returns to
エルミタージュ秋葉原
 Press release プレスリリース
 Home > Press release >[COMPUTEX TAIPEI 2010]今年は寂しい・・・でも少しは気になったビデオカードをチェックしておく 〜Radeon編〜
the Voices 秋葉原Shop生の声
the Price アキバShopプライス画像掲示板
Special Price アキバShop特価品情報
PC Calender エルミタージュ的ロードマップ
Press Room リリース・トピックス・情報
レビュー
Database エルミタージュ的データベース
Shop List 秋葉原Shopリスト
Akihabara Map 秋葉原Shop地図
Manufacturer List PCパーツメーカーリスト
Paet-time Job PC業界リクルート情報
Research 店員に聞く
携帯版エルミタージュ秋葉原
広告掲載について
情報・リリース窓口
About Us エルミタージュ秋葉原
プレスリリース
[COMPUTEX TAIPEI 2010]今年は寂しい・・・でも少しは気になったビデオカードをチェックしておく 〜Radeon編〜
2010年6月10日 14:04 更新
2010年6月1日〜5日エルミタ取材班
COMPUTEX
 
Radeon 今年の「COMPUTEX TAIPEI 2010」は新型のGPUが発表されたわけでもなく、また具体的な“何か”が控えているわけでもないために、ビデオカードについては比較的各社落ち着いた印象だった。もちろんPowerColorのように飛ばしていたメーカーについては、すでに別枠でお伝えした通りなのだが、ここでは「それでも少しは気になった、ビデオカードの新モデル」を駆け足で紹介しておきたい。まずは、今人気のRadeon編から。


■ASUS 価格は推して知るべし「HD 5870」Dual仕様の「ARES」

 ASUSTeKは「COMPUTEX TAIPEI 2010」開幕直前の5月31日に、台北市内のホテル(Grand Formosa Regent Taipeiという超高級ホテルだ)にて報道関係者向けの発表会を開催したのだが、ご存知の通りメインはタブレット型端末「Eee Pad/Eee Tablet」だった。その会場内に展示されていたのが「ARES」である(その後、TICCのメインブースでも展示された)。

Radeon Radeon
報道関係者向けの発表会でお披露目となったRadeon HD 5870×2基のDual GPU仕様となるVGA「ARES」。価格は1000$以上で限定出荷が予定されている

 「ARES」は、同社のゲーマー向けブランドである「R.O.G」シリーズの製品。Radeon HD 5870×2基のDual GPU仕様となるVGAで、コア/メモリクロックが850MHz/4800MHz(1200MHz GDDR5)、搭載メモリがGDDR5 4GBというスペック。銅シンクには8mm径ヒートパイプが計8本も組み合わされている。同社の日本担当によると「国内にも数本入荷予定で、価格は1000$以上は確実ですね」とのこと。先日、秋葉原でも発売となったRadeon HD 5970のメモリ4GB版が約117,000円で販売されたことを考えれば、さらにハイエンドとなる「ARES」の価格は推して知るべしである。

 なお、人気のため完売したメモリ2GB版のRadeon HD 5870モデル「MATRIX 5870 P/2DIS/2GD5」だが、再度国内向けに出荷があるとのこと。買いそびれたユーザーは要チェックといえるだろう。

Radeon Radeon
出力インターフェイスは、HDCP対応HDMI×1、DVI-I×1、DisplayPort×1という意外に普通の構成。ただしカードの高さがあるほか、PCI-E電源コネクタは8pin+8pin+6pinという、かなりイッてる仕様。まずは電源ユニットを探すところから始まりかねない


■TRIPLEXブースで見た、1Solot仕様のVGA

 「お、5770の1スロ仕様かぁ」などと興味を惹かれてふらりと立ち寄ったTRIPLEXブース。なんとなく記憶のかなたに残るメーカー名なので、かつて秋葉原のどこかで見かけたことがあるのかもしれない。
 なかなかスタイリッシュなスラリと長い1スロット仕様の「Radeon HD 5770」のほか、同じく「Radeon HD 5830」の1スロモデルも。「HD 5830」を1スロにするなら、いっそのこと「HD 5850」を1スロにしろよと突っ込みたくもなるが、次の瞬間、担当者の口から信じられない一言が。
 「このHD 5770はDual GPUだ」。
 いやいや、仮にもジャパニーズPCメディアの端くれ、騙されてなるものかと、つたない英語で「This is Dual GPU?」と聞いてみた。すると、さらに信じられない一言。
 「in the future」
 「・・・・・」(お互い5秒くらい黙る)
 「え〜と、HD 5770のデュアル仕様、もし出来たらまた来ます」
と言い残し次のブースへ。

TRIPLEX TRIPLEX
スタイリッシュなスラリと長い1スロット仕様の「Radeon HD 5770」。もし日本でも同GPU発売当初にあれば、意外に人気となっていた予感もするデザインである。写真右は、デュアル仕様と言われて慌てて裏面を確認する筆者。次いで横からも覗いて必死に基板上のGPUを確認しようとしたその時、衝撃の一言が発せられる

TRIPLEX
こちらは「Radeon HD 5830」の1スロモデル。前述の「HD 5770」と全く同じ冷却クーラーで平気なのか?という疑問もないではないが、どうせならここは「HD 5850」を1スロにというのは万国共通の見解だと思うのだが


■Bigfoot Networks

 Grand Hyatt Taipei内のプライベートブースにはBigfoot Networksなどという、なかなかマニアックなメーカーもある。とはいえアキバ的には知られたメーカーでもあるので中を覗いてみると、PowerColorブースで紹介した「Radeon HD 5770」にNPU(Network Processing Unit)を組み合わせた"例"のモデルが展示されていた。いや、厳密にはPowerColorでも見たものと冷却クーラーが異なるので、あえて紹介したい。

国内ではあまり見かけないTuL(PowerColor)と記載されている「Radeon HD 5770」+NPU(Network Processing Unit)の変則カード。おそらく国内でお目にかかることはないモデルだろう

 両モデルとも、どうやら基板は同じ。国内ではあまり見かけないTuL(PowerColor)と記載されているためか、こちらのほうにより新鮮味を感じてしまう。

 日本ではまだまだニッチなゲーマー向けのLANカードだが、こと今年の「COMPUTEX TAIPEI 2010」では、個人的になにかと見かける(といってもPowerColorとBigfootだけだが)機会が多かった。どうせ10,000円を出してLANカードを買うなら「やはりIntel製を」と言ってしまいそうなのは自分だけではないと思うのだが、今後の展開がやはり気になるメーカーのひとつといえるかもしれない。

Bigfoot Networks Bigfoot Networks
もちろんLANカード単体も販売中。国内では見かけないパッケージが多数山積みにされていたので、その中からいくつか拝借。「日本でも今まで以上に積極的に展開していきたい」とは担当者の弁である

TEXT/取材:Tawashi

ASUSTeK Computer Inc.
http://www.asus.co.jp/
TUL(PowerColor)
http://www.powercolor.com/
Bigfoot Networks
http://www.bigfootnetworks.com/

おすすめ記事l
アジア最大級のPC見本市「COMPUTEX TAIPEI 2010」記事インデックス
http://www.gdm.or.jp/pressrelease/201006/computex_index.html


TOP

リリースTOP
 
 

TRIPLEX
かつて秋葉原のどこかで見かけたと思いつつ、なかなか思い出せないTRIPLEX。帰って調べてみたら、その昔「GeForce4 Ti4600」カードなんかを出していた。ちなみに、コンパニオンのお姉さんは日本語を少々嗜む
 
 
 
GDM Copyright(c)1997-2012 GDM Corporation All rights reserved 掲載記事の無断転載を禁じます