エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.716

世界初の7nmプロセス採用ゲーミンググラフィックス、AMD「Radeon VII」検証

2019.02.07 更新

文:エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹

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ベンチマークテスト:3DMark Time Spy

まずは、定番3Dベンチマークソフト「3DMark」のDirectX 12対応テスト「Time Spy」のスコアを確認していこう。今回はハイエンドグラフィックスカードということを考慮して、プリセットはWQHD(2,560×1,440ドット)解像度の「Time Spy」と、4K解像度(3,840×2,160ドット)の「Time Spy Extreme」を選択している。

radeon_vii_101_Timspy_620x560

まず「Time Spy」のスコアを確認すると、総合スコアは9000超え、Graphics scoreも8700を超えるスコア。フレームレートはGraphics test 1が60fps以上、Graphics test 2も50fps弱を計測し、WQHD解像度までなら重量級のゲームでも性能が不足することはないだろう。続いて「Time Spy Extreme」を確認すると、こちらは総合スコア、Graphics scoreとも約4200。フレームレートはGraphics test 1が30fps強、Graphics test 2は20fps強で、ゲームによってはある程度の画質の調整は必要になるだろう。ちなみに、先日検証した「GeForce RTX 2080 VENTUS 8G OC」との比較では約15%低い結果で、オーバークロック分を考慮したとしてもGeForce RTX 2080にはやや及ばない。

なおプリセットオーバークロックの効果は、「Auto Overclock GPU」はいずれも約5%向上。「Auto Overclock Memory」は「Time Spy」ではほとんど差はないが、よりメモリを大量に使う「Time Spy Extreme」では約4%と比較的大きな違いが出た。

ベンチマークテスト:3DMark Fire Strike

次にAPIにDirectX 11を使用する「Fire Strike」のスコアもチェックしていこう。プリセットは4K解像度の「Fire Strike Ultra」、WQHD解像度の「Fire Strike Extreme」、フルHD解像度(1,920×1,080ドット)の「Fire Strike」の3種類を選択した。

radeon_vii_102_fire_620x720

WQHD解像度の「Fire Strike Extreme」と4K解像度の「Fire Strike Ultra」については、スコア、フレームレートの傾向とも「Time Spy」とほぼ同じ。そして「Fire Strike」では、Graphics scoreが約27000、フレームレートはGraphics test 1で135fps、Graphics test 2でも100fpsを超える良好の結果だ。また「GeForce RTX 2080 VENTUS 8G OC」と比較すると、Graphics scoreはすべてのプリセットで上回る。特に「Fire Strike Ultra」では約4%の差が付き、広帯域幅かつ大容量メモリの効果がスコアに表れている。

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