3Dを搭載。「Bigfoot Killer NIC」とIntel「82579V」のデュアルLAN構成とするなどシビアなネットワーク環境が必要とされるFPSゲームにもしっかりと対応する。
 電源は12フェーズ構成でPCBレイヤーは6層基板。基板に”2オンス銅箔層”する「Ultra Durable 4」に準拠するため、オーバークロッカーにもオススメだ。なお、フォームファクタをATXではなくExtended ATXとなる。

■「G1.Sniper M3」
小型かつ高性能なゲーミングPCのニーズに答えるG1.Killerシリーズ初のMicro ATXモデル「G1.Sniper M3」

 G1.Killerシリーズ初となるMicro ATXモデル「G1.Sniper M3」。オーディオチップは「G1.Sniper 3」と同じCreative Sound Core 3Dで、ネットワークコントローラとしてIntel「82579V」を搭載。さらに2-Wayまでのマルチグラフィックスにも対応し、小型かつハイエンドなゲーミングPCを構築したい場合には最適なマザーボードだ。

■「Z77X-UD5H」
豊富なオーバークロック機能と「Ultra Durable 4」対応による高い品質を実現したハイエンドモデル「Z77X-UD5H」

 マットブラック基板にメタリックブルーのヒートシンクが印象的なハイエンドモデル「Z77X-UD5H」。基板上には各種スイッチやデバッグ用LEDなどオーバークロック向けの機能を豊富に搭載。電源も8フェーズ構成とするなど、オーバークロック運用を強く意識した製品だ。さらにネットワークはAtheros「8151」とIntel「82579V」のデュアルLAN構成。2-WayのSLI/CrossFireXに対応するなどゲーミングPCとしても十分な実力を備える。なお、本モデルはBluetooth 4.0/Wi-Fi拡張カード「GC-WB300D」が付属するWiFiモデルも用意される。


■「Z77X-UD3H」
メインストリーム向け定番モデル「Z77X-UD3H」。オーバークロック機能も豊富に搭載しており、定格運用からオーバークロックまでサポートする万能選手だ

 “最も売れ筋になる”とGIGABYTE自らが位置づけるメインストリーム向け「Z77X-UD3H」。電源こそ6フェーズに削減されているものの、上位モデルと同様「Ultra Durable 4」に対応。オーバークロック向け機能も豊富に用意されており、定格運用からオーバークロック動作までこれ1枚でこなすオールマイティな製品。なおこのモデルもBluetooth 4.0/Wi-Fi拡張カード「GC-WB150」が同梱するWiFiモデルが用意されている。


■「Z77X-D3H」
「Ultra Durable 4 Classic」準拠となるスタンダードモデル「Z77X-D3H」

 スタンダードモデル「Z77X-D3H」。“2オンス銅箔層”やオーバークロック向けの機能は制限されているが、6フェーズデジタル電源を搭載し、2-WayのSLI/CrossFireXに対応するなどその基本性能は高い。EasyTune 6を使ったライトなオーバークロックや定格運用を考えているならオススメだ。


■「Z77-D3H」
「GIGABYTE 7」シリーズのエントリーモデル「Z77-D3H」

 ATXマザーボードとしては最も廉価な製品となる「Z77X-D3H」。オーバークロック機能は搭載せず、マルチグラフィックスも2-WayのCrossFireXのみと。とはいえ、電源はデジタル4フェーズで、mSATAコネクタも装備するなど基本性能は充実しており、コストパフォーマンスを重視するなら十分な性能だ。


■「Z77M-D3H」
Micro ATXフォームファクタの廉価モデル「Z77M-D3H」

 唯一アナログ電源を搭載した廉価モデル「Z77M-D3H」。定格運用やスリムPC向けで、Z77の機能は利用したいが、コストは抑えたいというニーズに答える製品だ。ただしPCI-Express3.0(x16)を2本搭載し、2-WayのCrossFireXに対応。さらにチップセットレベルでSATA3.0(6Gbps)やUSB3.0に対応するため、拡張性はしっかりと確保されている。


■「B75M-D3H」
オフィス向けチップセットB75を搭載した廉価モデル「B75M-D3H」

 「B75M-D3H」はオフィス向けチップセットIntel B75 Expressを搭載したモデル。中小規模のオフィス向けの製品でセキュリティ支援機能や業務生産性を向上するための専用ソフトウェア「Intel Small Business Advantage」に対応するのが特徴。さらにIntel B75 ExpressはPCIスロットをネイティブサポートしており、旧資産のPCI拡張カードを利用する際にも力を発揮する。

取材:GDM編集部 池西 樹

日本ギガバイト株式会社
http://www.gigabyte.jp/

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エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.125 Intel Z77チップ搭載マザーボード MSI 3モデルを画像でチェックしておこう。(2012/3/7)
http://www.gdm.or.jp/review/mb/msi/z77/index_01.html

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