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[COMPUTEX TAIPEI 2010] 今回もThermalrightは面白いCPUクーラーを用意してきたぞ
2010年6月3日 1:18 更新
2010年6月2日エルミタ取材班
COMPUTEX
 
Thermalright NanGang Exhibition Hall N930に構えるは日本でも支持者の多い冷却器メーカーThermalright(本社:台湾)。展示会ではいつも同社らしい凝ったモデルを発表する事でも知られているが、今回も興味深い製品を投入してきた。


■洗濯機ドラム型「Wheel」や“順当”な「HR-02」、奇妙な「Sentinel」

Thermalright
http://www.thermalright.com/new_a_page/news_page/
thermalright_at_computex_10.html


10本の放熱フィンで構成された「Sentinel」

 コンセプトモデルとして参考出品されていた「Sentinel」。発売予定は無いというこのような製品は、言わば技術評価サンプル的な要素を持ち、多くの人目に晒される事こそがその重要な役割となる。

 珊瑚またはオフィスビル群を連想させる棒状のヒートシンクは5つ1セットに、4つのブロックで構成。それぞれにヒートパイプが貫通し、計20本のヒートパイプがU字にレイアウトされている。

 一応パッシブタイプのユニバーサルソケット対応CPUクーラーの体をなしてはいるが、こっそり触ってみると“ふにゃ”っとした感触で、さすがにベース部から生えたヒートパイプにヒートシンクが付けられた“棒つくね”のような作りに対し、剛性を求めるのは酷だろう。
Sentinel Sentinel
Sentinel 技術評価サンプルの意味合いが強い「Sentinel」。外形寸法はL182×W182×H165mm、重量1200g


どこかで見た“洗濯機ドラム”形状の「Wheel」

 たしかどこかで見たような形状のLGA1366/1156/775/AM2/AM3対応CPUクーラー。多くの人が想像するであろうThermaltake「SpinQ VT」(型番:CLP0554)がその“どこかで見た”となるが、思えば昨年の「COMPUTEX TAIPEI 2009」でThermalrightは「Cyclone」という参考モデルを出品しており、これもφ150mmの円形状デザインが採用されていた。
 実際には製品化されなかったワケだが、360℃ラウンドヒートシンクは内蔵ファンのエアフローデザインから、理にかなった形状に仕上げられている。なおこの製品は発売予定があるそうだ。

Wheel Wheel
360℃ラウンド形状を採用する「Wheel」。内蔵されるファンは1600rpmのPWMモデルとされているが、それ以上の詳細は不明
Wheel Wheel
外形寸法はL152×W152×H160mm、重量1150g。360℃均等に貫通されたφ6mmのヒートパイプ数は6本


最も現実的なユニバーサルCPUクーラー「HR-02」

 奇をてらわず、最も現実的に見えたのはLGA1366/1156/775/AM2/AM3対応CPUクーラー「HR-02」。2005年に発表された「HR-01シリーズ」の進化形の位置付けで、幅および重量はそれぞれ約倍の大きさとなった。
 外形寸法L143×W130×H160mm、重量1100gで、φ6mmヒートパイプが6本搭載されている。なおこのモデルも発売時期は未定ながらも販売はされるとのこと。

 ちなみに搭載可能ファン口径についての記述が無く、STAFFに尋ねたところ、「システムファンだけで行ける」との返答が。ただし画像を見る限りでは、ファン装着用ワイヤーの穴が確認できるため、完全なパッシブモデルではなく、オプションで140mmファンが搭載できる模様。

HR-02
最も現実的に見える「HR-02」。最近のリリースでは薄型ヒートシンクが多かったThermalrightだが、久々に重量級CPUが市場に並ぶ事になる

TEXT:GDM 松枝 清顕/取材:Tawashi

Thermalright
http://www.thermalright.com/

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