エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.709

14TBに達したNAS向けHDD、東芝「MN07ACA14T」のパフォーマンスを計測

2019.01.05 更新

文:テクニカルライター・藤田 忠

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RAID1ボリュームで運用してみた

続いては2台の「MN07ACA14」をQNAP製NASに搭載し、RAID1ボリュームを構築。ギガビットLAN経由でのパフォーマンスを「CrystalDiskMark 6.0.2」で計測してみた。

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2台の「MN07ACA14」をNASに搭載だ
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問題なく「MN07ACA14」を認識、RAID1ボリュームを構成できた
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ランダムはNAS搭載キャッシュの影響でバラツキがでているが、シーケンシャルは安定

シーケンシャルリード・ライトはギガビットLANの上限となる118MB/secで頭打ちになっている。「MN07ACA14」の最内周パフォーマンスは、リード113.8MB/sec、ライト116.2MB/secなのでNASで運用する際は、全領域をネットワークの最大実効速度で使うことができる。また、ランダムに関しては、NASのキャッシュが影響してバラツキが出たが、単体の10倍程度のパフォーマンスを発揮している。

気になるところは懐かしいシーク音のみ

東芝の最新NAS向けHDD「MN07」シリーズの14TBモデル「MN07ACA14」を触ってきたが、単体はもちろん、NAS運用でのパフォーマンス面に気になるところはなかった。NASは2台によるRAID1ボリュームで2週間ほど動かしてみたところでは、特にファイルの読み出しと書き込みに問題はなく、NAS向けHDDとしての適性と安定性を示してくれた。

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ややマイナス要素ではあるものの、(常に鳴るわけではないが)懐かしいガリゴリといったシーク音を発するシーンがあるのはご愛嬌。最内周でも100MB/sec台の性能を発揮する速度性能は申し分なく、ガッツリデータが詰まった状態でも高速な読み書きが期待できる。回転振動などによるエラーを抑えるRVセンサーも搭載する、優れた信頼性も魅力。超大容量のデータを安全に格納してくれる“倉庫”として、十分期待に応えてくれるだろう。

協力:CFD販売株式会社

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