エルミタージュ秋葉原 [エルミタ取材班] “PCI-E3.0（Gen3）”と“Click BIOS II”をアピールするMSIプレゼンを聞きに行く

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[エルミタ取材班] “PCI-E3.0（Gen3）”と“Click BIOS II”をアピールするMSIプレゼンを聞きに行く
2011年9月5日 3:41 更新	2011年9月3日エルミタ取材班

　エムエスアイコンピュータージャパン株式会社（本社：東京都台東区）は2011年9月3日土曜日、リンクスSR（ショールーム）において、MSI製品のプレゼンテーションイベントを開催した。

■未発売製品も登場した新機能プレゼンテーション

自作PCパーツ専門ショールーム「リンクスSR（ショールーム）」
〒101-0021　東京都千代田区外神田6-14-9　秋葉原MFビル1F
03-3835-8799
営業時間：11:00～19:00
定休日：水曜日・日曜日
■http://www.links.co.jp/info/2011_07/pcsr.html

　先日開催予告をお伝えした通り、9月3日土曜日、リンクスSRにてエムエスアイコンピュータージャパン株式会社主催の新機能プレゼンテーションイベントが開催された。イベントでは同社・石岡宣慶氏が「PCI-Express3.0（Gen3）」や「Click BIOS II」について熱く語った。

会場となったリンクスSR（ショールーム）

今回のイベントで解説を行ったのは、COMPUTEX TAIPEI 2011レポートにも登場したエムエスアイコンピュータージャパン株式会社の石岡宣慶氏

　まず石岡氏は、MSI製マザーボードに今後搭載される「PCI-Express3.0（Gen3）」、「ClickBIOS II」について、これらの新機能に対応した未発売製品「Z68A-GD80（G3）」を使用した解説が行われた。

　「PCI-Express3.0（Gen3）」とは、PCI-Exppress2.0の次世代規格インターフェイス。来年登場予定の新CPUより正式にサポートされる。
　バンド幅が今までの2倍になるため、PCI-Express帯域を利用する製品のパフォーマンスに大きな影響をもたらすのではないかといわれている。
　PCI-Express3.0（Gen3）対応をうたうマザーボードを構成する全ての部品には、従来のパーツよりスループットを向上させた“PCI-Express3.0（Gen3）完全対応”仕様のものが採用される。そのため非対応のCPUとSSDを動作させても3～5％（条件がよければ10％）のパフォーマンス向上が実現できるとされている。

「全ての箇所に“Gen3”完全対応のブリッジチップを採用する」という新型マザーボード「Z68A-GD80（G3）」。CPUの下に実装されているのは、Gen3対応ブリッジチップとのこと。表面には「PI3PCIE 3412ZHE」という刻印を確認した

パッケージも準備万端。あとは発売を待つばかりだ

　一方、「ClickBIOS II」とは、UEFIとWindowsアプリケーションの統合型のグラフィックインターフェース。
　大きなアイコンや画面レイアウトでタッチパネルでも操作しやすいユーザーインターフェースが特徴の新BIOSだ。これまで文字で設定していた項目をグラフィック表示させることで、操作性と視認性を向上されている。

画像左がPC起動時のUEFI BIOS画面、右がWindows上のユーティリティ。それぞれUIデザインが統一されていることがわかる

Windows上のユーティリティからHDDの動作モードを変更することもできた。こういう細かい設定まで変更可能なのはうれしい

当然だがデモ機のシステムはSandyBrigeのCPUを使用していた

　今回デモで登場したマザーボードは、現時点発売は未定とのこと。なおプレゼンテーションに関しては9月10日（土曜日）、17日（土曜日）、24日（土曜日）、10月1日（土曜日）も予定されているので、新しいプラットフォームについて気になる人は足を運んでみてはいかがだろうか。

TEXT：GDM編集部樋口信二

エムエスアイコンピュータージャパン株式会社
http://www.msi-computer.co.jp/
株式会社リンクスインターナショナル
http://www.links.co.jp/

■[エルミタ取材班] 明日オープンの「リンクスSR（リンクスショールーム）」。ひと足お先に行ってみた(2011/7/14)
http://www.gdm.or.jp/pressrelease/201107/14_07.html

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リンクスSR（ショールーム）